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引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第三章 これが私の異世界デビュー!
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男は拳で語り合う

サンドウィッチ食べながら初投稿です。



見つめ合う2人の大男。

物凄い威圧感だ。大男ビゼラーは言わずもがな、ナレガも見たことない険しい顔をしている。


「何故お前がここにいる?」


ビゼラーが言うとナレガはすぐに答えた。


「お前らのことはギルドから聞いた。ここらでずっと悪どいことやってる組織があるとな。あいつは濁してたが俺はお前だとわかったよ。」


「じゃあなんだ?俺を止めに来たのか?」


ビゼラーはナレガににじり寄った。すごい…ナレガは大きい。でもビゼラーはそれを上回る巨体だ。それに今にも殴りかかりそう。

しかし、ナレガは余裕そう。笑みさえ浮かべている。


「俺はお前の商売を邪魔する気はないさ。でも俺の商売を邪魔されちゃあな。」


ナレガは私の腕を掴んだ。それもなかなかの力。

いたた…ビゼラーは私の腕をより強くにぎる。逃がさないつもりか?いたいんだけど…


「おいおい。お前の商売だ?知らんな。異世界人と魔法使いは帝国の残党に高く売れる。」


私の腕に加わる力がさらに強くなる。こ、このままだと折れる!!


「そうか。残念だな。穏便に済ませたかった。」


ナレガは言うのが早いかビゼラーの顔に向かって拳を放った。プロボクサー並みの速度の強烈なパンチ。拳はビゼラーの頬に食い込んだ。

普通ならノックアウトものだがビゼラーは並みではないみたいだ。少しよろめいたがすぐにナレガに向き合う。が、ナレガは既に追撃の蹴りを放っていた。

だがビゼラーはこの一撃を受け流してみせた。体勢が崩れていたのにさすがだ。

でも今ので私の手を離さざるをえなくなった。私は急に手を離されたもんだから尻餅をついてしまった。尾骨あたりが痛い…


2人の戦いは互角に見えた。

だが、それは違っていたようだ。


「どうした?ナレガ。全然効かないぞ?甘い商売でなまったか?」


ビゼラーの拳がナレガのみぞおち辺りに食い込む。ナレガの苦しそうなくぐもった声にビゼラーは嬉々とした表情だ。


なんとかしなきゃ…

私は辺りを見回す。そして見つけた。

私はピストルを拾い構えた。


初投稿でした。

拳銃はベレッタM93R。

グロックより好き。

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