表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

PR
17/44

少年と学園生活初日の朝

みなさんこんにちは。

もしくはこんばんはまたはおはようございます。

今日は入学2日目、学園生活初日です。

今日の予定はカリキュラムの選定です。

今日、明日、明後日の3日間を使って、自分の勉強したいようにカリキュラムを組むんだ。

この自分で勉強したいものを選ぶカリキュラムというやり方は、僕が前世の記憶…というか経験から提案したことである。


コンコンッ


「おはようございます。ランネット様。朝食の用意が出来ておりますので、食堂までご案内いたします…」


寝起きの頭でそんなことを考えていると、カランさんがやってきた。

この人は僕の専属メイドの1人で、学園でのお世話をすべてまかされている。


「それじゃあ向かいましょうか?」


僕は着替えもせずに、ベッドからとびおりて歩き出そうとする。


「いけませんっ!ランネット様。ちゃんと制服に着替えてくださいませ」


「あ、そっか。忘れてたよ。いつもはこのまま動き回ってたからさ…」


そう。

僕は王宮で過ごしていた時は、夜に一回着替えるだけで、朝は着替えてなかったから、忘れていた。


「本日より学園生活が始まるのですよ?しっかりしてくださいね?」


「うんっ!もちろんだよっ」


カランさんの言葉にしっかりとうなずき、笑顔をみせる。


「さしあたっては…着替えてご飯でございますね」


「は~い」


「手伝わなくてもよろしいのですよね?」


「今日は手伝ってくれる?…初めて着るから、着にくいんだ」


「わかりました。それでは手伝わせていただきます…」


「よろしく~」


「では」


パッパッパッとカランさんが制服を着付けてくれる。

僕はそのはやさに驚きながら、明日からは自分で着れるようにみながら覚えようとした。


「…終わりました」


時間にして一分もたっていないだろう。

それくらいの時間で、僕は制服に着替えさせてもらっていた。


「ありがとう。カランさん。…それじゃあ、食堂に行こうか?」


僕は、ドアを開けて食堂へ向かう。


「かしこまりました」


その後ろを少し離れて、カランさんが付いて来る。


「カランさん、今日のメニューは何ですか?」


僕は、道すがらカランさんと話をすることにした。


「本日のメニューは、クルミパンとじゃがいものポタージュになります…」


「おいしそうですねぇ」


「そうですね…なかなか良いできだったと思いますよ」


「良いでき…ってことは、カランさんが作ったんですか?」


「いいえ、違います。…まぁ、手伝いはしましたが」


「もしかして、新しく入った人?」


「そうです。ランという名前です」


「僕の愛称と同じ名前だっ」


「そのとおりですが、本人の前では言わないでくださいね?」


「カランさん、なんで?」


「秘密です。それより…つきましたよ?」


いつの間にか、僕たちは食堂の前についていた。


「そうだね。…それじゃあ、また後でね?」


「はい、たしかに。後ほどお迎えにまいります…」


カランさんの声を背中に、僕は食堂の中に入っていった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ