設定その他
九頭竜聖:男。18歳。コロと番の関係にある。性格はやや直情的+無知。無知なのは高校中退と生活費を稼ぐのに必死でそれ以外を学ぶ余裕が無かった為。
両親は海外出張中、武装組織の襲撃を受けて死亡、更に支払われた死亡保険金を親戚に奪われた為、学業と並行してバイト漬けの日々を送る。近隣に住む神戸からプロトディーヴァを買い、コロと名付け、以後を共に過ごす事になる。
近隣住民の手伝いを安価で引き受けていたが、直ぐに生活が立ち行かなくなった。時給が良いという理由で黒鉄通運に入社、誠実に仕事をこなしていたが質の悪い連中に目を付けられ小間使いとしてこき使われるようになった。それでも生活の為にと受け入れていたが、頑なに搭乗を拒否する鋼に乗せられ、事故を起こした。極めて簡素な操縦方法での事故に焦った連中に責任を押し付けられ、同社を解雇されるところから物語が始まる。
出生時の共鳴レベルの検査において0判定された為、無能力者という分類に入る。人を助けるという両親の教えは彼の事情も強く絡んでいた。
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コロ(プロトディーヴァ):遥か遠い未来に起こる「絶望」への対抗策として製造された超兵器「ヴァルナ」の制御用AI。女性型の人格を持つ。年齢:製造から最低でも数億年だが物語開始3年前まで一度として起動していない。精神年齢は3歳ほど。九頭竜聖と番の関係にある。人間形態への変異時の外見年齢は円滑交流を目的に九頭竜聖の年齢±3歳になるよう調整された(衣服は聖の通う高校の制服)
イクスの元から強奪、地球に持ち帰った直後、まるで何かに惹かれるように自律起動、共鳴を始めた。神戸は急いで制御用AIの機能を封印後、調査を行い九頭竜聖を特定、預ける機会を窺っていた。その後、両親の死亡を好機と判断した神戸の手によりヴァルナから仮の体躯へと移され、危機に応じて段階的に機能を解放するよう調整された後、九頭竜聖の元に渡った。
製造者はイクスと神戸が「主」と呼び慕う存在。ヴァルナと同じく両者でも全機能を解明できない程の技術が詰め込まれており、神戸は記録と機能の一時的な封印、イクスは制御コードの解明と劣化複製品の製造で精一杯だった。主がどの程度を見通していたか定かではないが、少なくとも肉体の獲得は可能だった模様。また、肉体を再構成した際にエルザの魂を取り込んだ。何かの切っ掛けで目覚めるかも知れない。
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ヴァルナ:鐵の元となった機体。遥か遠い未来に起こる戦い「絶望」に備え製造された、人類の搭乗を前提とした最強の人型機動兵。神戸とイクスの主が持てる知識と技術、資材を投入した最高傑作で、作中時点で当該機体を超える兵器は存在しないと謳われている。
全高:(詳細未設定、20~30メートル程度を想定)
重量:(詳細未設定、重すぎず軽すぎず)
速度:(詳細未設定、最大で光速の20~50%程度+空間転移解禁後は実質光速越え)
動力:宇宙に偏在する暗黒物質を動力とする「アートマン」 / 共鳴現象をエネルギーに転換する「ブラフマン・フレーム」
装甲:結合強度を極限まで高めた原子同士を共有結合させた超硬質装甲。エネルギー供給を受けると更に高質化、組み込まれた超高性能ナノマシン「ソーマ」が活性化、損傷を即座に復元する
特殊能力:攻撃を別空間に逸らす上位防御兵装「サンサーラ」 / ??? (因果律操作を行う未知の力)作中では攻撃の他、操縦技術との組み合わせにより生成した分身と本体の入れ替えや分身との連携も可能。理論上、機体を消滅させようが因果を逆転させて復活する
雑記:因果律に干渉する未知の力はミトラにも搭載されおり、本来は二機の共鳴により真価を発揮する予定だった。最終的にミトラ破壊の際、ヴァルナに吸収された。ミトラが復活出来なかったのはより強力な因果律操作により復活を否定された、制御用AIの不在、因果律操作を行う力そのものがイクスを否定した、など様々な要因が重なった為
※SWRシリーズの「ネオ・グランゾン」と「サイバスター」をいいとこどりした機体性能をしています
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鐵/鐵改:ヴァルナを参考に、人類でも製造可能なレベルまで機能、構造をデチューンした黒鉄重工製の人型兵器。
人類が持つ共鳴能力を動力源とする。同時に思考を増幅、駆動系に直接伝える事でダイレクトに動かすという操縦方法が採用された為、一番イメージしやすい人の姿を模している。搭乗者の共鳴レベルが高ければそれだけ運動性含めた機体性能も上昇、結果的に強力な性能を発揮する。代償に一部の人間にしか操縦できない機体となってしまった。この反省から鐵改が生み出された。
操縦系統は極限まで簡略化されている。誰でも操縦できることで操縦者=戦力減少を補う、共鳴レベルの高い操縦者を各地に転戦させる目的の為。
作中世界は鐵への操縦適性がそのままその人物の評価と呼んで差し支えない。適性が無い人間は適性者の補佐を行う。前線で危険な任務に当たる為、優遇措置がある=非適性者との差が生まれるに至った。
おおよそ以下の共鳴レベルに応じて機能が解放される。鐵改は下記の内、防御フィールドから先の機能が除外されている。また、それ以外の機能も鐵よりも低性能だが、代わりに低いレベルで使用可能。更に鐵との性能差是正の為、補助動力源が搭載されている。
起動:10
兵装強化:30
機体性能向上:60
防御フィールド:80
遠隔操作(武器):100
浮遊(滞空):120
飛行:170
遠隔操作(機体):200
鋼:鐵改を小型化、操縦を更に簡易化した機体。有能な人材発掘を目的として大型特殊自動車に分類された。専用の特殊免許なしでの操縦は法令違反、共鳴機能はオミットされている。
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神戸/イクス:主と呼ばれる何者かからの指示を受け、地球という惑星の監視を行う人工生命体。寿命はおおよそ500年。寿命前にそれまでの経験と知識を転写した自身の複製を生成しながら監視を継続する。
イクスが本来の監視担当で、神戸はイクスに何らかの問題(使命の放棄など)が発生した場合に起動して監視を代行する予備躯体。作中で一度殺されているが、複製を身代わりにする事で難を逃れた。
現代世界とは比較にならない程に高水準の文明を持っており、人型兵器や航宙船に空間転移、果ては惑星まで作り出す。その目的は未来に起きる「絶望」に対抗する戦力を探し、育て、送り出す為。
イクスは人類の可能性を探す為にもう一つの地球を作り、平和的なヴィルツの遺伝子を混ぜた人類を繁栄させた。しかし相変わらず人類同士で殺し合い続けた挙句、「絶望」に対抗する希望になり得る力も持っていなかった為、プロジェクトリバースによるリセットを決断した。
その最中、人類とヴィルツの間で発生する高レベルの共鳴に興味を惹かれ計画を一時停止、人類を危機的状況に追い詰めれば共鳴レベルが上昇するのではと考え、ヴィルツを操り、騙し、人類との戦争状態を長期間継続させた。
人類を直接手にかける行為は主の望みではないが、人類への幻滅が勝っていた為に自己を極限まで正当化、主や仲間の言葉を曲解してまで人類絶滅に舵を切った。
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共鳴:一般的には「振動体がその固有振動数に等しい外部振動の刺激を受けると振幅が増大する現象」だが、作中では全ての物質、存在が持つ固有振動パターンが生み出す共振として扱われる。単独では生み出せず、必ずペアとなる存在が必要。
発生条件は一定距離以内への接近+同一感情の共有。同一固有振動が近くにいるだけで即座に発生するとは限らない。人と物でも共鳴は発生するが、互いが同じ特性を保持しているだけ強力になる。
作中世界ではヴィルツに対抗する戦力を常に求めている関係で、出生時(+高校入学時)に共鳴レベルの検査が義務付けられている。高い人間は好待遇で軍や黒鉄重工に迎えられる可能性がある。また、操縦訓練が必修科目化している。
九頭竜聖とコロは固有振動が全く同じ「番」と呼ばれる存在。無限に近い固有振動パターンの中、全く同じパターンを持つ二者が同一時間軸上かつ極めて近い位置にいる状態は奇跡に近く、今まで一度として観測されなかった。番となる二者に発生するエネルギーは理論上無限とされ、ヴァルナはこの力を動力源の一部としている。
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ヴィルツ:裏地球由来の知的生命体。性格は穏健で平和的。人類への攻撃理由は、「仲間が人間という檻の中に閉じ込められている」とイクスに唆された為。誤認の理由は人類の脳にヴィルツの遺伝子が使用されており、その影響からヴィルツと同じ固有波長|(念動力などの超能力的な要素)を確認した為。
親が交戦していると語った未知の敵の正体は過去、イクスが送り込んでいだ戦闘用自動端末。ヴィルツの中から新たな希望を選定する為に用意した仮想敵。計画の為にその存在を利用しただけで作中未登場。
停滞期が存在する。当該時期は完全が鈍る。停滞期=夏。また、熱帯地域も同様。停滞期に合わせて資源採掘などを行っている。但し死と隣り合わせなので犯罪組織が貧困層などを使い、違法な資源採掘活動に従事させるケースが頻発している。※黒鉄重工始め世界中で黙認、秘匿している。
物体に干渉するほど極めて優れた強力な念動力を持ち、中には空間を歪めるほどに強力な念動力を周囲に展開、熱帯での活動を可能とする個体も存在する。
形状はウミウシの様な軟体不定形生物。物理に極めて高い耐性を持つ反面、熱に極端なまでに弱い。この為、専ら外殻を纏う。浸透圧の関係で海水に弱いが、念動力や外殻を纏う事で移動を行う事も可能。イクスにより人間の脳を取り込み共存した個体が存在する。そう言った個体は鐵の兵器への対策目的により強固な外殻を纏っており、その外見から「殻付き」と呼称される。
親:地球側を統括するヴィルツ。転移用ゲートの守護、および地球のヴィルツを制御する端末としての役目も持つ。種全体で意識を共有する特性を持つ特製を利用し、強力な親を介し他のヴィルツの意志に干渉した。
裏地球:聖達が巻き込まれた転移により初めて存在が知れた惑星。地球の公転周期の反対に位置するもう一つの地球。ヴィルツ側の惑星こそが本来の地球で、現行人類が住む惑星が裏地球と表現するのが正しい。現在の地球はイクスが別の惑星を転移させ、公転軌道に乗せた後、環境を整えた。
裏地球の気候や各種組成は地球と同じになるよう調整された。また、地球人の文化や建築様式を学習させた自動建築システムが稼働している。高度な人工知能や自律的な建築機構が存在しており、それが自動的に地球と類似した建造物を今現在も建築し続けている。
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地球の情勢:航空技術は停滞しており、技術はあるが好んで生産していない状態。大陸間の物資、人員は海上輸送が中心。船舶の動力源は鐵と同じフレームが採用されており、退役兵の再雇用先となっている。
現実世界よりも安価で、速く、安定して大量の物資を運搬可能な船舶が世界中の海を爆走中。海上以外の輸送、移動手段に関する技術全般も黒鉄重工が世界中に提供している。
現存する都市は、海上輸送が中心となっている関係から港湾の周囲に発展している。それ以外は安全圏とそれ以外で分かれており、安全圏は農地に転用、それ以外はヴィルツの支配下にある為に放棄された。
日本の場合、名古屋港/東京港/横浜港/神戸港/大阪港/北九州港/函館港に人口が集中しており、それ以外の平地は農地という設定。都市圏以外のインフラは海上輸送に全振りした為、農地周辺は手厚いが、それ以外は物資運搬用に道路が整備されている程度。鉄道、及び航空はほぼ廃れ、諸々の資材は鐵に回された。
対ヴィルツ用に共鳴レベルの高い人物の探査と徴集を目的に、共鳴レベルの調査が行われる。タイミングは出生時と高校必須科目の操縦訓練時の二度。二度行われる理由は出生時の共鳴が不安定な事と高レベル者の見逃しを兼ねた再調査目的の為。
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世界観:本作は作者が考えた共通世界観の歴史に準じており、他サイトに投稿した作品でその後や詳細について触れられています。※ノベプラ/カクヨム/アルファポリス
時間があれば投稿するかもしれません。
作中での惑星、及び地域名は本来は別なんですが、分かりやすさを重視して地球としました。




