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とある日の会社の帰り

※お漏らし・失禁描写を含みます。一般的な性的シーンはございません。

同棲中の彼氏と最寄り駅で一緒になり、その帰り道。

私は会社からずっと尿意を我慢していた。

膀胱が張っているのが自分でもわかり、歩くたびに下腹部が重く響く。

「もうすぐだから…大丈夫」

そう自分に言い聞かせながら、彼氏と一緒にアパートへ急いだ。


玄関の前で鍵を探す指が震える。焦りすぎてなかなか脱げない。

その瞬間、下腹部に鋭い波が押し寄せてきて、じわっと熱いものがジーンズの中に広がった。


「やば…!」

声を上げると同時に、彼氏が「大丈夫?」と心配そうに覗き込む。

見られてはいけない、と思えば思うほど身体は言うことをきかず、じわじわが次第に止められなくなっていく。


階段を駆け上がり、靴を脱ぐ余裕もなくトイレに駆け込んだ。便座を見た瞬間、堪えていたものが一気に解放される。

「だめ、もう止まらない…!」

必死にジーンズのボタンを外そうとするけど、指がもつれて間に合わない。温かい液体が太ももを伝い、ジーンズの布地を通して流れていく。


座り込んだときには、すでに靴下まで濡れていた。

その瞬間、背後でドアの隙間から「…彩?」と彼氏の声が聞こえた。


胸が締め付けられるように熱くなる。尿が流れ出ていく感覚と同時に、羞恥が全身を焼くように広がる。

「見られた…私、彼氏に…」

目の前がぐらぐらして、呼吸が苦しくなった。大人なのに、恋人の前で子どものように失禁した現実。


涙がにじんで視界がぼやける。

温かいはずの液体は、もう冷たく感じるほどに自分を責め立て、羞恥と惨めさで押し潰されそうになった。


便座の目の前で、力尽きたように尿が流れ出た。

太ももを伝って靴下まで染み込む感覚が止まらない。

温かさと同時に、背筋が凍るような羞恥が押し寄せる。

「…大丈夫?」

廊下に立つ彼氏の声が聞こえた。

心臓が一気に早鐘を打つ。

私は慌てて便座に腰を下ろし、ジーンズの上からタオルを押し当てた。

「だ、大丈夫! ちょっと急いでただけ…!」

声が震えているのを自分でも感じる。

けれど濡れた布が肌に張り付く感覚は隠しようもなく、わずかに「ぽたっ」と床に落ちる音が耳に刺さる。

彼に聞こえていないかと不安で、呼吸が浅くなる。

(お願い、気づかないで…見ないで…)

羞恥で顔が熱いのに、同時に冷や汗が背中を流れていく。

「無理してない?」

彼氏が近づこうとする足音に、私は慌ててドアを押さえた。

「だ、大丈夫だから! ちょっと…一人にして!」

震える声に、自分でも惨めさを感じる。

でも、見られるよりはマシだと思った。

便座の上で、濡れたジーンズが冷たくなっていく感覚に、ますます羞恥心が深まっていく。

(なんで…なんで彼の前で…)

涙がにじみ、私は必死に袖で目元を拭った。

誰にも知られたくない失敗を、もっとも見られたくない人に隠そうとしながら。

便座に座り込んだまま、私は必死に濡れたジーンズを隠そうとしていた。

タオルを押し当て、声を震わせながら「大丈夫だから」と繰り返す。


でも布が肌に貼りつく冷たさと、床に落ちるしずくの音は、隠しようがなかった。


「…ねえ彩」

彼氏の声が少し低くなる。ドアの隙間から、私の足元に視線を落としたのだろう。

沈黙のあと、ためらいがちな声が続いた。

「…漏らしちゃった?」


一瞬、呼吸が止まった。

全身がカッと熱くなる。心臓の音が耳に響いて、言葉が出ない。


「違…これは…」

苦しい言い訳が喉につかえて、結局、何も言えなくなる。


その間にも、冷えたジーンズが肌に張り付き、足首を伝う感覚が自分の失敗を突きつけてくる。

(もう隠せない…全部、バレた…)


羞恥で胸が押し潰されそうになる。涙がにじみ、声にならない嗚咽が漏れた。


彼氏はしばらく黙ったまま、ドア越しに立ち尽くしている。

その沈黙が、慰めよりも恥ずかしさを何倍にも大きくしていく。


「…ごめん…見ないで…」

やっと絞り出した声は震えていて、子どものように弱々しかった。


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