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一話 飲まず食わずで部屋から出れますか?

いつもの10倍以上時間かけてタイトル、サブタイトル

一応決めましたがまだ納得いってないため進行次第で

変える可能性高いです。

 馬鹿にされたくなかった。負けたくなかった。なにより孤独は嫌いだった。



 だから、強くなろうと決めた。





「へぇーここが忍が住むっていう村かー」



 俺は、朝田凪十五。中学を卒業してこの忍村に来ることになった。何故かはかっこいいのと凄い忍術が学べるとか後何か凄い眼? が手に入るとか!



 今の、時代サラリーマンになるより去年、突然現れたダンジョンに登ってモンスターを倒す事でドロップする魔石を換金する方が稼げるって事で友達も普通の就職を辞めたってわけだ!



「ま、何はともあれ早速だな」



 俺が村に一歩踏み出した瞬間の事だった。

 人陰などなかった村から数十人ほどの人に囲まれた。



「こ、こんにちはー今日からこの村で働く朝田でーす……朝田です……」

 え、何でこんな威圧的なわけ? クナイや手裏剣とか出してる人もいて歓迎してる感じが全然ない……。



「また来たの? ったく本当舐められてるわね忍も」

 奥から偉そうな三十前半だろうか女性が来た。見た目は若くて可愛いが態度が偉そうで気に食わない多分仲良くなれないタイプの人だ。



「はぁ一応挨拶だけしとくわ私がここの忍村の村長黒鉄海よ」

「早速だけどこれに着替えてそれと荷物は全て渡して早く」



 忍者っぽい服を地面に投げられリュックは下ろした瞬間取られた。



 俺は少し不服ながらも着替えた。

「これでいいですか? 早速、忍術と凄い眼ってのを教えてほしいんですけど!」



 一瞬、村の人の顔が険しくなった気がする。



「あんたもって事か……」

 黒鉄さんは何やら少し悲しそう? 呆れてるだけかな?



「とりあえず、凪あんたもあそこに行きな」



 あそこ? 指差された方を見るとそこそこ大きい納屋があってその隣りには馬小屋がある。乗り物はやっぱ馬なのかいかにも忍っぽいなー。





「って早速タコ部屋かよ!」



「おいうるさいぞ黙ってろ」

 うわぁー金髪のやつに怒られた。萎えるわー何てなこのぐらいで黙ってる俺じゃないぜ。



「黙ってろとかお前そんな髪のくせに黙りすぎじゃね? そういうやつってはしゃいで弱そうなやついじめたりしてるってのがお決まりでしょ?」



「お前はまだ分かってないんだよ……」



 何だよ金髪根暗ちゃんかそれより何を分かってないんだ?



「ガラガラ」

「今日からお前等に忍を教える黒鉄兇だ。一人増えたし改めて言うぞ夕方までここに居ろ。諦めたいやつはドアから出ろその場合一生忍にはなれないががそれだけだ」



「何でさっきは昼の三時までだったのに!」

「騒ぐなよ僕なんか朝から来てるのに夕方なんだぞ!」

 何だそんなに慌てる事か? ただ飯食べたり寝てたりしてればいいだけじゃないか。



「お前が来たせいだ!」

「何で俺のせいになるんだよそれにここに居るだけだろ? 飯だって貰えるだろうし疲れたら寝ればいいだろ?」



「お前本当いい加減にしろよ」

 金髪が立ち上がりこっちに向かってくる。



「園田止めろ余計な体力を使うな」

 声のした方を見ると随分とがたいのいい男が金髪に声を掛ける。



「分かりました……。岡田さん……」

「そこのちっこいの教えてやるよさっきの奴に質問したやつが居てあの兇とか言うやつは言ったんだよ」



「すみませんお腹が空きまして何か食べさせて下さい。それと水もお願いします……」

「さっきも言ったがここに居ろ飯が食いたいならここから出ろそれだけだ」

「ってなそれにお前が来たせいで出る時間も延びて気が立ってるんだ。分かったら静かにしてろ」



 何だよ俺のせいだって言うのかよそれにこの後また来るかもしれないだろ。



 いや、来ないし! 寧ろ数十人居たのに数人出てったわ! しかもどいつも出る時に俺に一言残して!



 くそっ絶対に俺は、諦めないからな嫌われようとも……。





「何で夜になっても来ないんだよ……時間のはずだろ」

「おかしいですねよ……」

「ハハハそうか! 分かった! 分かったあああ!」

「お、お前大丈夫かよ?」



「これはさ人数が多いから減らすためにやってるんだよねえええだから人数を減らせばいいわけでも、ただ減らすだけじゃ勿体ないよね?」

 首を曲げながら勿体ないよねと言ったこいつに俺は、寒気がした。勿体ないと……。



「ブハハハいただきまーす!」

 近くに居た女に飛びかかる。



「「「止めろー」」」

 俺を含めた数人が立ち上がり止めようするがくっ間に合うか?



 その瞬間、女を人を食べようとしたやつが消えた。

「消え……た?」

「どこに……行ったんでしょう?」



 部屋を見渡してもどこにも居ないし女も怯えてはいるが無事だ。

 結局その後、不安はあったが体力の消耗を抑えるため誰も何も言わず一人また一人とドアから出て行く者が後を絶たなかった。





 それから二日後ほど朝か夜かは建物の隙間から入ってくる日差しで判断していた。

 その時だったドアから何かを持った兇さんが入ってきた。

読んでくれてありがとうございます。

頑張ります。

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