青春物語 6話
ピコンッピコンッ
カノン「、、、、ん、、、?あ、もうお昼か、、、」
いつの間にか眠ってしまっていた私はやけに大きいスマホの着信音で目が覚めた。
誰なのかを確認したときに、穏やかだった鼓動がやけに早くなった。
連絡してくれたのは、、、
ケンタ「今日休み?大丈夫?」
ケンタだった。
昨日の今日でLINE上ですらどう話せばいいのかわからなくなっている私。
今までどうやって話してたっけ、、、?
ひとまず、返信するか、、、。
カノン「うん、実は熱が出てしまってさ、、、今日はお休みしてます」
味気ないかな、、、、?いや、まぁいっか。
特別なことがあるわけでもないため、淡々と返信する。
すると秒で既読がつき、
ケンタ「え、熱?それは大変やったね、、、大丈夫?」
心配のメッセージが送られてきた。
こんな欠席しただけで心配してくれるとは、、、
やっぱり私のことが好き、だから心配してくれてるのかな、、、?
ちょっとこそばゆい気持ちを抱えつつもその後10分間ほどLINEで話をしていた。
ケンタ「あ、そろそろ昼休み終わりそう」
カノン「あ、そっか。わざわざ連絡してくれてありがとうね~」
ケンタ「こちらこそ、しんどい時に連絡してしまってごめんね」
カノン「いやいや全然!おかげで元気出た!!ありがとう~」
ケンタ「、、、あのさ、」
カノン「ん?どうしたの?」
ケンタ「昨日、急に告白してしまってごめんね」
カノン「あ、いやいや全然そんな、、」
ケンタ「開き直るみやけど、これからは自分の気持ちを隠さずに過ごそうと思ってさ、」
カノン「ん、、?う、うん、、、?」
ケンタ「やから、これから覚悟しててねってことを言っときたくて」
カノン「、、、へ?」
ケンタ「、、、カノン、好きだよ」
カノン「、、、はへ、、///!?」
ケンタ「はっきりと拒まれなかったから~、、、、、これからもよろしくね、カノン!!」
カノン「う、うん、、、、?よ、よろしく、、、?」
ケンタ「ん、じゃあ、またね」
カノン「うん、!また、!!」
ケンタとの会話を終えた私。
、、、、、前途多難な予感がする今日この頃です、、、。
今回も読んでくださり、ありがとうございます!!
引き続き、よろしくお願いいたします。