表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
引き籠りでFPSゲーマーの俺が異世界転移してアサルトライフルで無双したZE!  作者: ♰闇からいでし災厄♰
第二章 戦車分隊、異世界へ
12/180

新たなる旅立ち

新章なんで初投稿です。





「こちらアルファ小隊。ブラボー占領中。」

「右半分警戒。」

「了解。左の索敵を行う。」


3人のチームワークは抜群だ。

分隊長はアサルトライフルM16A3にグレラン。

もう一人もアサルトライフルAN-94。他にRPG…ロケットランチャーを背負っている。

最期の一人は軽機関銃MG4。そしてC4爆薬を携帯している。

しかし、今こそこの装備だが臨機応変に3人は装備を変えることができるだろう。

なんせ2年もこのゲームを続けている。

大会こそ出たことはないがいい成績を叩きだすだろう。

VRFPSにはまってからというもの、学校も行かずプレイしていた。

ちなみに三人は別々の高校だが同年代だ。


「上空旋回中。敵影ナーシ。」

上空には同分隊の偵察ヘリ。スナイパーと修理兵が乗っている。

彼らも3人と同じ分隊。

ヘリからはブラボーと呼ばれた旗の周りにいる3人がはっきり見えた。


「森だな。敵が来るなら森だ。」

ブラボーは森に隣接されている塹壕にある。

ヘリからでは森を進む兵士たちは見えない。

勿論、下の3人も理解している。


「オーケー。占領だ。」


分隊長がそう言った瞬間だった。

木々をなぎ倒す音。

地響きが近づいてくる。


「おいおい。厄介なの来たぞ。」


三人は速やかに物陰に隠れる。

地響きはじょじょに近づき、周りの小石が跳ねまわる。

なにか大きなものが接近している。


一際、巨大な爆発音が響く。

空気を震わせる大音量が兵士の鼓膜を圧迫した。

撃ちだされたM830HEAT弾…HE弾が3人の後方の地面で炸裂した。


自身が生み出した硝煙を潜り抜け、3人の前に鋼鉄の怪物が姿を現した。

敵のM1エイブラムスA2主力戦車だ。


「おい、飯山!RPG!」

「了解。」


兵士の一人が担いでいたRPG-29を構え、戦車に狙いを澄ます。

発射されたロケット弾は敵戦車の側面に直撃した。


黒煙を吐く戦車。

しかし、破壊には至らない。複合装甲が内部まで貫通することを防いだのだ。

戦車は敵の存在に気づくと砲塔をキリキリと旋回させ始めた。

RPG射手は速やかに次段を装填する。

勝負はどちらが早いか。



と、その時、大きなブザー音が鳴り響いた。

勝負ありの合図だ。


「ふー。お疲れ!」

「お疲れ!」

「お疲れ様っす。」


が、しばらくたってもホーム画面に転送されない。


「ファ!?」


よく見ると体力等のステータスがないことに気づく。

何が起きたのかまるで理解できない3人と戦車一両。


そう、彼らもまた異世界に来たのだ。






ちなみに空を飛んでいたヘリのパイロットたちはいきなり消えた分隊長と戦車に困惑していた。

しかし、回線の不備かな、と思い考えるのをやめた。






新たな兵士たちと異世界の冒険。

戦車兵君の装備はMP7とスパナです。

初投稿でした。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ