◆ルプなな5章の登場人物紹介
※5章のネタバレを含みます。
※星座と血液型は、本編世界にはない概念です
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◆シルヴィア・ホリングワース(世界有数の歌姫)
美貌の歌姫で、全世界を旅して回る劇団に所属し、世界中にファンがいる。
妖艶な振る舞いだが、無邪気な人懐っこさも見せる女性。恋愛に積極的で、「恋多き歌姫」といわれ、各国の王族や官僚たちと浮名を流す。
恋の話が大好き。
18歳/乙女座/O型/よく手入れされた長い赤髪/紫色の蠱惑的な瞳
五年後……世界的な戦争により歌劇の上演がままならなくなった情勢下で、消息不明。
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◆ルドルフ・ゲルト・グートハイル(誠実だが不遇の騎士)
五年後にはアルノルトの臣下の騎士として、世界各国を侵略する戦争の指揮官をやっている。
剣術の腕も立って指導力もある騎士。堅物に見えるが、騎士道精神に基づいて、淑女のエスコートなどは難なくこなす。
代々騎士の家系である貴族だが、とある事情により、実力はあるのにそれに見合った仕事や評価が与えられていない。
23歳/蠍座/A型/茶色の短髪で、前髪を後ろになでつける形で固めている/茶色の瞳
五年後……皇帝アルノルト・ハインの重臣のひとりとして、他大陸での戦争を指揮する。
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◆ディートリヒ・ベットナー・エルミティ(リーシェの元婚約者)
リーシェの元婚約者である、故国エルミティの王太子。リーシェとの婚約破棄後、なんとか廃嫡はされずに済んでいるものの、現婚約者のマリーが鞭を持って再教育を迫ってくるので怯えている。
実は自己肯定感が低く、それを覆すために、自信過剰な言動を繰り返しがち。
アルノルトのことが怖いが、ディートリヒはディートリヒであるゆえに、意外とアルノルトに切り込んだ発言をすることが出来る。
15歳/乙女座/AB型/金髪/濃いエメラルド色の瞳
五年後……リーシェとの婚約破棄から一年後、父王へのクーデターを試みるも失敗。王位継承権を剥奪され、辺境での半幽閉生活を送る中、ガルクハイン軍の侵略が実行される。その後、消息不明。
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◆公爵令嬢時代のリーシェ
公爵家のひとり娘でありながら、爵位を継ぐことが出来ない女性であるため、両親からは「王太子の婚約者として」という生き方を厳命されていた。
馬術や剣術など、あまり令嬢らしからぬ習い事が好きだったものの、一定以上の腕前になったときに辞めさせられている。
基本的には「王太子妃」の生き方を疑わず、そのために全身全霊で努力しながら生きてきたが、心の底では無意識に自由気ままな生き方に憧れていた。
五年後……ディートリヒによる婚約破棄が起きていない世界線が、仮に存在していた場合、恐らくはエルミティ国の王族のひとりとして、侵略してきた皇帝アルノルト・ハインによる処刑が実行されていると推測される。




