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二話 一週間後

遅くなりました。

後書きの方に執筆の事など書かせてもらいます。

一話読んでくれてありがとうございました!

読んでくれている方のためにもこれからも書きます!

「兇さんどうしたんですか……?」

「おにぎりと水だ分けて二人分ぐらいしかないがな」

 それだけ言って出て行った。



「おにぎりですよ! それにお水もあります!」

「それは分かるが問題になったな」

「おっさんそれってどういう事だ?」

「お前、おっさんじゃない岡田さんだろうが!」

「お、何だ金髪まだ居たのか静かだからてっきり居ないのかと思ってたわ」

「お前ってやつは元気だな……」

 張り合いのないやつだな俺が元気なのか?



「おっさん問題ってなんだよ」

「無論、誰が食べるか或いは食べないかだ後、おっさんではない岡田だ」

「そんなの簡単だろ食べたくないやつはそのまま食べるやつは皆で分ければいいだけだろ?」

「お前一人だけ食べようとは思わないのか?」

「思わないねそれこそ喧嘩になるだろだったら分ければいいだけだろ」

「お前突っかかってくる割りにはちゃんと考えてるんだな」

「さっきみたいな事にはもうなりたくないしな……」

「そうだな……」



 結局、食べたいやつらが話し合い皆で分ける事にしたようだ。

 それから数時間後の事だった。



「うっ……お腹が痛い」

「俺は頭だ……」

「おいお前等大丈夫か?」



 結局、兇さんや忍の人達が来て痛みを訴える者を連れて行った。兇さんがドアから出ていく時、口角が上がったのを見て俺はどこか寒気がした。





 そして、遂にその時が来た。ドアが開き海さんが入ってきた。

「お前達良く頑張った。今から出てご飯食べな」

「海さん本当に出ていいんですか?」

「僕も少し疑ってしまいますね」

「……私も怖いです……」

「何をそんな怯えてんだい?」

「そりゃそうだろ村長さんこの一週間飲まず食わずで一人はそいつを食おうとしたりやっと持ってきた飯は人数分無くしかも食べた奴らは腹痛、頭痛で運びこまれたんだ」

「何だって? 兇、ちゃんとご飯も渡していただろう何故、勝手な事をした!」

「いえ、何せ今回は人数が多かったものですからそれに私に一任していたのは海さんですよね?」

「誰が食事まで取り上げろって言った?」

「あーもうそこの揉め事はそっちでやってくれよ終わったんだろ? 早速、俺は飯食べるから皆もずっとそこに居たいなら別だけど腹減っただろ飯食べようぜ?」





「ははうめぇーやっぱおにぎりの具は鮭だよなー」

「おかか」

「昆布」

「ツナマヨ」

「たらこ」

「……お前等とは分かり合えない気がするわ」

「「「「同感」」」」

「そこで意気を合わせるな!」

 俺達は、おにぎりや肉更にジュースなど沢山の食事に一週間ぶりにありつけた。



「うわぁ……久しぶりの布団です……」

「だな! ベッドじゃなくてもこんなにふかふかなのはすげぇや」

「はい!」

「園田、良く残ったな俺は誇らしぞ」

「ありがとうございます。正直何度も諦めかけましたがやはりあいつには負けたくなくて……」

「あぁ、朝田か確かにあいつが居たから残れたやつは多いかもな……」

「凪君一ついいか?」

「どうしたツナマヨ君」

「それは好きな具の事だろ僕は、藤田だ。聞きたいのは黒鉄兇の事だ何でわざと人数を減らすような事をしたと思う?」

「分からない……けど痛みを訴えた人が出て連れて行かれた時あの人笑ってたんだよ」

「確かなのか?」

「あぁ」

 皆、顔が強張っている。言わない方が良かったか。

「朝田さん私達、兇さんに殺されるんでしょうか……?」

「生かされたのかたまたま生き延びたのかは分からないが注意はした方がいいなたらこちゃん」

「たらこちゃんじゃないです! 芦田です! あの時は皆さんありがとうございました!」

「「「うん、でもそいつ寝てるよ」」」

「それは俺の鮭おにぎりだむにゃむにゃ」





 それから俺等は、個別で修行を受ける事になった。俺は、海さん。藤田は、兇さん。岡田は、田所さんというこれまたがたいのいい人だ。園田は、細田さんという影の薄い人だ。芦田は、生田目さんと優しそうな女性の人だった。



「それでは各自しっかりと学ぶように! 散!」

 皆、海さんの合図と共に散って行った。

「いや、早速しゅばってまだ出来ねぇからあ!」

「ったくお前は……」



「凪あんたは何が出来る?」

「ん-力は小さい時から強くて喧嘩でも負けた事なかったぜ! その分、沢山施設の大人の人には怒られたけどな!」

「何でここに来た?」

「力は正しい事に使える子にならきゃダメって言われたのと自分がどこまで出来るかダンジョンで試したくなったからかな。あれ? 誰に言われたんだっけな?」

「そうか……凪、早速修行するか」

「おう! 色々教えてくれよな!」

「一年間しっかり教えてやるよ!」





「海さん初日からどれくらい経った?」

「明日で一年だよ」

「そっかぁ楽しかったけど明日から一人でダンジョンに挑むんだよな? 少し不安だな」

「何、弱気になってんのさ大丈夫さ私からプレゼントもあるしな」

「それは楽しみだけど結局、忍術は大したの覚えれなかったし体術と刀は使えるようになったけどこいつも結構ボロボロになってきたな」

「それはあたしも使ってきた刀だしね。でも、凪あんたの体術は大したもんだよあたしが保証するよ」

「へへそうか海さんに言われると嬉しいな! 気合い入ったぜ!」と立ち上がる。

(凪大きくなったね……)



「海さんあそこやけに明るくないか?」

「村が……燃えてる! 凪行くよ!」





 村に着いた俺達は、驚いた。ただ、燃えてるだけじゃない村の忍の人達が目を開けたまま何人も倒れている。

「海さん何で皆、目開けたまま倒れてるんだ? 他に怪我してる所もないのに」

「眼を奪われたんだ。私達、忍者は眼を持ってるんだよ」

「それって前少し話してくれた忍者には特殊な力を発揮出来るってやつか?」

「あぁ、とりあえず私はこの先を追う凪あんたはどうする? 付いてくるかい?」

「当たり前だろ勿論付いてくぜ!」

「分かった。でも、自分の身は自分で守りな」

「了解したぜ」



 俺は、決して軽い気持ちではなかったが覚悟が足りてなかったとあの時いや、全てが足りてなかったんだ。

 付いてくべきじゃなかった二人だけでも逃げる選択をすればよかった。



「あいつも呼んどくか」

 海さんは手と手を合わせ握り人差し指だけ伸ばした印を取り力を込めている。

「あいつって誰だ?」

「後で分かるさ見ても腰抜かすんじゃないよ」

 後を追えば追うほど忍者が倒れている。村の所と違うのは怪我もしている事だ。

「もうすぐ着くよ気合い入れなよ!」

「おう! 充分入ってるさ!」





 村から開けた場所に出る。そこには……。

二話読んでくれてありがとうございました!

投稿の事何ですが現状平日の約1時間半ほどしか書く時間が無く以前より遅くなってしまってます。

それでも、完結のためにも頑張りたいと思います。皆さんも少しでも気に入ってくれれば最後まで

付いてきて下さい。

一昨日、最終話の内容頭で考えました。自分は書きながら考えたりしてるので早いとは思うんですが書く時間が限られているので前よりは遅くなると思いますが頑張ります!

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