STAR GATE
嘘を認めたと思った!?残念、初投稿です。
「里に行くってどういうことだよ?」
「そのままの意味だぜ?
俺はシズクと一緒に行く。」
一瞬、驚いたが、別に驚くことじゃない。
次の目的地が決まっただけだ。
飯山とシズクが別行動を取ったとしても目的地が同じなら問題ない。
戦車は4人乗りだが主砲を使わなければ別に4人で乗らなければならないわけではないし。
「わかったよ。俺たちも行くぜ。」
「ありがとう。」
飯山は安堵の表情を浮かべた。
ただ、俺は飯山の覚悟を甘く見ていたようだ。
話をして見ても飯山は何も変わってなかった。
俺にはそう見えたんだ…
「じゃあ俺は戦車に戻るから。」
「おう。俺もそのうち戻るからな。
今はシズクにも会えないし、この魔法の街をブラブラしてみるわ。」
「暗いから気をつけろよ。」
俺はそう言うと飯山と別れた。
街の中心。魔法学校の塔に炎が灯っている。
せっかくだし、戦車に戻る前にマーレと田辺のとこにも行ってみるか。
俺は明るく、そしてどこか不気味にそびえる塔へ向かった。
「田辺!マーレ!どこだ?」
くそ!入ってから電気があればと思った。
真っ暗ですごい不気味だ。
はやく帰りたい。それに入ってよかったのかもわからない。不法侵入なんじゃ…
てかマーレはここにはいないよな?
魔法学校は全寮制だから寮へ向かうべきで…
「!!」
俺の前を影がよぎった。
思わず変な声が出かけた。恐怖のあまり声にもならなかったが…
しかし、その影は見覚えがある…
「マーレか?」
確かに…塔の明かりに照らされ、顔が見えた気がした。
あれはマーレだった。間違いではないはず…
影の消えた廊下を覗き見る。
影がそこで手招きしていた。
ついて来いってことか…
俺は…腰のベレッタM92…M9拳銃に無意識に手を伸ばしていた。
置いて来たはずなのにピストルの感触。
俺は何の疑問も抱かずそれを抜いた。
影はピストルを向けられても俺を誘うようにこちらを眺め、廊下に消えた。
俺はクリアリングをしながら廊下を進む。
広い通路には規則的に柱が並び遮蔽物になっている。
影は廊下の真ん中を音も立てずに進む。
影は、大きな扉の前で俺を手招きしていた。
俺がピストルを構え近寄ると影は扉に吸い込まれて消えた。
「ここは…学長室…」
俺は片手でピストルを構えたまま扉を押した。
魔法の力がなくても扉は簡単に開いた。
いや、俺の力で開いたんじゃない。
何か大きな力が俺を圧倒した。
星々が見えた。
流れる彗星が見えた。
大きなうねりに俺は呑まれた…
星の光が見えた気がした。
でも今はなにも見えない。
真っ暗だ。
怖いほどに真っ暗だ。
ここはどこだ?
俺は誰だ?
あやふやだ。
高校にもいかず引きこもってたのは俺か?
戦車に乗り込み異世界を翔けたのは俺か?
人の目が怖く誰とも話せないのは俺か?
異世界で多くの人たちと話してきたのは俺か?
電脳の世界で銃を撃っていたのは俺か?
どこまでが俺だ?
どこまでがゲームだ?
どこまでが本物だ?
大ババ様…あなたはわかるのか?
硝煙の騎士。
新たを纏い、古を仰ぐ。
並び立つ神。
古きを担ぎ、新たな世界を見つめん。
5つの光。5つの災厄。
星は巡りて帰結せん。
大ババ様……何を言っているのか分かりません……
初投稿でした。
権丈院チームはみんなM9ピストルです。
仲間の絆みたいなやつです。ひゅー!




