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引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第三章 これが私の異世界デビュー!
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ギルドへ行こう!

ピンチの連続で初投稿です。



「次の街は~~?」


私は不満を口にする。

次の街に行きたかったのに私たちはまだカレーダルトにいる。


「冒険家ギルドに寄るって言っただろ。俺も用があるんだよ。」


馬車は街を進む。

そしてそこそこ大きな建物の前で止まった。

ここがギルドの建物なのだろうか。

馬車は守衛の案内の元、駐輪場のようなところで止まった。


「さぁ、着いた。俺は俺の用があるからお前は好きにしてていいぞ。ここならいろいろな情報も手に入るだろうし。あ、俺終わったら一階の休憩所にいるから。」


ナレガはそう言い残しとっとと歩いて行ってしまった。

どうしよう。

でもまぁ、しかたないし私も建物の中に入ろう。


建物の中はとても広い。そして何人もの人がいた。男も女も種族もまちまち。

うーん…どうしよう。誰に聞いてみようかな…あそこのムキムキの男は怖そうだし。金髪の女の人は目つき悪くて怖いし。人間じゃない人も不安…

聞きたいことは多いのにな…異世界のこと、元の世界のこと、戻り方…

戻り方…そうだ。私はこの世界から戻れるのかな?永遠に戻れないと考えると怖くなる。

愛実、香菜、真月…みんなにまた会えるかな?お母さん、お父さん…

何か涙が出てきた。


「どうしたんですか?そんな顔して。」


不意に声を掛けられ、私は振り返った。

そこにいたのは冴えない顔の青年。悪い奴には見えないな。


「うぅん…なんでもない…」


私は涙を拭った。泣いてなんかいられないよね。


「ギルドに何か御用ですか?人探しとか?」

「別にそうじゃないんだけど…」


いや、人探しか。でも異世界に来た私と同じ境遇の人間だなんて言ってもいいものだろうか。こっちの世界では異世界の人は嫌われてるみたいだし…


「では…ギルドへの報告?にしては若いか…」


そういえば冒険家ギルドって何してるんだろ?気になる!

私は青年に尋ねてみることにした。


「えっ?うーん、冒険家ギルドは冒険家や旅人の情報を基に国同士の情勢や道の安全、モンスター・盗賊団出現情報を共有している組織ってところです。」


ふーん、つまり旅人サポートセンターか。


「ねぇ、じゃあ冒険家って?旅人や行商とは違うの?」

「冒険家は私たちギルドがいろいろな依頼をする人たちの総称です。といっても、ギルドを含め身内がしてる慈善事業みたいなもんですが。でも、細かいルールはあります。」


青年はいろいろ教えてくれた。

なんか面白そうだな!

話を聞く限り依頼の内容は道の監視や修繕、害獣の討伐、内政調査と様々…

冒険家になれば私の知りたい情報に近づけるかも!

だが、冒険家になるには試練みたいなのがあるらしい。


「おぉ!ここにいたか!」


ナレガが私を探していたようで大きな声を上げた。

うん、ちょうどいいタイミング!

アルバイトして自信もついたし私にできないことなんてない!


「ナレガ!私、冒険家になる!」




初投稿でした。

ギルドとラヴェリアファミリーはとても似ています。

違いは法律を守るか守らないかくらいです。

表のギルド。裏のファミリー。


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