スニーキングミッション:救出!
きっといつの日も、いつまでも、変わらない日々の中で、初投稿。
戻って来ちゃった。
いや、戻りたくはなかったけどさ。この人についていったほうが生存率高そうだったから…
それにピストルのこともある。あれを奪われたままなのは大きな問題だ。
「行くよ?来たくなければ待っていてもいいんだよ?私だけでも大丈夫だから。」
アリーさんは私にそう言ってくれる。
だが!一度決めたら曲げないのが私!柊だ!!
「手伝います。アジトの中のこと、少しは覚えてます。」
そう力強く宣言する。
ほぼ強がりだがアリーさんは優しい顔をしてくれた。
さぁ、アジトへ突入だ!
私はナイフを固く握りしめる。アリーさんはレイピアの様な細身の剣を抜く。
ぶっちゃけ中はほとんど覚えてないけど。まぁ、直感でなんとかなるよね。
と、私たちはどんどん進んで行く。
…アリーさんすげぇ。怯まずにずかずか進んでくよ。手にはレイピアを持っているがそんなに剣に自信があるのだろうか。私なんてビクビクしっぱなしだよ…
「君の捕まっていたところはどこだい?」
「えーと確かこの先の角を曲がってつきあたりの部屋です。」
そんな気がするというだけで案内して来たがどうやらほぼ正解だったようだ。この辺の記憶力は昔からある。
「でも牢屋はこっちです。逃げる時見つけました。」
私はそう言って牢屋に案内する。私の捕まっていた部屋は黒服たちの部屋みたいだったし牢屋の方が妖精が捕まっている確率が高いと踏んだのだ。
私とアリーさんは牢屋の前まで来た。
「これは酷い…」
アリーさんは牢屋の中の子供たちを見て悲しい顔をした。無理もない。これこそこの世界の闇だ。
しかし、牢屋の中には目的の妖精はいなかった。当たり前と言えばそうだが妖精を牢屋に入れられない。隙間が大きすぎる。
「どうしよ」
私がこの先どうすれば…と悩んでいるとアリーさんはレイピアを一閃した。
巧みな剣さばきで牢屋の南京錠を見事に解錠してしまった。はえーすごい。
そして、開け放った牢の前に立った。
「君たちを助けに来た。でもまた私にはするべきことが残っている。だから君たちも私にすこし力を貸して欲しい!」
子供たちはあっけにとられたようにアリーさんを見ている。
私もあっけにとられている。
そうでしょ?いきなりなんということを提案するのだ。それもこんな弱ったこどもたちに!
だが、1人の子供が頷いた。すると他の子達も頷く。そしてアリーさんの元に寄って来た。
みんな、強いんだな。
アリーさんは子供たちに作戦を伝えた。
「アリーさん、これうまくいきます?」
「私としてはうまくいくといいなと思っている。」
うーん、奇抜なのだが、どうなることやら…
初投稿でした。
おい、このあとどうする?ヤバイな…
何も浮かばない。