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引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第四章 開戦!?異世界大戦!
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洞窟大作戦

アサルト無双アニメ化企画随時受け付けております。


俺たちは鉄鉱山に現れた怪物とやらを倒すための計画を練っていた。各自が簡単な自己紹介を済ませた後、改めて戦力の分析をする。


「思っていたより早い再開だったね。」


柊がそう呟く。別れてからそれほど月日が経ったわけではないが、とりあえずは無事に生きていたことを互いに安堵する。


「ねぇ、あなたも異世界の人?」


マーレとシズクは彼女の持っていた銃を不思議そうに眺めている。なんだかリミエラもそわそわしているし…皆銃に興味深々だな。


柊とエルフの二人はすぐに打ち解けていた。まぁ、同じぐらいの年齢だから仲良くなるのも早いだろう。


「それで、怪物討伐はいいけどなんか具体的な案はあるのか?相手は正体も分からないみたいだが…。」


女子トークで盛り上がっている柊達を置いて俺はジャスミン達に尋ねる。


「洞窟内の明るさは私とマーレがなんとかする。魔法を使えば周囲を照らすことぐらいはできるはずだ。」


ジャスミンがそう答え、マーレを手招きする。


「武器の調達は俺がする。まぁ、お前達には世話になったからな。赤字覚悟の値段で売ってやろう。」


「金取るの!?」


俺の言葉にナレガは申し訳なさそうな素振りを見せる。


「悪ぃな。俺だって商人だ。生きていくためには金が必要なんだ。それに…あの大飯食らいも養わなきゃいけねぇしな。」


ナレガは柊の方に目にやる。あぁ…そっか。彼の言うことは最もだ。俺がジャスミンに拾われたように柊はナレガに拾われたのか。この世界で生きていくのは一人でも大変なのに、俺たちみたいな異世界人まで養うとなればその苦労は計り知れない。


「銃は連携が難しいが、運用はどうする?」


今度はジャスミンが俺に尋ねる。


「俺は剣でも戦えないことはないが…。」


「柊が無理だな。あいつは銃がないと戦えない。」


ナレガがそう言う。難しいな。洞窟内は狭いだろうし、誤射の可能性は十分にある。


「柊ちゃんの面倒は私が見る。銃の戦い方については多少は心得てるつもり。」


リミエラの提案に俺は頷く。結局、柊は非常時の戦闘以外は銃を使わずリミエラと組んで周囲の索敵に専念してもらうことにした。


「俺は前線で戦う。一番前なら誤射る可能性も低いし、気兼ねなく銃を使える。」


「私も前線に行こう。マサトシとはある程度共闘の経験がある。とはいえ、洞窟を照らす役割もあるから非常時以外はサポートに努めるが。」


前線は俺とジャスミンが担当することにした。


「俺は…そうだな。小娘たちが心配だし。最後尾につくよ。撤退の時も殿は任せてくれ。」


「じゃあ私と柊ちゃんは前線よりで索敵にあたる。いざという時は銃と、気の力で前線二人をサポートする。」


最後尾がナレガ。前線よりにリミエラと柊。となると残りのエルフ二人は後方で索敵と援護射撃を行うことになる。


「これで行こう。出発は…。」


「明日の朝にしよう。もし敵が本当に怪物…魔物の類なら夜はまずい。洞窟に住み着く魔物に時間の概念があるかは分からないが…。」


ジャスミンの言葉に俺たちは頷き、各自の準備に取り掛かる。


* * *


俺たちは最終調整を終え、朝を迎える。ナレガが売ってくれた武器は丈夫で軽く、使いやすい。なるほど、この性能の武器にしては破格の値段だ。彼に感謝しなければ…。


柊たちは洞窟に行くことに不安を感じていたようだがこの街に残るかと問われると迷わず首を横に振った。まあ無理もない。昨日の様子を見れば分かるが、この街はこの街で別の意味で危険だ。


正直に言うと俺も洞窟に行くのは怖い。相手はかなりの化物だ。おそらく言葉も通じないだろう。だけど、この行動が自分たちの明るい未来につながると信じて…俺たちは高くそびえる鉄鉱山へと足を進める。

解説!洞窟フォーメーション!


(前)⬆︎⬆︎⬆︎


マサトシージャスミン

リミエラー柊

マーレーシズク

ナレガ


(後)⬆︎⬆︎⬆︎


こんな感じです。次回洞窟編!


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