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引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第三章 これが私の異世界デビュー!
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バトルフィールド:オフェンシブ

わくわくの初投稿!!




「早く逃げろ!!騎士隊は街の南東へ!」


騎士の一人が一段高いところから皆に指示を出している。

ただごとじゃない…


「大広場に行くぞ!おでについてこい!はぐれるな!」


私たちは人ごみをゆく。町中の人が逃げ出しているようだ。


大広場は人で埋め尽くされていた。男も女も老人も子供もたくさんのいろんな人がいる。

私はナレガと2人の騎士と共にその人ごみのなかにいる。


「ひとまずはここにいてください。ここは今町で一番安全です。」


確かに大広場の前にはバリケードが作られ弓を持った兵士や鎧に身を包んだ騎士たちがいる。大勢の人たちもひとまず安心といった表情だ。


「おい。俺たちはもう街を出たいんだが…」


ナレガがリザに話しかける。こいつ何言ってんの!?ここから出るなんて考えられない!何が起きてるのかもわからないのだ。騎士たちの指示に従ってここにいるのが賢明だ。


「今は無理です。門が占領されています。西側が唯一確保されていますが騎士たちが防御線を築いています。今通ることは許されません。」


ほっとした。これで無茶なこと言わないだろう。


しかし、何が起きているんだろう。

空にはうっすらともやがかかっている…硝煙?焦げ臭い空気が漂ってくる。

戦争か?何か敵が攻めてきたに違いない。厄介なことになっちゃったなぁ。


「誰か!誰か私の子供を見ませんでしたか?東の商店街で遊んでいたのですが。誰か見ませんでしたか?」


一人の女性が泣きながら子供を探して人ごみの間を進んでいる。

この混乱の中ではぐれたのか?


「10歳ぐらいで…緑の髪で…」

「そ、その子、見ましたよ…東の街で泣いてるとこ…」


おや、情報が。しかし、その知らせは母親にはあまりに残酷だった。


「し、仕方なかったんです。あの場は凄い戦場で…」

「まだあそこにいるというの!!」


母親は泣き崩れてしまった。

うーん、気まずい…


そうだ。私の装備って中世なら最強クラスなんじゃね?だって弓とか剣とかしかない世界で銃だよ。東の街とやらまでパパッといって子供見つけて連れ帰る!簡単だ!

……とまぁそんなうまくいくなんて思ってないさ。

でも、あぁいうのほっとくのはもう嫌なんだよね。この世界も意味わかんないしさ。私が動いてなんか変わるなら、それでいい!


「ナレガ!私のアサルトライフルは!?」


「お、お前どうしたんだ?いきなり…」


「困ってる人を放っておけない!私は私らしくいく!!」


私はナレガからライフルを受け取る。マガジン装填!ゲームと同じだ。違うのはずっしりと手に伝わる鉄の重み。でも問題なく保持できる。


私はライフルを背負い、その他の装備をベルトに挟み込んだ。準備オーケー!


「お子さんは私が連れてきます!!」


私はそう言うとその場を駆けだした。





初投稿でした。

アリーの屋敷は大広場のすぐ近くにあります。

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