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引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第二章 戦車分隊、異世界へ
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星巡る予言

課題に悩んでるので初投稿です。



魔法学校をマーレの案内でぐるっと回ったが、さすが魔法学校。

ただ巡るだけで俺たちには感動もんだ。


「どう?」

「すげぇ。」


俺は自分の周りを飛び回る光の精霊に目を奪われていた。

マーレの精霊魔法。とても初歩のものらしい。


「そんな魔法なら貴方たちも使えるようになるよ!」


「マジ?」


そんなことを言われ数時間、俺と田辺は魔法の練習をしてみたがうまくいかなかった。

どうも発音できない。

異世界の本物の言葉は俺たちでは発音できないみたいだ。


この世界はこの魔術都市の大魔法があらゆる言語を速攻で翻訳しているらしい。

なるほど、だから言葉が通じるのね。

何となく納得である。

まぁもとより気にしてなかったけど…


「あぁーーむりかぁ!」

「くそ!くそ!俺は、俺は魔法を!魔法を!」


田辺は頑張っているが無理だろうなぁ。

その後もずっとぶつぶつとつぶやいている。


「そうだ!折角、大ババ様に合いに行こ!」


マーレはとびっきりの笑顔で言った。


「大ババ様?」

「そう!大ババ様!この魔法学校の14代目学長で大魔術師なんだ!」


そりゃ大層な人だ。

でもそう簡単にあえる人なのか?

すごい会うのが難しい気がする。


「大ババ様は預言者でもあるんだ!大ババ様の予言は絶対当たる!」


絶対当たる。

そりゃこえぇな。


「絶対当たるって…運命は変えれないってこと?」


山田さんが尋ねた。

マーレはにこやかに笑って返した。


「そう。でも具体的じゃないの。だから…」


「「だから?」」


「捉え方次第ってこと!」


なんだよ、それ…

でもまぁそういうもんなのかもね。予言ってのは。


そして俺たちはマーレについていき大ババ様の部屋、学長室の前に来た。

学長室の扉はめっちゃでかい。

大ババ様って、もしかして超巨大なのか。大って身体的特徴のことか?


「はいります!」

「どうぞぉ」


マーレがノックすると中から返事が返ってきた。

マーレは扉へ向かって杖を振る。

すると大きな扉は音もなく開き始めた。


部屋の中は想像を絶した。

宇宙だ。宇宙が広がっている。

数多の星。銀河。空を駆ける流星群。

眩い宇宙がそこにあった。

そんな空間に椅子が浮かんでいた。


「よくきたねぇ。権丈院くん、田辺くん、山田くん。」


大ババ様は、すごく普通なおばあちゃんだった。

魔女っぽい服装ですごく小さい。

まるでダンゴ虫みたい…絶対口に出せないが…


「ふふ…いいのよ。別に気を遣わなくて。」


「大ババ様、彼らに予言を与えてはくれませんか?」


マーレは目を輝かせていった。

そんなに大ババ様の予言は凄いのか?

そんなマーレを大ババ様はたしなめた。


「ふふ、マーレ。予言はおもしろい見世物じゃないわ。

 この人たちがどう思っているか。それが大事なのよ。」


「そ、そうですね!ど、どうする?」


マーレはめっちゃ目をキラキラさせて俺たちの方を見ている。

断れねぇ…


「予言を聞いてみたいです。」


そう言ったのは山田さんだった。


「そう。わかったわ。私の方に来て。」


山田さんは大ババ様の前に行く。


「うんうん。


 鉄の怪物は森の民とともに。いずれ出会うは新たなものと古きもの。

 世と別れし者達再び王国に集う。世界は大きな戦禍ののち5つの光を見出すであろう。


 ふふ…面白いわ。」


「大ババ様。これって…?」


マーレは少し怯えていた。

大ババ様は笑っていた。


「マーレあなたも、いつか選択の時が来るわ。」


大ババ様は笑っていた。

解釈次第。

そうなのだろう。良いも悪いも。


大ババ様は全てを知ってる。が全ては語らない。

ただ微笑み語り、見守るのみ。





初投稿でした。

彗星は落ちませんでしたが家の前の工場は爆発して停電になりました。

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