表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

31/44

少年と昼休憩①-③

「番号札181番、182番、183番でお待ちの方、受け取りカウンターまでお越しください」


僕たち(主に僕とミラとミナだが)でおしゃべりをしていると、ミラとミナがよばれた五分後くらいに、僕たちもよばれた。


「お、よばれたみたいだな……それじゃあ行ってくるよ。行こう?サラ、レイトさん」


「えぇ、行きましょうか」


「う…ん、行こ…う」


僕たちは席を立ちあがる。


「いってらっしゃいませ、にいさま」


「いってらっしゃいませ、あにさま」


「うん。いってくるよ」


二人のそう声をかけると、僕はサラとレイトさんと一緒に、受け取りカウンターに向かった。


・・・

・・


「すいません、181番なんですが……」


「私は182番です」


「183…番」


「はーい、ちょっと待ってね?今持ってくるからねぇ」


僕たちが自分の番号を受け取りカウンターのお姉さんに伝えると、少し待つように言われた。


「はい、わかりました」


「はーい」


「わか…った」


僕たちは素直に待つことにする。


「三人ともAランチでいいのよね?はいどうぞ、持って行って?」


「ありがとうございます」


「どうもでーす」


「どう…も、です」


僕たちはAランチを受け取ると、席に戻った。


・・・

・・


「おかえりなさいませ、にいさま」


「おかえりなさいませ、あにさま」


「無事に受け取れたようですね……」


「よかったです。待たされなかったようで……」


「うん。そんなに待たなかったよ」


「そうね、すぐに出てきたわ」


「はやか…った」


「それはよかったです」


「それはよかったです」


「それではにいさま?」


「それではあにさま?」


「いただきましょう?」


「いただきませんか?」


「そうだね。それじゃあ、いただきます」


「「「「いただきます」」」」


僕たちは全員、いただきますと言ってから食べ始める。


「ミラ、ミナ?冷めちゃってない?大丈夫?」


「大丈夫です、にいさま」


「大丈夫です、あにさま」


「保温の魔法を使いました」


「温かいまま保たれています」


「そうなんだ」


「はい、にいさま」


「はい、あにさま」


「でも、許可なく魔法を使ってはいけないんだよ?」


「大丈夫です、にいさま」


「大丈夫です、あにさま」


「ミラは特別許可証(ライセンス)を持っているのです」


「ミナは特別許可証(ライセンス)を持っているのです」


「そいうえばそうだったね。でも、特別許可証(ライセンス)を悪用してはいけないよ?」


「大丈夫です、にいさま」


「大丈夫です、あにさま」


「ミラは悪いことなどしません」


「ミナは悪いことなどいたしません」


「にいさまに嫌われたくないのです」


「あにさまに嫌われたくないのです」


「ははは、大丈夫だよ。悪いことをしたって、怒りはしても嫌いにはならないさ」


「本当ですか?にいさま」


「本当ですか?あにさま」


「あぁ、もちろんだよ」


「よかったです……ミラは安心しました」


「うれしいです……ミナは安心しました」


「それじゃあさ?おしゃべりもいいけど、早く食べてしまおう?昼休憩は、有限なんだから」


「わかりました、にいさま」


「わかりました、あにさま」


「うん。それじゃあ食べるのに集中しよう?」


「はい、にいさま」


「はい、あにさま」


僕たちはAランチをおいしくいただいた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ