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勇者召喚されたのは黒猫だった  作者: 雪月花VS花鳥風月
2/22

クロは逃げるよ何処までも(1)

今回は未知の魔物に襲われる話です。

「何で毒針が放たれてくるんだ』

王宮を逃げ出して飛翔中のクロに向かって数本の毒針が放たれた。

しかしクロは状態異常無効なので、毒は効き目が無かった。

『今度は糸かよ』

今度は糸が絡み付いて、身動きが出来なくなった。

【転移】

転移で糸から逃れた。

『あの魔物の仕業か』

遂に魔物が姿を現した。

『何だコイツは。蜂の魔物なのか、それとも蜘蛛の魔物なのか。前世では見た記憶が無いぞ』

クロは蜂と蜘蛛が合体したような異形の魔物に驚いた。

『それにしても厄介な魔物だな』

魔物は次々と毒針を放ち、糸を吐き続けてくる。

『この野郎、完全に俺を喰う気だな。逆に喰ってやるぜ』

クロは毒針と糸を避けながら魔物に近付き、前足の爪で魔物の頭部と胴体を切り裂いた。

『いただきます』

嬉々として魔物の身体を喰い始めた。

『ごちそうさま。見た目の割には意外と旨かったな。さてと残った身体を亜空間倉庫に収納しておくか』

クロは魔物の残った身体を亜空間倉庫に収納した。

『針と糸の技能を習得しました』

突然念話が届いた。

『針と糸の技能の習得しただと』

【鑑定】

『ステータス』

名前=クロ

種族=黒猫

性別=雄

レベル=219

生命力=6621

魔力=7212

攻撃力=1023

防御力=1112

体力=1534

知力=933

技能=鑑定、聖魔法、空間魔法、状態異常無効、物理攻撃無効、魔法攻撃無効、不老長寿、針、糸

称号=聖女、勇者

自分を鑑定したら確かに技能に針と糸が加わっている。

この世界では魔物の身体を喰うと技能を習得出来るようだ。



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