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解放感

居酒屋を出て私と茜は歩き出した。茜の話は衝撃だった。思い返せば、この世界になって私もカフェでわざと失禁したことがあった。恥ずかしくて二度としないと思ったけれど。


飲み屋街だからだろうか、失禁している人が多い。OLの女性がしゃがみこみ、女子大学生の集団が煙草を片手に立ちながら「やばーい!」などという声とともにそれぞれ衣服を濡らしている。そんな光景を横目に見ながら歩いていると、駅前の大通りに出たとき、茜が言った。


「そろそろかな……彩、こっち来て!」


私は茜に手を引っ張られ、道の端へと寄った。


「今日、仕事中から我慢しててさ。同級生の前でしてみたかったんだよね~」


よく見ると、茜は脚をきつくクロスさせていた。スカートの裾が震え、表情は眉を寄せて唇を噛みしめる。大学生の時に見慣れていた“我慢の顔”だ。彼女の手は白いスカートの上をぎゅっと抑え込み、時折小刻みに震えていた。


「そろそろって、もしかして……」と私が言うと、


「うん、もう限界」


茜は息を吐くように答えた。


次の瞬間、茜は白のスカートをまくり上げ、太ももをさらけ出した。少し足を広げ、細く長い脚が夜の街灯に照らされる。その中心には、純白のパンツ。ぎゅっと抑えていた手をどかした途端、彼女の体がびくりと震えた。


「あっ……」


声と同時に、パンツの前面に濃い染みがじわじわと広がり始める。布の色が瞬く間に変わり、そこから透明な液体が勢いよく溢れ出した。


シューッという音が夜の街に響き、太ももを伝って流れ落ちる。足元のアスファルトに水たまりが一瞬で広がり、波紋をつくりながら小川のように流れていく。


茜は目を閉じ、頬を赤く染めながらも、恍惚としたように小さな吐息をもらした。


「……はぁ……」


大量の尿は止まる気配もなく、まるで堰を切ったように勢いを増していく。両足の間からは蒸気が立ちのぼり、夜風に混じって温かい匂いが漂った。靴の先まで濡れ、靴下はぐっしょりと貼り付いている。


やがて最後のしずくが滴り落ちたとき、アスファルトには大きな円形のシミが残り、街灯に照らされて輝いていた。


すべてを出し切った茜は、肩で息をしながらスカートをそっと下ろし、照れ笑いを浮かべて私に言った。


「……漏らしちゃった……でも、気持ちいい」


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