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廃屋

ラピス視点だよ

今まで人のために走ったことなんてあっただろうか…

全力で森を駆け上る。


「ルナ…ルナ…」


ルナは無事だろうか。私のせいで囚われてしまったのだろうか…関係のないルナを巻き込んじゃった…?

何で…どうしてこんな…


うわごとのように名前を呼びながら夜の森を走る。廃屋のことを知ってる人間は少ない。

じゃあ、あの人がルナのことを…?


思考が渦を巻く。頭がパンクしそうだ。

だんだん空気が薄くなる。息が上がってきた。

廃屋が見えてくる。ボロボロで不気味な廃屋。


「ルナ!!!」


扉を蹴破る。その衝撃で扉が壊れてしまったが気にしない。


「ラピス…!」


ルナは手足を縛られ、床に転がされていた。駆け寄ると、少し傷が目立つ。

許さない…私の大切な人を傷つけたなんて…


「ラピス!後ろ!」


ルナに叫ばれ、ハッと後ろを振り向くと白衣を着た男が私に杖を突きつけていた。


「…やはりお前か。」

「何だその口の聞き方は。ご主人様…だろ?」

「…やめろ」

「乱暴だねぇ。人間と関わって変わっちゃったのかい。」

「やめろ」

「そう言えば今君の名前はラピスちゃんか。前の名前はどうしたんだい?」

「やめろ!」

「なぁトーデ「やめろって言ってるだろ!!!」

「おやおや。嫌いかい?あの名前は。」


私の叫び声が廃屋に響く。ルナは怯えたような顔をして横たわっている。

ああごめんねルナ…ラピス・スピネは本当の名前じゃないんだ…


「じゃあ、ラピスちゃん?だっけ。昔の君に戻ろうか。」


遅くなってすいません。寝てました。


そろそろこのお話もラストスパートですね〜

え、早い?すいません…思いつきで書き出したもんで…

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