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ダンジョントラベラーズ!!  作者: 廿楽アマヤ
第1章 タイトルが決められない男第7位
1/2

第0話 原付の運転中に脇が痒くなるとマジで詰む

毎日更新したいんですけど遅筆すぎて無理かも…なるべく妥協せずできる限り頑張ります。マジで設定の話しかしてないので読み飛ばしてもOKです。ちょっとでも興味出たなーと思ったら明日更新予定の1話見にきてください。待ってますよ!そう!あなたですよ!あなた!ちょ、待ってスワイプして消そうとしないd

 時は2560年➖かつては人口減少は止まらず、自然災害が頻発しこのままでは衰退の一途を辿っていくと思われた。しかし2000年代初頭、世界に異変が現れ始めた。

 初めは小さなことだった、ビガンツ帝国の辺境の地ロイトで収穫される農作物ががやけに大きく育ち、大量に収穫された。当然、農家は大いに喜んだが、それから少し経つとかなりの広範囲でその影響が見られなくり、しまいには、いくら育てようとしても作物は何も育たなくなった。


 そして、その不思議な土地が世界各地で報告され始める。各国はこぞってその謎を解き明かそうとしたが、その謎を解く前に答えの方から先にやってきた。

 当時すでに始まりの地として名が広まり始めていたロイトに超巨大な建造物が突如出現。縦と横に10キロほどの大きさで、その大半が地下に収まっている。

 一見ただの石に見えるような素材で作られているが、既存のどの物質にも当てはまらない未知の物質で構成されていた。しかも異変はそれだけでは終わらない、どういう訳か動物たちがその建造物の中に入り込み出てこない。なんと住み着いてしまったのだ。


 住み着いた動物たちは驚きの変貌を遂げ、もはや元の生物とは全く異なる生き物になってしまった…それだけで済めばどれほど良かっただろうか。この事態の深刻さはそんなところには全くない。

 本当の問題は、現代の武器がただの一つも通用しないことにあった。その建造物(当時すでに市井ではダンジョンの呼称で定着していた)にいくら大量のTNTを使おうが、50口径の対物ライフルを使おうが爪の先ほどのキズすらつけることができない、いいところが爪の垢程度だ。これには歴戦の軍人たちも苦笑を通り越して真っ青になっていたというのは数百年たった今でも有名な話である。話はここで終わらない、勿論相手が完全未知の物質であるからこの程度の結果はむしろ予想の範疇と言えた。ところがだ、ダンジョンに住み着いた動物たちだったもの…モンスターたちにも通じなかった。元々普通の生物だったにもかかわらず、変化は見た目だけに留まらず内面にまで及んでいた。そしてその事実は多くの人々に恐怖を覚えさせるのに十分であった。


 ダンジョンやモンスターの報告がなされると、各国はまるで戦時下のような様相を呈し新たな武器の開発を急いだ。そのことに関しては、結論から言うと杞憂であった。待てど暮せどモンスターはダンジョンから出てはこなかったからだ。されど、今出てこないからといって今後も出てこないとは限らないし、大量に出現したとしたら討伐する(すべ)を持たない人類は早いかれ遅かれ滅亡することは逃れられない。故に、モンスター討伐の武器の開発は急務であった。そうして各国はダンジョンやモンスターについての研究を進めていた。


 そしてその影に隠れ、異変はさらに進んでいく。ダンジョン出現から数年の月日がたったある日のことであった。

 とある病院にて新しい命が誕生した。字義通り「新しい命」である。もっと直接的に表現するのならば新人類の誕生といっても過言では無いだろう。単純に生命としての格が違うのだ。仮に旧人類と新人類と呼称して区別するなら、新人類のものは皆、体力・筋力・反射神経・動体視力・体の頑強さ・頭脳どれをとっても旧人類の能力を凌駕した。特筆すべきはその超常の能力を支える根幹となっている部分だ。新人類の異常な能力の源は案外早く発見された。ダンジョンのモンスターと同様に体の中に特異な器官が見つかったのだ。この時点で各国は、極めて少ないながらもモンスターの生体サンプルを入手していて、いくつかの有力な仮説が立てられていた。


 ・モンスターの変化には未知のエネルギーが関係している。また、そのエネルギーはダンジョンを構成しているものと同一のものである

 ・モンスターが変化する前後では、基本的に体内の変化は見られないが、一つだけ異質な器官が増えており、それが未知のエネルギーを生産あるいは貯蔵している可能性が高い。

 ・未知エネルギーがこの惑星外から発生した可能性


 以上3つが大きな仮説だ。上記二つの仮説はのちにその正当性が立証されこととなる。そして、未知のエネルギーはモンスターたちの恐ろしい外見から連想され悪魔の力として「魔力」呼ばれるようになり、それに付随してモンスターは魔物の呼称が一般的となる。


 話を戻そう、新人類の誕生は大きな期待を世界にもたらした。魔物と同じように魔力を持つ者が生まれたのだ、現状を打破してくれる存在として世界の期待を一身に受けそして…

 期待通りの結果をもたらした。海を割るような超火力でも倒せなかった魔物が初めて人類の手によって倒された。まるで神から全てを与えられたかのような彼らはギフテッドと呼ばれ、獅子奮迅の活躍と共に大量の戦果を国にもたらした。➖新時代が始まろうとしていた。


 これがダンジョントラベラーズの始まりである。

誰も登場人物が出てこないクソみたいなスタートですね!始まってもいないのに蛇足のような感じになるとはこれいかに

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