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五色の魔法少女の物語  作者: あばば
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第二話 赤 熱い思いの少女

「一!」


伸ばしてきた男の子の手を流して

バランスを上手く保持できない男の子の足を蹴り付けて

男の子はそのまま転ぶそうになったから

少女は軽く男の子の手を引いてゆっくり倒させた


「私の勝ちよ、えへんへん」


男勝りな少女-犬居若乃は、今日も自分より大きな男の子を勝っていた


ーーーーーーーーーーーーーー(十分後)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


「若乃ちゃん本当に凄いね」


幼馴染の男の子-金井優斗は先の戦いに彼女を見守っている


「そうかな~オレはもっと強い奴だと思っているのですが~」


「そ、そうなんだ」


優斗は先の男の子のことを恐れているため、今も彼の顔思い出すだけで体震えていた


「案外いい奴だが......優斗怖いなら友達になるのは断ろうか」


「若乃ちゃん、ありがとう」


「えへんへん~」


「あ、家に着いた......一緒に来て、ありがとう」


「ううん、なんともない!」


「......あのね、うちのパパとママ最近おかしいの......昔からちょっとおかしいけど、でも最近はもっとおかしいの」


「そうなんですか?」


「うん」


「助けたいけど、これ以上下手にやってしまったら母さんにばれてしまうよ」


「......そうか」


「......そうだ! 今日一日私の家に来ないか?」


「えッ?」


「私が何とか見つけ出すよ、何があったとか」


「......ありがとう!」


「気にしない気にしない~」


そして、俺は彼を俺の家に連れてきた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「遅いわよ!!」


「すみません......」


「あら? 優斗ちゃんじゃない?」


「お母さん、優斗は優斗の母さんに喧嘩しちゃったみたい」


「......本当?」


「う、うん」


「......入りましょう、逃げたい気持ちはわかるわ」


母さんはそう言って、もう一人分の晩御飯を作っていくことになった


「......若乃」


「は、はい!?」


「次は先に連絡しなざい、いいわね?」


「はい、私......わかりました」


俺は、母さんが家にいるときに

母さんは俺に大人しい振る舞いを強要されていた

女の子らしく育ってたいらしいね

優斗の両親は朝の6時からこの町のレストラン{朝陽}で働いていた

夜の六時になる前に必ず家に戻り

でも今日はまったく......出かけることは模様はない


若乃「えいしょ......ここなら中に見えるそうだ......うん?」


俺は窓から中のことを見て

もう夜なのに灯りも付けていない......


若乃「早く見て帰ろう、母さん怒ったら怖いわ」


若乃「うん? なにあれ?」


優斗の母さんと父さんの姿を見つかりました

何か肉みたいな物を持っているような......うん......


若乃「なんかの生物の、腕?」


毛はないなら......


心から嫌な感じがする......夜に放送する海外の殺人映画みたいな展開になってるじゃない


若乃「」


優斗の母さんは私が立っている覗いている窓を開いた

先まで優斗の母さんは......ここにいなかったはずなんだ


「あら......若乃ちゃん」


口の端に血が零れている

そしてまだ何か噛んでいるように動いている


「窓に覗いて、ワルイコダネ」


若乃「きゃあああああ!!!!!」


「......ミダワネ?」


不自然の喋り方になっている優斗の母さんは私の顔を掴んで

家の中に引き寄せようとしている


若乃「いやあああああああ!!!!! 離して!!! 放して!!!!」


「ニク、オイシイソウ」


(ゴキリ)


首が折れた音だ

優斗の母さんは首折れて飛ばされた


室内の中から出てきたのは、銀色の怪物だった


......でも、なんというか......悪い奴じゃないっと思いました


「逃げろ、こっちは私に任せろ」


若乃「あ、ありがとう!!」


私は踏み場から降りて

この家から出て来た


ーーーーーーーーーーーーーーー(三分後)ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

若乃「はぁ、はぁ」


優斗の家に結構離れている建物に入って、俺は何とか休めるようになった


若乃「......うん?」


若乃「ここ......どこ?」


どこに入ったの?

建物の中には、異常にある糸に作った網に塗れて、異常な白い建物になっている


......何言ってんの俺......


「きゃあああああああああああああ~!!!!」


「誰が!!! 誰が!!!!!」


「がッ......あ......」


声は2階から


俺は階段に上り、2階に入った


すると......糸に縛れて動けない人々の姿

そして......蜘蛛型の怪物が、人を食っている


若乃「あぁ、ああ」


声を出して、俺は今までこんなに怖かったことはなかった

優斗の母さんと父さんは人を食べている

蜘蛛の怪物は人間を襲っている、そして捕食している

このショックに、俺はやるべきじゃないことをした


若乃「もういやだ、母さん、母さん!!! うわああああんんんんんんんんんん~!!!!!」


蜘蛛の怪物は、俺の声を聴いて近寄ってきた


「ダメ!!! 早く逃げて」


「おい!!! 化け物!!! 食うなら俺を食え!!!!」


俺は、先まで自分を助けて助けてって言っている人たちの言葉に驚いてしまった

俺のこと気付いて、自分より俺を守ろうとして蜘蛛の怪物に


怪物に食べられるのに......


俺は......そうだ、俺は


若乃「うわああああああああああああああああ!!!!」


怪物の牙を避けて、俺は怪物の体に先買いたカイロを付けて

そして、怪物突然発熱したカイロを驚いて転んでしまった


若乃「やった!」


ぷちッ!


怪物の体から何か爆発した


若乃「きゃああ!?」


何かの液体は私の服に付いている

そして、次々糸みたいになっていく


若乃「えッ? 嘘......動かない!!」


「______________」


若乃「そんなこと、クソ!! クソ!!!!」


若乃「死にたくない、俺は、死にたくない」


怪物を睨んで、被られている体の中に使える物を探している


そして、何か硬い物を掴んだ


若乃「......うッ、体が......重い」


若乃「ど......毒?」


-姉ちゃん!


糸に縛れて動けない人の中に、私より小さい子供がいた


若乃「うおおおおおおおお!!!!!!!!!!!! うご......け!!!!!」


若乃「うッ!!!」


牙は俺の体刺さってきた


痛いけど、もうあきらめたくない!!


若乃「動け!!!!!!」


そして、俺が掴んだ硬い物は発熱した

網の中は、赤い色の光を出した


若乃「」


赤い色の光りから、熱い思いを力にする少女の姿がいた

怪物と戦う、戦士の姿


-叫んで


若乃「セットオン!!!」


網は光りに発した熱に火を付いて

私の体に付けた糸を全部燃やし尽くした


そして、俺の体も光りに包まれていく


若乃「はッ!」


俺は光りを体から振り出すのように左手を思い切り振って


光りは俺の思い通りに消えていく、俺の服は赤と白色の特殊な服装になっている


若乃「髪も赤くなっている?」


若乃「うわぁ!?」


攻めてきた牙から避けるためにちょっとだけ後ろステップしたのはずだが

建物が砕けいた壁の処に跳んで行った


若乃「あぶねええ!? あと少し落ちる処だった」


怪物は俺の動きを見て、更に攻撃を発動した


しかし......怪物の動きは先より遅くなっている


俺は怪物の足を流して、怪物の後ろに回して

しかし怪物は俺のことを気付いて糸を吐き出した

......でも今度糸は俺を触ることもできず、その途中で燃やし尽くした


若乃「......今なら、できるかも」


拳を握りしめて、左足を一歩踏み出し

右足は俺を前に押し進むように地面を蹴り付けて

すると俺は今まで感じたことない速度で怪物の前に辿り着いた


若乃「フン!」


左の掌で怪物の体に打つけて

打つけた場所から火は爆発のように付けていた

怪物は大きな叫び声を出して、想定外の攻撃受けてしまったせいで怪物は一歩退いた


若乃「火が上がるなんで、よし!」


若乃「もう一発!」


左足を前に踏み出し

右手の拳で伸ばして、思い切り怪物を殴った


怪物流石に怒っていたように、前の二つ足で刺さってきた


若乃「ふぅ~!!」


怪物の両足を掴んで

力付く両足を引き折れた

折り落した足を後ろに捨てて

バランスを失った怪物の首に


若乃「とおおおおりゃああああ!!!


拳で、怪物の首ぶっ飛ばせた


若乃「......うわぁ」


流石に、やり過ぎただろう......

若乃「やべぇ!母さん怒るよ」


怪物に捕まれた人たちを解放して

あの人たちに礼を言われた

今までのない感じがした


若乃「俺、人を助けたんだね」


ーありがとう、お姉さん


若乃「ありがとう......ね」


家の近くに近付いたら、何か騒がしい音が聞こえた


若乃「救急......車?」


優斗の家の前に警察の車両と救急車を泊まっていた

警察は家の中から黒い袋を次々持ち出してきた

......ある警察が持っている袋を見ると


中にいるのは、優斗の父さんと母さんの体だった物だと知ってしまった


......今夜の出来事に、俺......どこかおかしくなったのかもしれん


優斗「待て!! 中に女の子がいませんか?」


「女の子? いや、見たことないね」


優斗「でも、若乃は!!」


若乃「優斗......」


優斗「若乃ちゃん!? どこ行っちゃったの!?」


若乃「優斗、その......」


「君、この家の出来事は何か知っているか?」


若乃「えッ?」


「いいえ、何も知りませんよ」


母さん急にリーダー風の警察さんと俺の間に入って、話を中断させた


「この子は買い物に行ったわ」


若乃「う、うん」


「そうか、すまんな、驚かせてしまったようだな」


若乃「ううん、力成れなく、すみません」


「しかし、指定手配の殺人魔がここに隠しているとはな」


殺人犯が、人をバラバラにして殺した......という扱いになったらしい


「すまんねが、優斗君」


優斗「は、はい?」


「君はこれから孤児になってしまったらしい、そのために孤児院に送らなきゃいけなくなったな」


優斗「え?」


若乃「そんな!?」


「若乃」


若乃「な、なんでしょうか?」


「私たちは何もできないわ」


若乃「そ、そんなことって!」


「私たちの家は、一人増やせたら潰されるわ」


優斗「若乃ちゃん、ありがとうございました」


優斗「今まで、ずっと......」


若乃「優斗......」


「さぁ、こちらへ......」


若乃「......優斗」


俺は、優斗の背影を見ていながら

この力を手に入れても、守れないこともあるだ......


そして、この力を更に使い越していなくちゃ......


若乃「うッ......クソ」

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

(若乃の居る場所から結構離れた場所)


「優斗君、ちょっと待てくれ」


優斗「は、はい」


警察は車の扉を開けて、そして木の陰に隠した異形に話掛かっていく


「言う通りに確保した」


「......これからは私に任せて」


「しかし、こんな子供がこんな目に合わせるとはな」


警察はタバコを取り出し火をつけた

そしてタバコを口の元に付けて一息を吹いた


「パラサイトはターゲットを区別することはしない」


「......ふん、借りを返したぜ」


「ああ、助かった......」


「君は優斗君になにをするだ?」


「知り合いの保護下に送る、それだけ」


「......そうか、頼むぜ」


「私の敵はパラサイト、それだけだ」


「へいへい、そうかい」


異形は装甲を外して、近くに泊っている警察の車に入って


「今晩は......お休み」


疲れて眠りそうな優斗に催眠のように暗示することで

優斗を眠らせたあと......ヴァロギアである、菅野ヒカルは車を動かして

夜色の中に静かに消えていく


「ふぅ......待て!! オレの車!!!!」

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