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人生万事、塞翁が馬  作者: ゴリラ顔の男……その男は純情であった。
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突然に…

見ていると子供に対する態度も変わっていった

その時は、妻なりに考えていたのだろう


いつの日からか妻は、和浩と夕食を食べたくないと言い出した

同時に夫婦生活も一切無くなった


自分なりに出ていく準備をしていたのだろう


”このままでは、だめだ……”


和浩は、友人に相談を考えた

小学校の頃から仲のいい小森と言う友人がいる


小森もバツイチの苦い経験の持ち主である

奥さんの方も良く和浩は、知っていた

前の奥さんは、子供を授かっても

自分勝手におろしてしまっていたという説がある


小森は、どんなに喜んでいたことか


前の奥さんと辻褄が合わなくなり

離婚と繋がってしまったらしい



小森に電話をしちょっと夫婦のことで

相談をしたいと話し、その日の週末の土曜に

来てもらうことになった


土曜の夜に来るので、夕食前に子供二人と

妻を連れ車で、ショッピングモールへ出掛けた



和浩は、少しでもと思い機嫌取りで

ジーンズを妻に1本買った


少し喜んでいたので、和浩はホッとした


「1本位は、良いものを持っていないとね」と

どうでもいい会話を交わし気を引いた



妻を車に横に乗せるのは、1ヶ月ぶりだろうか


マンションに戻り、夕食の用意をして

18時過ぎ位に小森と新しい奥さんとその子連れの子供2人、4人で家に来た


1人の子供は、小学校2年

もう1人は、3歳の2人だ


浩児と友美と同い年だった


小森の新しい妻は、小森と和浩と

中学の同級生の女性だった


「久しぶりだね」と新しい奥さんが切り出した


「どうしたの?何があったの?」

「あー最近夫婦仲がおかしくなっちゃって…」


少しずつ今までの事を小森達に話した


真夜中にタバコを買いに行ってくると

言って帰ってこず警察を呼んだこと


誰かに電話を深夜にも関わらずしていること


食事を一緒に食べたくないと言われたこと


などを小森達に話した



離婚するかもしれない、離婚になるかもしれない



小森達は、私の話を聞きながら同情してくれた


その日だけは、いくら飲んでも酔わなかった



小森達は、朝帰っていった


昼ごはんは、和浩が4人分の冷やし中華を作った

子供2人は、美味しそうに食べた



妻は、まだ若い。先を考えず今だけを見ている。

なんでこんなことになったのだろう…



和浩と妻の出会いは、和浩の勤めていた

銀座のレストランで、和浩が24歳。

妻が高校生のアルバイトで、ウエトレス希望で入ってきた


最初の頃は、まったく妻に気が無く

子供だと思っていた

半年過ぎる頃から妻、好子のことが気になりだした


好子は、高校を中退していた

何でも話を聞くと好きな彼氏が居て

その彼氏と一緒になる為に静岡に行って

生活をするようなことを言っていた


静岡と言うのは、彼の実家のようだ


その話を全て巻き込みぶち壊した

大きな代償が帰ってきたのか


好子が18歳の時である

それでも好子と一緒になった


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