雨が去って
三時間ほど前に一度更新をしております。まだ前話をお読みになっていない方は、一つ前の話からお読みくださいませ。
「一段落、ってとこか」
「――ええ」
「どうだ? もう、大丈夫か?」
「…………はい」
迎賓館。
すでに雨は止んでいた。
聞こえるのは庇から垂れる雨滴の音くらい。
城内もようやくそれなりの静けさを取り戻したらしい。
時刻は夜。
今、俺とセラスは廊下の壁に並んで話していた。
ムニンは事後処理が一段落したのち、先ほど湯浴みへ向かった。
スレイは治療を受けて簡易厩舎で休んでいる。
ホークの死体は、すでに運ばれていった。
ミラの者たちはまだ先の襲撃の後処理に追われている。
ホークの正式な弔いは後日行うそうだ。
そして――小山田翔吾の死体は存在していない。
すでに【フリーズ】を用いて処理した。
死体すら、残っていない。
小山田翔吾はもうこの世界から消えたも同然。
戻ってきてからまだ狂美帝と直接顔を合わせてはいない。
浅葱たちとも。
向こうは向こうで、まだ忙しいのだろう。
聞けば、追放帝と呼ばれる男が狂美帝の控える皇帝の間まで侵入したとか。
撃退、したそうだ。
俺が向かおうと考えた頃には、すでに終わっていた。
……勝利には浅葱が一枚噛んでいるようだ。
例の――奥の手か。
聞くに、どうもそれを使ったようである。
目撃者もそれなりにいるようだが。
あとでもっと詳しく探りは入れるべきだろう。
また、帝都へ押し寄せていた白き軍勢。
追放帝の死と呼応するようにして、溶解したという。
残った白い体液も雨が洗い流し、あとには何も残っていないとか。
狂美帝は、
”大魔帝が金眼の魔物を生み出すように、追放帝が生み出した生物ではないか”
そう推察しているという。
ま、大魔帝の場合は死んでも生み出した金眼の魔物は残るそうだが。
「ともあれ、だ。今回の狂美帝抹殺を狙ったとおぼしき帝都襲撃は、一旦凌いだと考えてよさそうだな」
「はい……少なくとも、おそらく第一陣は」
ちなみにミラ北部の国境付近に配置された大将軍ルハイトの軍勢。
彼らはまだ、引かずに残っている。
白狼騎士団といまだ睨み合っているという。
しかし。
今回の帝都襲撃が失敗したと伝われば、いずれ敵も撤退するのではないか。
白狼騎士団の動き。
今回の追放帝やら剣虎団と連動していたと見るのが妥当だろう。
にしても……
「ヴィシスのやつも案外、なりふりかまわなくなってきてるのかもな」
今回の動きにはどうもそういう印象が否めない。
詰めが甘い、というか。
「けど……剣虎団や小山田の存在は知ってたが、追放帝なんてのはどこから出てきたんだって話だからな。第二陣があって、想定外の戦力をまたぽんぽん投入されると困る」
「しかし、追放帝やそれが生み出した白き軍勢……今まで使わなかったのは、やはりトーカ殿の推察通り、何か理由があると考えるのが妥当に思えます。そう簡単には、投入できないのではないでしょうか」
「だろうな。温存ぶりを見ると、ノーリスクで使える戦力じゃない気はする……多分、勇の剣や第六騎兵隊の失敗がクソ女神に伝わったんだろう。で、投入せざるをえなくなった……見ようによっては、そういった戦力を投入しなけりゃならないほど――いよいよヴィシスの手駒が薄くなってきてる、って見方ができる」
いよいよ復讐実行に適した時機が迫ってきている、とも言えるか。
…………。
さて。
「……悪かったな。今回は、俺の読みが甘かったかもしれない」
「いえ……トーカ殿に、非はありません」
罪悪感を漂わせ、面を伏せるセラス。
小山田を殺した後のやりとりはホークの代理という男を中心に行った。
その男が来る前に、セラスたちに起こったことを聞いた。
ふぅ、と息をつく。
俺はやや軽い調子を意識し、
「しかし、ムニンにも困ったもんだな……」
「申し訳ございません。すべて、私の判断の甘さから起こったことです……すべて」
ムニンはギリギリまで判断を迷っていたそうだ。
セラスを助けるに入るか否か。
俺との合流地点まで行き、俺を呼んでくる。
これではどう考えても手遅れになる。
スレイも倒れた今、自分しかセラスを助けられない。
けれど自分では力不足なのもわかっている。
最後の最後に決断し、狂美帝へ助けを求めようと飛び立とうとした時――
俺が、現れたのだという。
「ムニンは自分を切り捨てられても、仲間を切り捨てるのはできないらしい。ま……そういう人格だから、クロサガの連中にも好かれてるんだろうけどな」
「…………」
「見捨てられなかったか、ホークを」
「……申し訳、ございません」
善人なのだ。
どうしようもなく。
よくも悪くも。
助けられる善人が目の前にいたら。
助けられるかもしれないと、思ってしまったら。
放っておけない。
つまるところ――高潔がすぎる。
あの姫さまの教育があったとしても。
姫さまは多分、セラスのその高潔さを残そうとした。
意図的に。
真っ直ぐで。
生真面目で。
あるいは、馬鹿正直な。
「トーカ殿、私は……」
「聞いた感じだと、今回はすべての決断が裏目裏目に出たな」
「……はい」
セラスは強くなった。
戦闘能力だけで言えば、十分すぎるほどに。
けれど。
ある部分においての駆け引きはまだ不得手なのだ。
二つのことを天秤にかける時も、おそらく即断ができない。
本人も今回それを強く実感したのかもしれない。
「……”剣”として、ようやく自信を持ってあなたの隣に立っていてよいと思えるくらいには……磨かれてきたと、思っていました」
セラスが自罰的に、切り出す。
「ですが、今の私の剣は我が主……王の存在があって初めて活きるものなのだと、痛感した気がしました。あなたが遠く離れてしまった時……私はどうあっても”セラス・アシュレイン”以上にはなれないのかも、しれず……」
「考えてみれば旅を始めてからここまで、離れて行動したことはなかったか。最果ての国の時もそこまで離れてなかったし、伝令でそこそこ素早く連絡がつくようになってたしな」
幸いだったのは、間に合ったことだ。
剣虎団の南進が想像以上に速かった。
それが怪我の功名というか、不幸中の幸いだった。
剣虎団と戦った町は帝都との距離がそこまで離れていなかった。
ゆえに、間に合ったとも言える。
”剣虎団を無力化し、南進を止め、帝都近くの砦にいた兵士たちが白き者たちに対し反撃に転じる”
それは達成できたので、戦果としてはまあ及第点レベルと考えていい。
避難民も、東側はほどほどに押しとどめることができた。
俺個人でやれる範囲としては、それ以上は無茶な要求だろう。
「トーカ殿、私は――」
「突き詰めれば、今回の件は俺の判断ミスでもある……いや、それもセラスにとっては辛い言い方かもしれないけどな」
セラスを過小評価していた、とも言える。
彼女の善性、真っ直ぐさ、生真面目さ。
俺が思うよりそれらは濃く、確かなものだったのだ。
……セラスは”俺”じゃない。
今回のことでそれを強く意識できた気がする。
結果的ではあるが。
ある意味、決戦前にそれがわかってよかった気もする。
俺は鼻を鳴らし、コッ、と後頭部を壁につけた。
「ま……合流した時に”このような状況だったので、その状態のホーク殿は切り捨てて逃げてきました”っておまえに報告されるのもな……」
なんつーか。
想像がつかない。
「…………」
「救うか、殺すか……悪人の方がよっぽど判断がやりやすいって話だ。ホークがもっと嫌なヤツなら、判断は簡単だったのかもしれないけどな……」
善人がかかわってくると厄介だ。
見方によっては、その存在は枷となる。
ましてや人質となれば、なおさら。
けれど。
善意を向けてくれた相手をないがしろにはできない。
それは。
叔父さんたちの意向に、背くことでもある。
俺にとってそれは。
大切な叔父さんたちを、否定することでもあるから。
「俺だって同じだ。同じ状況でホークを見捨てられたかどうか、自信はない。ただ――セラスも自覚はあるみたいだから掘り下げるつもりはないが――冷静さを欠いて行動しちまったのは、事実だな」
ま、俺だってセラスを咎められる立場じゃないか……。
俺だって感情面から小山田をすぐ始末しなかったのだから。
自分のやったことの重大さ、愚かさを存分に自覚させてから始末したい。
本来あそこはすぐ小山田を始末し”次”に備えるべき局面。
が――さすがの俺もやはり、冷静さを欠いていた。
言い訳はしまい。
「……ホーク殿の死が、わかったあとは……ムニン殿をなんとか無事に逃がし……スレイ殿の命を救い、私は……反撃の機会をどうにか、作れないかと……、……」
小山田の進化した固有スキル。
ただの攻撃だったら十分、勝ちに持って行けたのかもしれない。
が、動きを重くする……重力攻撃みたいなもんか?
装甲すらすり抜ける攻撃となれば防ぎようはない。
しかも、ホークの身を抱え守りながらとなれば回避――対処も難しかっただろう。
……チラッとセラスが話した”遺跡潜り”とやらも少し気になる。
小山田は、それで強くなったと話してたらしい。
「トーカ、殿――」
「反省の弁はもういい。あれだ……他の話題に」
「あ、では……その……剣虎団の方々、は?」
「全員、生かしてある」
スキルで眠らせて束縛し、とある家の地下に閉じ込めてきた。
もうとっくに目は覚ましているだろう。
「さっき来たホークの代理に閉じ込めた場所を伝えておいた。一応、処遇は狂美帝に一任するつもりだ。ただ、俺の意向も伝えておいたけどな」
「命は、奪わなかったのですね」
声にかすかな安堵感を滲ませ、セラスが言った。
「さっき言った通りだ。もっと嫌な連中だったら、もっと楽にやれた」
どいつも、こいつも。
剣虎団はやりづらくて仕方なかった。
襲撃をかけるタイミングを見計らいつつ、観察していたが。
どいつもこいつも――お人好しで。
自分が悪事を働いていると自覚していて。
それでも人質を守るために冷徹なる覚悟を、ミラの民から恨まれる覚悟を――
死ぬ覚悟を、決めていて。
「前に似たような戦いになった勇の剣の方が、何倍もやりやすかった。戦力的にはどう見ても、あっちの方が上なのにな」
似ているようでまったく違うというなら。
今回の小山田の件も、似たところがある。
安智弘は本心で、生まれ変わりたいと願って。
小山田は口先で、生まれ変わりたいと言った。
変わりたい。
やり直せるならやり直したい。
言葉自体は二人とも似たような言葉を口にしている。
けれど、まるで違った。
「…………」
俺がジッと見ると、微笑むセラスが疑問符を浮かべ首を傾げた。
「? え、ええっと……」
……嘘を見抜けるってのは、人を見る上で本当に重要な力だ。
俺のいた世界でこの力があったなら。
どれほどの人が――正直に生きようと、思うだろうか。
「あ、あの……トーカ、殿……?」
フン、と俺は微笑を浮かべた。
「普段から言ってるよな……おまえは嘘が、下手だって」
「私の、嘘……あの、何かおかしなところでも……、――あ」
俺は、セラスを抱き寄せた――自分の胸元へ。
とても強く。
「……もういい」
「ト、カ……ど、の――私、は……」
ギュッ、とセラスが俺の胸辺りの布地を掴む。
手は少し――震えていた。
セラスの頭を優しく手で包み込むようにし、俺は、努めて柔らかく声をかけた。
「怖い思いをしたな」
「わた、しは……その――」
小山田を殺す前――眠らせた直後のことである。
セラスは、すぐさまスレイの様子を確かめに走った。
小山田に声をかける前、俺はピギ丸に“本気でスレイがやばそうなら伝えろ”と指示していた。
それがなかったので、命に別状はないとわかってはいた。
が、やはり俺もまずスレイに駆け寄った。
ムニンもすぐ姿を現した。
ほとんど涙目の彼女は、とめどない謝罪の嵐を始めた。
少しムニンを落ち着かせてから、彼女にはスレイの応急処置を頼んだ。
そうして俺は、セラスと小山田を屋内に運んだ。
で、小山田を殺した後は、俺たちも事後処理に追われていた。
だからセラスは――今までずっと、自分以外の者に尽くしていたに等しい。
さっきまでも、自分を責めるばかりで。
反省の弁を、述べるだけだった。
けれど、判断を違えたとしても。
冷静さを欠いていたとしても。
どこまでも深く傷ついたのは――
セラスなのだ。
今、ようやく自分の精神の負ったダメージを処理できる状態になったのだろう。
セラスは俺に抱かれたまま……静かに、すすり泣き始めた。
時折しゃくりあげるも、言葉を発することはなく。
俺の胸に顔を押しつけ、ただ、静かに泣き続けた。
その間、俺は黙って、腕の中のセラスを抱いていた。
「おまえは……自分のことはいつも後回しだな、セラス・アシュレイン。今回のことにしたって、犠牲にしすぎなんだよ……自分を」
だから、
「そんなおまえが――俺はどうしようもなく、好きらしい」
布地を掴む手の力が、強くなった気がした。
「さっきは偉そうに言ったが、冷静さを欠いてたのは俺もだ」
セラスがピクッと反応し――すすり泣きが少し、弱まる。
「小山田とおまえと、スレイを認識した途端……珍しく、冷静さをほぼ完全に失った気がする。殺してやる、と思った。小山田を。ただじゃ殺してやらねぇ、とも」
「…………」
「ただ、殺したあと……つくづく、嫌にもなった。やっぱり俺はあいつらの……小山田の側の人間だ、ってな。真っ先に抱いた感情が――殺意、だったんだから」
本当に優しい人間ならそうはなるまい。
そう、叔父さんたちならきっと。
「いいえ……優しい方です、あなたは。誰がなんと言おうと、私たちにとっては」
「……おまえにそう言ってもらえるのが、わずかな救いかもな」
「トーカ、殿」
「ああ」
「二階の部屋に……一緒に、行っていただけませんか?」
「……わかった」
▽
迎賓館の二階――ある一室のベッドの縁に、俺たちは並んで座っていた。
セラスも大分、落ち着いたようだ。
今、俺はセラスの顔の汚れを拭いてやっていた。
ムニンは湯浴みに行ったが、俺たちはまだ衣服を替えただけである。
「あの……次は、私が」
今度はセラスに俺の顔を拭いてもらっていると、ドアがノックされた。
「あのぉ、あがりましたけど……と、というかここなのかしら? セラスさんたち、この部屋にいる?」
「あ、ムニン殿……ええ、ここにおります」
「入っても問題ないぞ」
「あら? 若い二人のお楽しみ中に……お邪魔じゃないかしら?」
「別に、見られて困るもんじゃない」
「ト、トーカ殿っ……」
「…………」
いや実際、今の状況は人に見られて困るもんじゃないだろ。
セラスが何を想像したのかは、まあわかるが。
「あら、湯上がりのわたしよりお熱いわね♪ では、失礼しまーす」
湯上がりのムニンが入ってくる。
……もうちょっと、露出には気を配っていいだろ。
「ん……その、さっきはごめんなさいね? あの時は、二人の方こそ大変だったのに……わたしったら感情の整理もつかないまま、自分ばっかり取り乱しちゃって……」
あの謝罪の嵐のことか。
「もう気にしないでいい、って言っただろ」
「んふ……もぅ、主様は優しいんだから……」
ちょっと薄目っぽく、もじっとしたポーズを取るムニン。
湯浴みのおかげか、ムニンも大分平常運転に戻ったみたいだ。
正直、さっきまでは見てられなかったからな。
「あ、あの……トーカさんは大丈夫? その……今回のこと、相手はトーカさんと同じ……あ――ご、ごめんなさいっ。ちょっと配慮が足りなかったわねっ」
「いや、いいさ……実際、小山田を殺したことに後悔は湧いてない」
人は、たくさん殺してきた。
しかし今回殺したのは同じ教室で学び、共に時間を過ごしたクラスメイト。
何か特別な感情が湧くかもと、思っていた。
が、思った以上に何も感じることはなく。
悲しみもなければ、後悔もない。
初めて聖なる番人を殺した時とさして変わらず。
いわゆる“正しい感情”はついに、湧いてこなかった。
ある程度スッキリはしたが。
やっぱあいつらの息子なんだろうな、俺は。
「ム、ムニン殿……元気を出してください。あなたの気配りには、感謝しています」
「ち、違うわっ……怖い思いをしたのもセラスさんの方だものっ……わたしなんて、ずっと葛藤していただけで……この中だと一番年上なのに……」
声がちょっと震えていて、はふぅ、とまたちょっと涙目になるムニン。
やっぱ人のこととなるとけっこうメンタル弱い気がするぞ、この年上。
……仕方ない、空気を変えるか。
「ところで、ムニン」
「え? あ、はい……何かしら?」
「俺が無事に戻ってきたら、抱きしめながら思いっきり甘やかしてくれるんだったな?」
「へぇえ!? あ――そ、そうだったわねっ……うふふ♪ そ、そうねぇ……セラスさんがいいんだったら、いいけど……っ」
……切り替えは早いよな。
それも気遣いなんだとは思うが……だよな?
セラスは頬を指先でかきかきしながら、朗らかに苦笑する。
「わ、私はトーカ殿が望むのであれば……必要なことと、信じていますので……」
いやそこは普通に引いてくれていいんだぞ、セラス……。
俺を、信じすぎだ。
相変わらずの自分の株価の高さに、驚きとかすかな罪悪感を覚えていると――
――コツ、コツ――
「あら? 何かしら?」
ムニンがカーテンを開ける。
ガラス窓の外には、ちょっと突き出たスペースがある。
そこに、一羽の白い鳥がいた。
「脚をやたらと、窓にぶつけていますね……」
俺たちが顔を出すと――鳥が、ひっくり返った。
こちらに腹を見せた。
「待て、セラス」
俺はそっと窓を開ける。
セラスも今ので気づいたようだ。
そう、ひっくり返って腹を見せるのは――合図。
この鳥はつまり――
「エリカの、使い魔か」
これにて第九章完結となります。九章も最後までお付き合いくださりありがとうございました。
そして、300話も続けてこられたのも皆さまのおかげでございます。こちらも、感謝申し上げます。
九章はついにトーカが”三森灯河”としてクラスメイトと相対した章ともなりました。
片一方で、狂美帝の章といえば狂美帝の章だった気もします。
また、八章あたりからクラスメイトたちとトーカが交差することも多くなってきました。
次の十章ではどうなっていくのか、ゆるゆると見守っていただけましたらありがたく存じます。
十章も、これまでと同じく間章を挟んでの開始を予定しております。
また、九章連載中にご感想、レビュー、ブックマーク、評価ポイントをくださった皆さま、ありがとうございました。皆さまのご声援、お気持ちを心の支えにしつつ、そして今後の糧にしつつ、少しずつがんばってまいりたいと思います。
ありがとうございました。




