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帰宅 後編
しばらくして、とんでもない音がした、火災だ。
麻衣も気付いたらしい。
おびえて、膝を抱えていた私を、麻衣は、自分の布団でくるんでいた、そして、私は廊下に出た。
ところが、麻衣は柱に躓く。すぐそこに、火の手が上がっていた、
「先行っていい「そんな事言ってる場合!?」」
「そうだよね、ごめん。」
そういう事で、何とか外に出た。
そして、再び、出立した。
でも、きたときとは違う。がれきが転がっている。
そして、トロッコに乗る。そして、一気にスピードが上がる。
熱で、車輪膨張したらしい。
ひたすらこぐと、落盤していた。
そして、歩いた、軌道を。
ものすごい強風にあおられそうだ。
そのとき、麻衣が倒れた。あおられたらしい。肩をとって一緒に歩く。
「ありがとう。」
麻衣が言う。
そして、暴風が吹き荒れる。
私は、風にあおられ、砂浜に落ちる、しかし風はさらに強くなる。
トロッコは実在しません。
地名は実在です。




