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少年と昼休憩②-①

お久しぶりです。

「もうお昼だね? やっぱり楽しい時間は早く過ぎるねぇ……」


「おなか……すいた」


「ミレイヌもおなかすきました……」


「確かに。最後に護身術を選んだのは、少し失敗だったかもね?」


 僕たちは今、昼食をとるために食堂に来ていた。


「たしかにそうかも……。いきなり二人組で実践するとは思ってなかったよぉ……」


「どう……かん。びっくり、した」


「ミレイヌも驚いたのですよ。でも、楽しかったのですよ!」


「はははっ! 僕もそれなりに楽しかったよ。……まぁ、余っちゃって先生とやるはめになるとは思わなかったけどね?」


 掃除の体験授業が終わった後、一般教養と護身術の体験授業を受けたのだ。

 一般教養は本とかで読んで知っていたことが多く、あまり楽しくはなかったが、みんなは本を読んでいないのか、しきりに驚いたり頷いたりしていた。

 ……まぁ、この年で冠婚葬祭のマナーとかを知っている僕が異常なだけかもしれないが……。


「今日は何を食べる? ラン君はたしか、この食堂のメニューを決めるのにも携わったんでしょ? 何かおススメは?」


「お薦め……あるの?」


「ミレイヌもきになります!」


 三人が期待した目で僕のことを見る。


「僕は無難に、お姉さん聞くのが一番だと思うけど? 昨日もそうだったし、ね?」


 僕は確かにこの食堂を作る時に、味見したり口出したりしていたが、その日その日で仕入れているものとかが違うので、それらを含めて知っているであろうお姉さんに聞くのが一番だと思っている。


「ってことで、お姉さん。今日のおススメはなんですか?」


「今日のおススメはCランチかな? 数種類のうどんと好きなトッピングを選べるのよ。もちろん全部選ぶのもありよ?」


 お好みうどんってやつかな? 〇亀みたいに好きに選べるらしい。


「じゃあ僕は……カレーうどんにかしわ天と磯辺揚げ、それから温泉卵でお願いします。みんなはどうする?」


 僕はCランチのコーナーを見て、ぱぱっと決めてしまう。


「私はきつねうどんにエビ天とかしわ天にするわ」


「私……は、窯玉うどんに野菜のかき揚げ……」


「ミレイヌは…………たぬきうどんにエビのかき揚げと卵にします!」


 僕に続いて三人も注文する。


「はい、ありがとうございます。ここでうどんを受け取ったら、あっちでトッピングを受け取ってね?」


「わかりました」


「はーい」


「う……ん」


「わかりましたわ」


 僕たちはそれぞれが頼んだうどんをここで受け取り、少し行った先にある場所でトッピングを受け取る。


「向こうの席があいてるわ。行きましょう?」


「う……ん」


「わかりましたわ」


「わかった」


 僕たちはそろって受け取り口から離れている角の席へと仲良く座った。

新しく恋愛ものの小説始めました。

「二重人格と四色の姫君」ってタイトルです。

http://ncode.syosetu.com/n4050bu/


純粋種はランダムビジョンの次に優先度が高いので、新しい小説は優先度三番目です。

ゲーム的なプロローグである第三話まで予約投稿してあるので、よかったら見てください。

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