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勉強会【2】
ラピス視点だよ
勉強会も終わり、夜がふけていく。
お月様が顔を出し、星達がきらめく。
ルナは教え疲れたのだろうか、眠ってしまった。まだ8時30分なのに…
そっと持ち上げてベッドに運ぶ。
すやすやと寝息をたてて幸せそうに眠るルナ。
そっと髪の毛を撫でれば口角が上がる。
「おやすみ。今日はありがとう。またね。」
声をかけたが起きる様子はない。よっぽど疲れたのだろう。
月に照らされた友達の寝顔は初めて見た日より穏やかなものになっていた。
そっと扉を閉め、暗い廊下に繰り出す。
明日からまた戦場だ。気は抜けない。
「ラピス・スピネ。」
「校長…」
廊下でばったりと出くわしたのはうちの校長で私を拾った人だ。
こんな時間に出歩くなんて珍しい。
「どうだ?友達は」
「…素敵です。」
「そうか…」
おやすみ、と言いながら暗い廊下にへ消える校長。
自然と欠伸が出てくる。もう寝よう…
少し駆け足で自室へ帰った。
校長先生だー
特に名前はないよ。
考えるのがめんどくさかったわけじゃないよ!(嘘です)




