SKELETON CATS
おかし食べそびれたので初投稿ではありますん
ゆっくりとまばたきした、いや、もしかしたら一瞬のいつものまばたきだったかもしれない。
時間の流れさえわからない
目を開けた瞬間。どこかの高い塔、
今までいた、学校の塔ではなく
朽ちた、どこか田舎、森?の塔にいた
辺りを見渡す、骸骨?スケルトン族か?M9を構えられるように…あれ?持ってない、どこかに落としたか?
もしくはホルスターに…
あった。
あれ?リボルバー?SAA、こんな旧式のリボルバーなんか持ってないぞ。
スケルトンにかくれて幼女が2人見える
!
襲われているのか!無意識に引き金を…
ガチッ
撃てない
そうか、シングルアクションアーミー、ダブルアクションはないのか
大きな撃鉄を起こす、発砲
発砲音はしない
バリィン
光の粒子になってスケルトンが消える、さながらゲームのように
バリィン
バリィン
バリィン
バリィン
バリィン
六体のスケルトンが消える
猫耳幼女2人が銃をこちらに構えた、なぜだ?
助けたはず
無意識に幼女に向けて引き金を引いた
バリィン
バリィン
2人とも光の粒子になった。
これは一体
あれ?というかなぜSAAから8発も弾が出る?6発装填のはず。
手を見るとSAAはゆっくりと消えていった
まるで役目を果たしたかのように
また何かの暗示?予言?
彼女たちは一体なんだというのだ。
わからないことだらけだ、早く戻りたい
戻りたい?どこに?
魔法学校か?
戦車か?
仲間の元か?
始まりの場所にか?
はたまた元の世界にか?
わからない。俺は今どこにいる?
どこが正しい場所だ?
正しいとはなんだ?
間違えとはなんだ?
世界とはどれを指す?
場所はどこだ?
元の世界か
今の世界か?
今とはなんだ?
元とはなんだ?
俺は誰だ?
俺とはなんだ?
自我とは?
自とは?
我とは?
世界とは…あなたそのものである。
ぐぁぁ!
なんだ?なんだ!
川?うっわクッサ!川に落ちた?
うわっ野次馬。
これが現実?
寝ぼけて橋の上で手すりにもたれていたら落ちたとでも言いたげな現状。
まあ、とりあえずやるべきことは…
「着替え、あったっけ?」
夜の街にため息交じりの声がこだまする。
ポッキーたべたい。




