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勇者召喚されたのは黒猫だった  作者: 雪月花VS花鳥風月
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クロは逃げるよ何処までも(4)

今回は宝物庫襲撃を巡る話です。

「第5宝物庫が襲われて空にされただと。犯人は判明しているのか」

宰相から国王に第5宝物庫襲撃の報告がされた。

「それが見回りの兵士から黒猫を見たとの証言があります。おそらく黒猫の勇者の犯行ではないかと思われます」

「また黒猫の勇者か。王宮から逃げ出したばかりか第5宝物庫を襲うとは本当に忌々しい奴だ」

「指名手配されますか」

「それは駄目だ。完全に敵意を持たれてしまう」

「それでは第5宝物庫の件は黙認されるのですか」

「今はそれしかあるまい」

国王は第5宝物庫の件は黙認する事にした。

「しかし黒猫の勇者は何故第5宝物庫を襲ったのだ。自分では使えもしないのにだろうに」

「確かにそうですね」

国王と宰相はクロの犯行目的を理解出来なかった。


『良く考えたら宝物庫を襲っても何の意味も無かったな』

クロはようやく宝物庫を襲っても何の意味も無いのに気が付いた。


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