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怪物の視界線

作者:津木乃詩奇
 平安時代末期、悪霊が見える少年と家族を壊された少女が出会い、都に巣食う「怪物」の正体を暴いていく物語

 幸福な日々を過ごしていた譜。
 ある日戒という少女が家に引き取られてきたことで崩壊していく家族。

 そんなある日、月子という不思議な能力を持った少女に出会う。月子と戒が対峙しているところを見た譜は、月子の言葉で戒には人を縛る力があることを知る。

 月子から「怪物」だと罵られたことに腹を立てた戒は、「お前も怪物になるといい」と、月子に呪いをかける。
 気を失った月子を譜が助けた時、戒から家族を壊されたことを打ち明けるのだが、月子は呪いをかけられたことで、戒の記憶を失っていた。でも「寿院を探すといい。きっと助けてくれる」と月子が言う。それから月子とはもう二度と会うことはなかった。

 寿院を探しながら譜は、幸せだった頃の家族を取り戻そうとする。

 その頃、寿院は都で噂になっている『呪い屋』の調査をしていた。しかし、調査は一向に進まなかった。

 一方、寺で育った隆鷗は、死んだモノを見ることができた。悪霊と化したものを滅する力も持っていた。

 悪霊にまつわるいろいろなことがあり、心を痛めてしまった隆鷗は、寺を出ることを決めた。そして同日、最後に因縁の悪霊と戦った。

 しかし、悪霊はこれまで見たことがない凶悪な「怪物」だった。
 戦いは隆鷗がやや優先だったが、最後に逃してしまう。

 「怪物」を追いかけ隆鷗は、都へと向かう。
 そして、寿院の元に身を寄せ、悪霊を探す傍ら寿院の仕事、妖や物怪退治を手伝っていた。

 やがて、隆鷗が追いかけている凶悪な「怪物」と、譜の家族を壊した戒、寿院が調べている『呪い屋』が繋がっていく。

 「月下回廊」の続編。※現在別のところに置いてます。
歪な呪いの文字
2025/01/13 20:00
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