パーティー①
今年もよろしくお願いします
「さぁ、お嬢様!張り切ってお着替えしましょうね!!!!」
「・・・・はーい」
張り切りすぎだろうと、思うのは私だけだろうか?
「お嬢様には何色が似合うかしら??やっぱり純白がいいかしら?それとも薄ピンク?お嬢様はどちら
がいいと思いますか?」
「私は薄ピンクのほうが良いですわ」
なぜなら露出が少ないから!!!それに白は少女趣味っぽい感じがするし薄ピンクのほうがいいに決まってる!
「お嬢様には白が似合いますね!白にいたしましょう!!!」
あ、あれ?聞いた意味は?
「私は薄ピンクのほうがいいと思いますの」」
「髪はどういうふうにしましょう!!ふんわりウェーブにして、髪飾りに薔薇を添えましょうか?
いいえ、それは服にお付けしましょう!髪は横に一つにまとめてパーマでもあてましょうか?
いえ、やっぱりふんわりウェーブにボリュームが少ないシンプルリボンをつけて服に紫の薔薇がいいでしょう!!!!!」
無視ですか!!もうこれは何を言っても無駄だな。
「あなたにまかせるわ」
諦めた。それにテンションがやばい。普段の様子と違いすぎる
ここは苦笑いでとうすしかなさそうだ。いろいろといじられるが、もういいだろう。
「ふぅ、お嬢様出来ました!!!」
やりきった顔で彼女はいった。
「ありがとう とても助かったわ」
「いえ、お嬢様のお役に立ててなによりです!」
「じゃあ玄関に行きましょうか。きっと皆もう集まっていらっしゃるわ」
「かしこまりました」
「風子とても似合ってますよ、綺麗です」
玄関までいくとやっぱり皆集まっていた。
兄の近くまで行くと開口一番にそう言われた。
「ありがとうございますわ。お兄さまもとてもかっこいいですわよ」
本当に思わず見とれてしまいそうだ。兄はかっこいいからなぁ~性格もいいし、さぞモテるだろう。
美優は兄とくっつけばいいのになぁ~。
あっパートナーの話しなくちゃ!!
「お兄様、今回のパーティーにパートナーって必要なんですの?」
「ん?ええ、今回は別に必要ありませんよ?あっですが一番初めのダンスは身内が友人と踊るのがあそこの暗黙の了解ですね」
「そうなんですの?では、お兄様一緒に踊ってくださいませんか?」
「勿論です。もし私以外の誰かを誘うつもりならどうしてやろうか、と思っていましたしね」
はいよかったー。私の選択失敗しなくて、だって隣に大魔王さまがいるんだもん
「ああ、娘にいらぬ虫がついたらどうしようか、母さん」
「もう、あなたってば、心配しすぎですわよ?それに風子も、もう16歳ではありませんか?そろそろ恋の1つや2つしますよ?」
恋か・・・・
したいなぁ・・・・・・なんて思うはずもなく
できれば二度としたくないな!
家族以外の男を信用してはいけない!!
もし恋愛するんだったら女の子とするわ!!!
「風子を嫁に出してたまるものか!!!」
「いいですからはやく車に乗りましょう!あなた招待状おもちになっております?」
「きちんともってるよ!」
「では、参りましょう」
私たちは車にのり、東道家に行った。
車からおりて正面玄関で東道家の執事であろう人に招待状を渡した。
すると執事の人が扉を開けてくれたので中に入ると執事、メイドがたくさんいた
「いらっしゃいませ!!!」
そういってみんないっせいに頭をさげた。
我が家にも家に帰ったりすると数名の執事やメイドがいて『おかえりなせいませ、お嬢様』
とか言ってくれるから慣れてるっちゃ、慣れてるんだけど人が多すぎではないだろうか?
数十人もいるとさすがに不気味だ。
玄関ホールでこんなにいるとなると使用人100人以上いそうだな
いくら金持ちだからといって雇いすぎだろう。
我が家との家の位の差なんだろうなぁ~
いや多分違うか、我が家はあまり無駄遣いが好きじゃないから
使用人が少ないだけなんだろう。
少ないと言っても20~30人くらい、いるが
我が家だって位は高いドウダンツツジって呼ばれるくらい私の家はすごいのだ。
なんでも元華族だそうだ!ドウダンツツジと呼ばれる家の者は全部で5家いるのだ。
私の家はドウダンツツジの中で一番位低いけどな!末席だし、
ドウダンツツジって言われてるけど実はその下の
位の上位の人たちの方が金を持っていたりするのだ。要するにお金が少ないのだろう。
まぁそれでも十分なくらいの金額だ。だから父が風体が~とか言ったりするのだ。
でも私が通っている学園の校長先生より位が高い。
だから、ゲームでは好き勝手することができたのだ。
でも東道家はドウダンツツジをまとめるパンジーゼラニウムと言われている。
これはゲーム中にも描いてあったのだが、私はよく思う
このゲーム、ネーミングセンス悪く無いか?と
パンジーゼラニウムは花からとったんだけど、しかしなんでこれを選んだ?と問いたいくらいだ。
花から取るのはいいアイデアだと思うんだけどチョイスがね~
ロイヤルスイーツガーデンにしてもそうだ!長いしださいよ!!
そういえば最近美優にロイヤルスイーツガーデン略してロイスイだって言ってたけど
これもダサいよ!!ロイヤルとスイーツから2文字とっただけじゃん!?
まぁダサいのは置いといて、それくらい東道家はすごいんだよ!!
なんか考えてる間にパーティー会場についちゃったし、
父と母がキョロキョロしてるし、たぶん主催者である東道司の両親(たぶん母親より父親)
を探しているんだろう。
でもすぐに見つけたっぽい
父も母も歩き出したので私もついていくことにした。
兄もいるけど、兄が取り過ぎていくと、どこぞの令嬢様が振り返って頬染めたりしている。
ん?どうやら男もいるようだ。兄も大変そうだ。頑張れ!
「東道様、今回のパーティーにお招き頂ありがとうございます」
父が真面目な顔で言った。
そりゃそっか、家だとあんなんだけど、父も仕事だとまじめになるよね
真面目な顔見たの初めてだ。
「いやいやこちらこそ、よく来てくれました。今年は来れないだろうと思っていましたので、驚きました、でも娘さん元気そうで何よりです」
「はい、いささかちょっと問題があったりしますが基本元気ですごしております」
「初めまして、東道様。風子と申します。父が先ほど述べたとおり、怪我も回復し、昏睡状態もなくなり、元気に過ごしています」
ペコリ、と頭を下げた。
これでいいのか?初めてだし多少のミスは見逃してほしい
「初めまして・・・・?」
「えっ!?」
もしかして初めてあったんじゃないの?
ど、どうしよ~
「そういえば記憶喪失という噂がありましたが、あれは事実なんですか?」
「はい、事故のショックにより記憶がありません。覚えておりませんで、申し訳ございません」
「いえ、いいんですよ。記憶喪失なら仕方がありませんね。ではどうぞパーティーを楽しんでください」
「はい、ありがとうございます」
とりあえず、父と母は残ってまだ喋るようだけど私と兄だけその場を抜けることにした
「いい忘いましたが、お父様と東道様は腐れ縁だそうです。」
「まぁ、そうでしたの?」
「ええ、今でもたまにありますが、東道様が我が家に来たことは何度あります。そういう時はよくお父様とワインや酒などを飲んでよく話していましたよ。お父様はもそうですが、東道様も素でよく話していましたよ。」
「東道様の素ですか・・・見てみたいですね」
「根本は彼の息子の東道司と変わりまりませんがね」
「・・・・え?その情報本当なんですの?あのツンデレさんとおんなじなんですの?」
「ええ、本当です。一体何枚皮をかぶっているんでしょうね?
風子ここは家ではありませんのでそういう発言はやめときなさい」
「はい、すいませんお兄様」
「それより風子、踊りましょうか?」
「はいっ!」
曲が始まりだし、手を繋ぎながら踊る
何回かもつれそうになるけど、とっても楽しい。
そうこうしているうちに曲が終わった。
本当はもう一曲ぐらい踊りたかったけど、さっきから(たぶん?)女性のジャラシーを感じるので
やめとこう。
「では、お兄様はほかの御令嬢様とお踊りになってくださいな。」
「いいんです。私は風子で間に合っているのでほかの女性と踊る必要はありません」
「ダメです。パーティーには親睦を深めるという項目もあるんですから・・・
お兄様いってらっしゃい」
それに跡取り息子なんだから、今のうちに信頼を得てる方がいいでしょ?
「ですが・・・・」
「お兄様?」
笑顔で聞き返すと諦めたようだ。
「・・・行ってきます」
さて、お兄様がいない今
私はノンアルコールのシャンパンでも飲みながら壁の花を築こうかな?
それより庭に出ていたほうがいいのかな?
でも今回は初めてのパーティーだし、一応中にいようかな?
と、いうことで壁の花を築こう!!
近くにいたメイドにシャンパンをもらい壁の隅の方に行った
ふふ、完璧!
皆おしゃべりしたり、踊ったりしているからだれも私に目もくれないし
私の作戦大成功!
とか思ってたのに!!!!!!!
壁の花築いて10分もしないうちに数名の男に囲まれるし
「この会場の中でどこを見渡そうとも君以上に美しい人はいないね」とか
「ああ、美しき私の姫よ、私と一緒に踊ってはくださいませんか?」とか
「君かわいいね~。ねぇ俺と一緒にいけない遊びしない?」とか
ヒィィィィィ
だれか助けてーーーーーー
私に触れようとしてくるし、嫌なんだけど!!!
それに触れようとするたびにかわすから「つれない姫だね」とかいわれるし
しるかボケェーーー!!!
こちとら一生懸命お前らから逃げようとしてるのに逃げられないし気づけよ!!!
お前ら皆、物好きか!!
我が家の権力を狙ってるんだろうけど・・・・
お願いだから、誰か助けて~~~~~~~~~
「おい、貴様ら!俺の女に手を出してただで済むと思っているのか?」
「「「えっ!?」」」
誰が来たの!?
あんたたちで見えないんだよ!!!
もしかしなくても助けてくれようしてるんだよね!!!
そうだよね、俺の女とか、言ったの許すから!!!!
最初は蹴飛ばしてやろうかと思ったけど
でもmこの声どっかで聞いたことあるんだけど??・・・・気のせいだよね
ってあら皆顔青ざめてどうしたの?
チャラ男まで青ざめているけど・・・・
「し、失礼しましたぁぁぁ」
まさか、あの一声で去っていったんだけど、でも助かった
男達がどっか言ったのでお礼を言おうとその人を見ると・・・・・・
はっ!?なんでお前なんだよ
「久しぶりだな、宮崎風子」
なんで東道司が私に、話しかけてくるんだよ!!!
ネーミングセンスの無さはこのゲームがないのではなく作者がないのです。
作者の精一杯のごまかしです。
想像力が乏しい作者を許してください




