やっぱり、それでも綺麗
はぁ・・・・・
憂鬱だわぁ・・・・・
明日のパーティーなんて出たくないし、あ~もう!!
お腹のお肉がぁ!!!!!!!!
「ね・・っ・・・ど・・し・・・の・・・」
んん~あっ!そういえばダンスとかも踊ったりするんだよね?
パートナーとかいるのかな?もしいるんだったら誰に頼もう?
兄に頼んでみようかな~といっても兄は美形だし女性にさぞおモテになってるに
違いないからたぶんもう相手がいるんだろうなぁ~
「ちょっと風子!!聞こえてるの?風子ったら!!!!!」
「えっ!?あ、はぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!」
「もう!やっと返事した!!!次は体育だよ?もう着替えないと時間がないよ!!!」
「た、体育なんてありますの?」
「当然でしょ?私達まだ高校生だもん」
「そうですけど・・・・ロイヤルスイーツガーデンではないと思ってました。女性も二人だけですし」
「ああ、なるほど!ロイヤルスイーツガーデンが一番頭の良いクラスだからといって、私達はまだ学生だし体力作りがまだ必要なんだよ。あと私達はA組の女子と一緒にやるんだよ?」
「そ、そうでしたの」
「はぁ・・・・風子、朝のホームルーム全然聞いてなかったでしょ・・・・まったくそれでよく2時限も、もったね。さっきの調子じゃあずっとぼ~っとしてそうだけど」
ジト~~~~
「ううっごめんなさい」
「まったく!じょうがないんだから・・・・それよりも着替えに行こう?」
「えっええ」
「じゃあ更衣室に行こうか」
「・・・・・・・・・・・・風子事故にあったんだよね?」
「そうですけど?」
「~~じゃあなんでこんなに肌が白いの?傷のあとひとつないし、おまけに」
ピッカピッカ~
「その艶肌!!!!ニキビ一つ無い顔、なんでこんなにつるつるなのよ~」
「いやまだあるな。そのキュッと引き締まったボディーお肉がないようで触ってみると柔らかいまるで・・・・・・・・・・・」
いや~なんか美優がブツブツ言ってる!!!怖いよ~~
「美優さん・・・・?」
「はっ!あ、ごめんね?私も人のことあんまり言えないかなぁ~」
あっはっはっと乾いた声で美優が言った
「にしても風子って女子のあこがれだよね。」
「??どうしてですか?」
「体も細いし顔も可愛いから」
サラッとなんでもないように言わないで!!!結構照れる!!
それに確かに宮崎風子は可愛いけど、私になってからは手入れも何もしていないから
結構ひどいことになっていると思うんだけど・・・・・
やっぱり手入れしないとお肌ってすぐに荒れちゃうし、おしゃれや恋をして女の子は
可愛くなるんだから!!!
それに・・・・
「初めてあった時も言ったと思いますが私は美優さんのほうがとても綺麗です。スタイルもいいですし」
「そんな事絶対にないよ!!」
「ありますわ。だって美優さんはとても美人モデルみたいでキレイです!!思わず憧れてしまうくらい」
「・・・・・・・・・でも風子は性格もとても純粋で綺麗で・・・・私のほうが憧れてる」
「なにかおっしゃいました?」
「ううんなにも!・・・こういうのも何だけど私自分が人よりきれいな方だって自覚しているんだ
私だってばかみたいな天然女じゃないんだよ?初めはそういうふうに思ったことなかったけど中学2年の時に急にいろんな男子から告白され続けたし、ファンクラブできるし他にも色々あったけどそんなことがあったから自分は人より綺麗なんだなぁって思たんだ。」
「私ね普通の恋がしたかったのに、初めて好きになった人に自分じゃ釣り合わないから付き合えないって言われたんだ。私は気にしないって言ったのに自分が惨めな思いするのは嫌だって言われちゃってもう諦めるしかなくなってこんな顔じゃなかったらよかったって憎くなっちゃた。
普通の女の子に生まれたかったって何度も思ったもん!!この学校に来た理由は自分と同じくらいの美形がいっぱいいるって聞いたからなんだ。おかげでこの学校にいてもそんなに目立たないんだよ」
「風子と出会った時天使のような子だって思ったんだ。こんな子と友達に慣れたらなぁって思ったもん
でも純粋な気持ちだけでも無くて綺麗な子と仲良くなれば自分がさらに目立たなくなるんじゃないかって
風子はそんな私の気持ちに気づかなくて、風子が純粋な目で私を見て、私に笑いかけてくれて自分はこのままでいいのかなぁーって思ったりもしたけど嫌われたくなかったんだ。利用したのは私なのにね?
ねぇ風子これでも私を綺麗って言うの?私結構醜いんだよ?」
まったく美優は馬鹿ね
「そんなの当たり前でしょう?美優さんは綺麗です。誰もがみんな醜い心を持ってるんです!勿論私だって。美優さんには美優さんなりの苦しさがある。顔というのは一生向き合っていかなければならない、だからそれを美優さんなりの解決方法を見つけなければいけない。たとえ何度やり方を間違ってしまっても。でも自分が失敗したなんて自分じゃわからない。けれど美優さんは自分で気づいているじゃないですか、自分が間違ったことをしたって。だから後悔しているんでしょ?ねぇ美優さん一緒に解決方法探しましょうよ?美優さんなりとは言いましたが美優さん一人じゃ辛い時もあると思うんです!だから二人で考えて、一生懸命答えを探すの!数ある方法の中で何を選ぶのかは美優さんですが・・・・・・」
「・・・・やっぱり風子のほうが綺麗だよ。風子、ありがとうそしてごめんなさい。
利用しようとして・・・・・・・・・私と一緒に考えてくれるの?」
「ええ!大切な友達ですから!!!!」
「・・・・・やばい泣きそう。次体育なのに」
「えっ!?美優さん結構涙もろいですわね。そうゆうときは気合を入れてほっぺでも叩いて涙を引っ込めてみてはいかかですか?」
「痛そうだよ~!やりたくない~」
「じゃあ泣きながら皆のところにいくんですの?」
「うう~風子のいじわる」
バチンッ
「やっぱりいた~い!!!!」
「まぁまぁでも涙なんて引っ込んだでしょう?」
「そうだけどさぁ」
「では早く体育館に行きましょう?遅れますわよ?」
「・・・・わかりましたよ~」
「じゃあ今日は跳び箱をしようか」
「「「「はーい」」」」
「その前にまず準備体操!二人組になるように!!」
「風子一緒にやろ?」
「了解ですわ」
「跳び箱なんて飛べ無くても世の中生きていける!!!」
「美優さんは3段しか飛べませんでしたもんね」
「運動は苦手なんだよ~」
「あの様子をみたら誰だってそう思いますわね」
「でも風子は意外というか運動神経抜群だね~」
「まぁ結構、体動かすの好きなんですの」
「ちくしょうっ!裏切り者め!!!」
いや、そんなんしらんがな
「風子次の授業なんだっけ?」
「歴史だったと思いますが」
「歴史かぁ~私理数系だから苦手なんだよね~」
「なんか意外ですわね。でも逆に私は文系ですから理数系のほうが苦手ですわ」
「へぇ~そうなんだ。あっそうだ!!!今度テストあるしテスト前に一緒に勉強しようよ!!!ちょうど分かれてるし!!!」
「それはいい案ですわね。いいですわ」
「じゃあ決まり決定!!!」
「ふぅ、もうそろそろ戻りましょうか?」
「うん!そうだね」
私達はロイヤルスイーツガーデンに戻ることにした
すたすたと歩いて、扉の前にまで行った
「では、美優さんどうぞお先に」
「あっうん、ありがとう」
ガチャ
「あっおかえり思ってたより早かったね」
「文哉くんただいま!!」
「逆に遅いんじゃないの?僕待ちくたびれちゃった」
「お前は子供か。もう一人は?」
「いたた、、いだいよ`ほっぺつねらないでよ~」
「しるか」
「あっえ~と風子は」
そこまでいって美優は間宮に歩み寄り小声で言った。
「廊下でチャイムギリギリに教室入るみたい」
「そうか」
「・・・・おい司。貴様きつく言い過ぎだったんじゃないか?」
「なんだよ京。別にいいんだよ、そうしないとあいつがまた何やらかすかわからないんだから」
「僕にはそんな風に見えなかったけどなぁ~」
「見かけだけでは人はわからない。」
「だが少し喋っては見たがそこまできつい性格には見えなかったぞ?」
「あいつは演技が得意だからな」
「まったく貴様は頑なだな。」
「うっせぇ、俺は仲間に傷ついてほしくないだけだ」
「はぁ、まぁいいか。明日のパーティーで聞いてみることにしよう」




