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月の舞台
ルナ視点だよ
その日、ラピスを見ることは無かった。
朝も昼も夜も…一度も姿は見ていない。
昨日の騒がしさが恋しくなる。
…一人ってこんなに寂しかったんだ。
一度、人の温もりに触れたら一人には戻れない。
あの日のように庭のベンチに腰掛ける。
肌寒いが眠れないのでここにいる。
月が私を照らしてベンチ辺りが舞台のように染まる。
わたしには似合わないなぁ…
なんて考えたりして刻々と時は過ぎていく。
ラピスは帰ってこない。
「ルナ・ダンカン…まだ起きていたのか…」
「先生…」
医務室の先生がコーヒー片手にふらりと現れる。
その表情はやけに優しくて…
「ルナ・ダンカン。もう寝なさい。」
「でも…」
「大丈夫だ。アイツは帰ってくる。必ずな。」
「…ハイ。」
優しく微笑む先生を横目に月の舞台から去る。
明日には帰ってきてることを祈りながら…
お月様って綺麗だよね。
昼も好きだけど夜も好きだなぁ〜
皆さんはどっちの方が先ですか?




