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一人で

翌週。

会社の昼休み。私は心臓の鼓動を抑えながら、廊下の端に立っていた。

今日は美咲と一緒じゃない。彼女は別のフロアの隅で、私と同じ実験に挑戦しているはずだ。


(……大丈夫。今日は一人で)


私は深呼吸をして、太ももをきゅっと締める。朝から水を飲み続けていた膀胱はすでに限界。

スラックスの腰回りがぴったりしていて、少しでも動けばすぐに出てしまいそうだ。


私は壁に手をついて目を閉じた。

「……よし」

次の瞬間、熱い流れがじわりと広がった。

太ももの内側をすぐに濡らし、スラックスの布地を濃い色に変えていく。

ぱちゃぱちゃと溢れる音が廊下に響き、足元に小さな水たまりが出来ていった。



私は頬を真っ赤に染めながらも、最後まで出し切った。

羞恥心はまだ胸を締めつけているけれど、どこかで小さな達成感もある。


こうして私は、会社で「初めての単独の挑戦」を終えた。


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