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。相馬 尚輝 の 場合 。  作者: 七宮 ハルカ
1/1

(仮)①

☆ローバーミニのシートに座り、ドアを閉め、車を走らせる。

独特のエンジン音と走行感が全身に伝わってくる。

いつもの風景。

いつもの道。

マンションに向かっていく。

俺の‥‥‥‥ではない。

誰かの所有物であるマンションに、だ。

その一室に真田凛子が住んでいる。

いつもそこに向かって車を走らせるのだ。

ちなみに、だが‥‥‥‥ペーパードライバーだ。

わかるよな?

ここまで言えば、わかってるよな??

そうだ。

車を。

ローバーミニを。

走らせているのは‥‥‥‥俺、ではない。

野暮なことは聞くな。

え?

「女に運転してもらって、女のマンションに向かっているのか??」

「男の矜恃とかないの??」

だって??

‥‥‥‥‥‥‥‥。

もう一度‥‥‥‥。

もう一度だけ、言うぞ?

野暮なことは‥‥‥‥聞くな。

聞くんじゃねぇ‥‥‥‥。

あの‥‥‥‥聞かないでくれます??




①(仮)





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