青春物語 1話
私の名前はカノン。17歳の高校二年生。
運よく入れた進学クラスでは、クラスメイトのレベルが高く、私の学力が到底及ぶわけがなかった。
授業自体もちんぷんかんぷんでお手上げ状態である。
そんな私は何の変哲もない日常を送っている。
朝が来て、学校へ行って、授業を受けて、放課後になると帰宅して、用事を済ませて、ベッドに入る。
このお決まりのルーティンは高校生になってからずっと続けている。
代わり映えもなく、面白味のない普通の生活。
ある評論家やお偉いさんが言うことの中に、「何気ない日常は幸せそのものだ」とほざいている人がいる。
しかし、私はそうとは思わない。
ずっと平凡な生活を続ければ続けるほど、夢をみてしまうものだと思う。
何か特別なことは起きないのかと日々願う反面、半分諦めている自分がその願いを打ち消す。
一体どうしたらいいというのか。
生まれてこの方、好きな人や恋人もいたことがあったが、長続きすることなく、自然消滅したものがほとんどだった。
日に日に自分が廃れていくことを自覚してきた、今日この頃。
何もできないまま、何も行動を起こさないまま、日々を過ごしていたんだ…。
しかし、そんな私に一つの出会いがあった。
今回は、このお話を読んでくださり、ありがとうございます。
小説を書くこと自体初めてなので至らない点が多々あります、、、。
これから習得していきますので、アドバイス・助言等あればよろしくお願いします!!