表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第二章 戦車分隊、異世界へ
33/180

なんでもないこの世界はこんなにも美しい!

寒いので初投稿です。



俺たちはエルフたちの助けもあって追っ手からは逃げ切ることができた。

魔術都市での出来事、森での出来事…

あれらは夢だったのか?

エルフの里はそこに変わらずに存在している。


俺たちは里でしばらく休ませてもらったが、一日だけ休み出発することにした。

エルフたちにとっても魔術都市とは関わってはいけない決まりらしい。

ここにいてもなにも変わらない。

それに俺たちが長居すればここも危険に晒されることになる。


この世界で気になることは多い。

俺たちはなぜこの世界に来たのか。


大ババ様の見せた空間は嘘じゃない。

予言とやらも出任せじゃない気がした。


俺たちには何か課せられた宿命がある。


その為に俺たちはなにをすべきだ?


ここに来てなにやら大きなものの断片に巻き込まれつつある。

黒い龍。影の使者。


王国の騎士団が動いたとの情報を教えてくれたエルフもいた。

王国…この周辺の最大都市。

あらゆる種族と情報の集まる街…


俺たちの次の目的地は決まった。






出発の朝。

エルフたちは見送りに集まってくれた。

シズク。そしてマーレも。


「今何が起きてるのか知ることが必要みたいだね。」


マーレは箒片手に俺のところに来て言った。

いつもの…綺麗な魔法使いの恰好に戻っている。


「どうしたんだ?また学校に戻るのか?

「学校には戻らない。

 私は私で調べようと思うんだ。魔法のこと。この世界のこと。過去のこと。」


マーレの目には決意の光が見えた。

俺たちとは別に自分で自分のことを調べる。

マーレが一晩考えて出した答えだった。


シズクは手を振って見送ってくれた。

俺はハッチから顔を覗かせ手を振り返す。

飯山がなにやら戦車内で泣き言を言っているが無視だ。無視。


地図を見て改めて目的地を確認する。

魔術都市から数百キロ先。


この辺りの諸国をまとめる王国の中心都市。

そこなら何かわかるはずだ。


予言とは何か。

影とは何か。

大ババ様は何に怯えていたのか。


戦車の中には、俺と山田さんと飯山、そして犬。

この犬は…田辺の代わりだ。

いや、代わりではない。

マーレ曰くこの犬からは魔力を感じるとのこと。何らかの魔法がかかっているらしい。

こいつは、きっと田辺だ。


そう思えば精神衛生上好都合だ。

間違ってたらすまん、田辺。


さて、王国まで暇だ。

あー、この重機関銃のトリガー押したくなる。

なるほど…fpsで二番席が所構わず機関銃ぶっぱしだすのはこういったわけか…


のほほんとした牧歌的風景の中を戦車が走る。


美しい川。見たこともない草花。

てっぺんが白く染まる山々。

鹿のような生き物を放牧しているのも見た。

畑が広がっていたり、小さな教会があったり。

丘の上から見た大きな谷。

砂原に呑まれた街。

砂の中に隠れる戦車より大きなサソリ。

高層ビルのような木の森。


朝も昼も夕も夜も、世界はいくらでも様変わりして俺の目には新しく映る。


ここは異世界。

何でもないかもしれない景色全てが美しい。

ハッチを開け、風を体に感じる。

匂いを感じる。


この世界は夢じゃない。

俺は確かにここにいるんだ。


丘の上で森が途絶えた。

視界が一気に広がる。


「見えた!とめろ!」


俺たちは戦車から降りた。

壮観な景色だ。


大きな街。

まるで欧州を思わせる建物が所狭しと敷き詰められている。

街の真ん中には大きな王宮が煌びやかにそびえ立つ。


「着いたんだ!あれが王都だ!」



初投稿でした。

サソリ君はアルカニャサバクオオサソリ(アルィカーネニャカミャリョコスー現地語学名)。

大人しい子です。人を食べます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ