◆ルプなな4章の登場人物紹介
※4章のネタバレを含みます。
※星座と血液型は、本編世界にはない概念です
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◆ ハリエット・ソフィア・オファロン(いずれ悪女と呼ばれる王女)
シグウェル国の王女であり、もうすぐ友好国ファブラニアに嫁ぐ女性。
リーシェが五度目の人生で仕えていた国の姫だが、リーシェは一度も会わずじまいだった。
ファブラニアにて、贅沢の限りを尽くして国庫を潰した悪女とされ、処刑される。
……はずだが、現時点のハリエットはひどく内気で、悪女の気配はない。
16歳/蟹座/A型/無造作に伸ばされた金髪。厚い前髪で目元も隠れており、瞳の色は不明
五年後……嫁ぎ先の国で悪女として処刑されており、死去
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◆カーティス・サミュエル・オファロン(本と妹を大切にする王子)
シグウェル国の王太子で、ハリエットの兄。
書物の国と呼ばれるシグウェルの王族らしく、読書が好き。五度目の人生で、リーシェの属する狩人集団の第二責任者だった。
19歳/蠍座/A型/短く切り揃えられた金髪/オリーブのような緑色の瞳
五年後……妹が同盟国の国庫を潰した責任を取り、父と共にガルクハインとの交戦に参加する決断を迫られ、憔悴しきる。そのあとのことは、リーシェには不明。
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◆???(???)
リーシェの前に現れた、ローブにフードを被った人物。
?歳/双子座/AB型/赤い瞳
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◆ラウル(隠密狩人集団の頭首)
リーシェが狩人だった人生の、狩人集団の頭首。ラウルという名は偽名で、表向きの出身国も嘘。
変装能力が高く、顔だけでなく、仕草や表情、声までそっくりに真似てみせる。
表向きは人懐っこく、明るい振る舞いだが、奥底では何を考えているか分からない。
狩人人生では、リーシェを配下として率いる立場だったが、軽口を叩き合う喧嘩友達のような関係でもあった。
年齢不詳/20代前半くらいの外見/双子座/AB型/赤い瞳/焦げ茶の髪を跳ねさせているが、目立たないよう染めているだけで、地毛はオレンジに近い金髪。染める頻度が適当なため、根本の数センチはその地毛が見えている。/6の月16日生まれ
五年後…… シグウェル軍とガルクハイン軍との戦闘時、王室とリーシェ含めた部下を守りながら戦い、仲間の全滅後、カーティスを逃した後に戦死
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◆狩人人生のリーシェ(5度目の人生)
負傷したラウルを治療し、治療がてら仲間たちと狩人小屋で暮らすうちに、弓の使い方を教わる。
筋が良いため、頭首であるラウルが直々に仕込むことになり、リーシェ自身が森での暮らしに興味もあってそのまま狩人へ。
狩人たちの裏の顔に最初は驚くも、すぐさま馴染み、彼らと同じ隠密としての活動もするようになる。
狩りの時はフードを被ったローブ姿で、弓を使うとき邪魔にならないように、サイドでゆったりした三つ編みにしていることが多かった。
五年後……仕えていたシグウェル国が、ガルクハインと戦争をすることになり、隠密として参加。その戦闘で命を落とす。




