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謝り
あれからもう何年たっただろう。今は、アメリカでFBI捜査官になり仕事をしながらあいつを追っていた。そして、見つけた。
「おやおや、これは。」
「お前は・・・」
と言い、銃を向けた。
「お前にできるのか。」
「今の俺は、あの時の俺じゃない。しかも今はFBI捜査官だ。お前は国際指名手配されている。今すぐ、銃を捨てろ。捨てないと、お前を撃つ。」
「俺が一体何をしたっていうんだ。」
「お前は、強盗、誘拐、そして殺人2件。」
と言うと、犯人は逃げた。
俺は、勇気をもってそいつを撃った。そいつを遂に捕まえた。俺は、このために捜査官になった。
時は流れ、日本に帰り、墓参りに行った。 その帰り道に誰かに見られているような気がした。後ろを向くと誰もいなかった。でも、なんかあいつがいるような気がした。そして、最後に、
「あの時いなくなってごめんね。今までありがとうね。」
って聞こえた。もう2度と幽霊をみることはなくなった。




