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引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第三章 これが私の異世界デビュー!
84/180

スニーキングミッション→殲滅ミッション!

ハッピーラッキー初投稿です。


「大丈夫かなぁ・・・?」


アジトの中で一人行動する私。

アリーさんも子供たちもすごい度胸だ。


私たちの作戦。それはラヴェリアファミリーをここで一網打尽にすることだった。

子供たち全員を連れて逃げることは難しい。ならば、ここで奴らを全滅させてしまおうという考えだ。


簡単に言うがいったいどうすれば良いのか。

子供たちは束になったってやつらには敵わないだろうし、私だってナイフと手榴弾じゃどうしようもない。普通の女子高生なのだから。


アリーさんは私たち一人一人の目を見ながら、何やら呪文のようなものをつぶやいていた。あれがこの作戦のカギなのだろうか・・・。


とにかく、作戦が始まってしまった以上あとは私の役割を全うするしかない。


* * *


俺達ラヴェリアファミリーは最大のピンチを迎えていた。小娘に逃げられたのだ。奴隷にする予定だった小娘に!


あの生意気な小娘!俺のことを気持ち悪いカエルだのなんだの言いやがって!

まぁ、それはどうでもいい。問題は小娘が逃げ出したことではない。今日に限って幹部のやつが来ていたことだ。幹部の一人、ビゼラー。奴は基本的には大人しいが、キレたときは恐ろしい。仲間でも容赦なく首を飛ばす。


もし俺が捕まえた奴隷さえ満足に扱えない奴だと思われたら・・・その時は・・・考えたくもねぇ!


「くそっ!お前たちは引き続き森の中を探せ!俺はもう一度基地の中を探す!」


俺はイライラしていた。なぜだ?なぜ逃げられた?あの小娘は何をした?

俺の調べが甘かったのか?次見つけたときは容赦しねぇ!服も武器も全部奪って裸のまま売り飛ばしてやる!


唯一幸運だったのはビゼラーのヤロウがついてすぐ眠りについちまったことだ。本部から移動してきた疲れからか、幸運にもすぐに寝ちまった。奴が目覚める前にすべてを終わらせる!



だが、基地に戻った俺が見たのは予想よりもさらにひどい状況だった。


「は・・・?」


檻が、壊されてる?奴隷が、いない?何故?

マズい、マズい、マズい!さすがに全員に逃げられたらマズい!

責任を取る?そんなの無理だ!殺される!


焦る俺、基地の中を走り回る。が、いない。どこにもいない。

それだけじゃない。基地に残しておいた他の奴らもいない。

襲撃を受けたのか?俺の額に嫌な汗がにじむ。


その時、俺の前を一人の奴隷が通り過ぎていく。

捕まえて檻に入れていた奴だ!よし、まだ基地の中にいた!

俺は急いで奴隷を追う。


が、追いつかない。奴ら、驚くほどに早い!早すぎる!

追いつけず、息を切らしていると立ちふさがる一人の小娘。


「てめぇ!どうやって逃げやがった!」


柊とか言ったか。俺の前に立ちふさがるとはいい度胸だ。俺は奴にとびかかる。

しかし、奴は俺の目の前から消えた。


そして、次の瞬間俺は地面に叩きつけられていた・・・。


* * *


「よし!うまくいった!」


意外と何とかなるものだ。カエル男を尻に敷き、勝ち誇った顔を浮かべる。

しかし、強化魔法っていうのはすごい。体が軽い、腕力もすごい。いまなら敵なしだ。


逃げる子供たちを必死に追ったのだろう。途中あった弱体化魔法のトラップにも気づかなかったようだ。

私と戦っているときなんて、止まっているみたいだった。


作戦成功だ。子供たちが強化魔法で逃げ回って奴らをおびき寄せる。ポイントまで来たら私とアリーさんで奴らを討つ。子供たちはぐるぐる回っているようで、一つのポイントを目指している。もし私が逃しても、最終ポイントでアリーさんが一網打尽にする作戦だ。


奴らは私が逃げたことで混乱している。それに対して私たちは役割を決め、数を活かして戦っている。

強化魔法がかかっていても、さすがに大人数は相手できないだろう。だから、子供たちの力を借りて奴らを分断させた。


私は勝利を確信していた。この作戦はきっと成功する!私たちは皆で帰ることができるのだ!

今のひーちゃんはちから255、すばやさ255のAI2回行動です。つよい。

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