表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第二章 戦車分隊、異世界へ
25/180

HEAT HEART HOT !

初投稿です。嘘です。



「おい、ちょ、待てよ!」


マーレとシズク?の間に飯山が割り込む。


「イーヤマ、離れろ!ここにいたら巻き添えを喰らう!」


何があったか分からないが、飯山は随分彼女に信頼されているようだった。

っと!そんなことを気にしている場合じゃない。


「マーレ、杖を収めろ。落ち着けって。」


俺たちの必死の説得もあって何とか衝突は免れた。

エルフの少女は憲兵に連れられていき、マーレは学長室に呼び出された。


飯山はエルフの少女の様子が気になるのか、憲兵についていった。



俺達は…飯山のいない戦車に戻って一晩を明かすことにした。

壁に突っ込んだ戦車に。


「宿で泊まりたかったけどなー俺もなー。」


「しかたないだろ、戦車を放っておくわけにもいかないし。」


「飯山君の様子が気になるわね、誰か見てきてくれない?」


夕飯も食べ終わって暇を持て余していた俺たちは飯山と、そしてマーレの様子を見に行くことにした。





「はぁー・・・飯山かよー。マーレちゃんのとこ行きたかったなぁ・・・。」


俺はぶつぶつ独り言をつぶやきながら憲兵たちの元へ向かう。

一日経つと町の構造もだいぶ分かってくる。


「あ、いた。おーい。」


「おう、権丈院か。」


「魔法学校の時は留守番させちゃって悪かったな。」


「いや、気にするな。おかげであいつとも巡り合えたわけだし。」


「あの子、シズクちゃんだっけ?何者なんだ?」


飯山は少女と出会うまでの、戦車が壁に突っ込むまでの経緯を話してくれた。


なんだよ、アクセルとブレーキの踏み間違えって・・・おじいちゃんかよ・・・。


「それで、あの子はどうなるんだ?」


「エルフの里に帰されるらしい。なんか、これが初めてじゃないみたいだ。」


「ふーん。」


「でさ、俺もついていこうと思うんだよ。」


「ファッ!?」


こいつ、あの子に惚れたのか?なんだか妙に気にかけているみたいだが・・・。





夜中の魔法学校を一人歩く田辺。


「うひょお…こわ。」


昼のような活気もなく、薄暗い廊下は今にも何か出てきそうな、不気味な雰囲気。


「マーレ!どこだー。」


これ、本当に入ってよかったのかな。入り口に誰もいないから勝手に入ってきちゃったけど。

なんて言ってるうちに、学長室にたどり着く。


「失礼しま・・・うおっ!」


俺が手をかけようとした瞬間に扉が開く。

これ、心臓に悪いからやめてくれないかな。


「失礼しまーす・・・。暗っ。」


大ババ様が俺のほうを見ながら微笑む。


「おや、どうしたんだい?こんな夜中に?」


「マーレを探しに来たんですけど・・・。」


しかし、この部屋には本当に圧倒される。

宇宙に放り出されたような、そんな感覚に陥る。


「…あなたたちは5つの光。5つの災厄。」


「・・・?」


「異世界の旅人が、この世界に干渉してはならない。」


急に語り始めた大ババ様の言葉が、俺にはよく分からなかった。



そこからの記憶が、俺にはない。

暗転する視界。どこがでマーレの声が聞こえた気がした。






キーボードを打つ指が痛くなってきました。どうにかしろ。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ