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絶体絶命
そして、真っ逆さまに落ちる。
そして、その下にある、建物に落ちた。
痛い。
そして、また揺れる、地面が大きく傾く。
今居る建物が崩れる。そして、がれきの中に落ちる。
そして、ほかの建物のがれきも、ここに落ちる。
私は意識を失う。
和香の視線
あれ、居ない、麻衣ちゃんが居ない。重大な事態に気付く。
そのとき、また揺れた。目の前のがれきが崩れる。
そこに、麻衣ちゃんの体が現れる。
でも、はっきり言って元気とはいえない。
顔色は血の気を抜いたように青い。
そして、ぐったりしている。所々がれきが刺さっている。
「とりあえず救急車呼ぼう、救急車。」
そして、救急車がきた。
医者の話によると、出血量が多く、脈拍、血圧とともにとてもピンチらしい。
そして、呼吸が止まった。
医者が、人工呼吸や、心臓マッサージを行う。
何とか一命を取り留めた。
でも、何とか呼吸をしているという感じで、何とか命を保ってるという感じである。
時折、血だまりができている。口の中に。
そのときに気付いていれば
