第23話 族の頭楽羅
【まぁイイか…合格みたいだし】
『そういえば龍泰殿歳は?』
【…歳…何歳だ?…わからない…見た目18くらいだから…】
『18歳です』
『おぉ娘は16歳だ、紹介するとしよう、操〈みさお〉』
『はぁい、ちょっと待ってねぇ〜』
『早くなさい』
『はいはい♪』
『娘の操だ、これからは龍泰殿が護衛してくれる腕は確かだから安心なさい』
『操です♪よろしくね!』
『宜しく』
握手をしながら言う
『今日はもう遅いから明日から頼むとしよう』
『はい、では…』
『あぁ龍泰殿』
『はい?』
『今日は我が家で食事をとらぬかね?』
『有り難いのですが連れが居ますので…』
『ならばその方もお招きしましょう、食事は多い方が楽しいですし』
屋敷の奥から声が聴こえる
『おぉ加奈〈かな〉起きて大丈夫なのか?』
『えぇ大丈夫ですわ、妻の加奈です、宜しく御願いしますわ』
『あっ宜しくお願いします』
握手しながら言う
【握手って基本なんだな…】
『あっご飯イイんですか?』
『えぇ勿論よ』
『ぢゃぁ呼んできますね』
『ではまた』
『失礼します』
【夢?に出てくるあの子は誰なんだ?…】
帰路につきながら龍泰は思った
『ん?』
『待ちな!』
『なんだ?』
【昼間のチンピラか】
『へっ昼間はどうも、お頭がやり返してくれるってんでねぇ』
『薄汚い手口、やっぱり山賊だったか』
『薄汚いだぁ?アハハ正義のヒーロー気取りか?あぁ!?』
『だとしたら貴様らはただの子役だな』
『へっデケェ口叩いてな!すぐに痛い目見んのはテメェの方だからなぁ!』
『コイツらの頭やってる楽羅〈らくら〉だ…薄汚い手っつったなぁ?俺は筋通さなきゃ気がすまねぇ質だ、どこが薄汚かったんだ?』
【確かにコイツは目が綺麗だ、あんなクソな奴らと同じ考えとは思えないな…】
龍泰は昼間の一件を話すことにした
『…ってわけだ』
『…話が違うな…』
【やっぱりな…】
あの3人組の姿はない
『すまなかったな…下の責任は上の責任でもある』
『あぁイイさ』
『いやあの3人にはキツく言っとく、また3人連れて謝りに来る、名前聴いといてイイか?』
『龍泰だ、よろしくな』
『あぁ、よろしく』
『ぢゃぁな!』
『あぁ』
【忘れた記憶取り戻せねぇのかな?気になって仕方ねぇ…】
またそんなことを考えながら帰路を急ぐ龍泰
『龍泰さん、お帰りなさい』
『ただいま、今帰ったとこか?』
『はい』
『仕事は?』
『見つかりましたよ、龍泰さんは?』
『見つかったよ、晩ご飯誘われたんだ、勿論麗も一緒に』
『ほんとですか!?』
『あぁ、あと敬語は使わんでイイ』
『あっはい』
『支度してすぐ出るぞ』
『はい』




