幸せとは
ラピス視点だよ
それから毎日同じような日々を送った。
戦場に出て、人の命を奪って帰り血まみれで帰ってきて、お風呂に入り、ルナに報告し、おにぎりをもらう。
その翌日、勉強会を二人で開き、ルナに教えてもらいながら部屋で勉強して…
とっても楽しい日々だ。とっても幸せだ。これ以上にないくらい。
昔とは比べ物にならないくらい。
すっごくすっごく楽しい。
でも、これもいつかきっと終わっちゃうんだ…
時々そう思ってしまう。
人間の命は儚く脆い。そして美しくて汚い。
矛盾しているが、人を殺し続けてそう思ったのだ。
人間はすぐ死ぬ。だからずっと一緒にはいられない。
自分の黒くてドロドロとした感情が溢れる。
その感情をフタで押さえ込んで鍵をかける。
楽しい時にそんな事考えたくない。
せめて…今だけでも…
そんなことを考えながら帰りの馬車に揺られる。
学校に着く。すぐお風呂に入ってルナの部屋に行く。
「ルナ?」
何度ノックしても返事は無い。今までこんなことあっただろうか…
不安になって激しくノックするも返事は返ってこない。
扉を蹴破る。
「ルナ!」
普段いるはずの部屋にルナの姿は無かった。
代わりに紙が一枚…
『ルナ・ダンカンは預かった。お前一人で森の奥の廃屋へ来い。』
それを見た途端私は駆け出した。
おーっとルナちゃんさらわれたね。大丈夫かな(他人事)
ではまた次回!




