表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/25

(一)-3

「それならそうと事前に連絡を寄越しなさいよ。お父さん、もう寝ちゃったわよ」

「同窓会に出るだけだから」

「いつあるの?」

 母親がソファから体を起こしながら愛希子に尋ねた。

「明日の夜」

「そう。何か食べる?」

「うん。軽く何か作ってくれるとうれしい」

 母親は立ち上がるとダイニングからキッチンへと入っていった。

「ところで、いくちゃんちって……」

 母親の代わりに愛希子がソファに腰掛けながらそう切り出した。

「ああ、郁美ちゃんの家ね」

 緒華が娘の声を途中で遮った。母親もそのことを話したかったのだろうと愛希子は察した。


(続く)

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ