2.力による一方的な現状変更は認めない
北方領土に関しては、別作品『東欧の国と同様、奪い取られてしまった日本の領土のことを考えるあなたへ』をお読み下さい。
「力による一方的な現状変更は認めない。これが日本の立場」
あなたの前で泳ぐ『エラの光るベラ科のサカナ』が言いました。
この日本の立場を、あなたもどこかで聞いたことがあるでしょう。
ですが日本政府は、今回のアメリカによるベネズエラへの武力攻撃について、明確な回答を避けたそうです。
インターネット上では、
「ロシアがウクライナ侵攻をした時は非難したのに、アメリカがやっても非難しないのはダブルスタンダードだ」
という声もあります。
こういう人は、どっちも悪いことだと考えているのでしょうか? ロシアもアメリカもダメ、という考えを持ってるなら、筋は通っています。
なおロシアの擁護者達の場合、ロシアはいいけどアメリカはダメって意見が多く見られました。
「力による領土の変更は非難するべき。これを、侵略者ロシアに言わなければならない」
そう言って、『エラの光るベラ科のサカナ』は去って行きました。姿が完全に消えます。
まだいる『寝ズのチョウチンアンコウ』の光のほうがずっと明るいので、明るさはさほど変わりませんね。
話を戻しましょうか。
大きな国のロシアとアメリカ、両方が武力による現状変更を過去に度々やっていますが、ロシアはウクライナの領土だけでなく、日本の北方領土も奪っています。現状変更よりも、領土の奪い取りのほうがより悪質です。
日本は直接の当事者ではない、という日本の判断には、問題はないと思います。ウクライナとロシア、どっちの肩も持つなと言っていた層はニッコリでしょう。
ロシアやアメリカを非難するのはいいにしても、日本の今回の対応まで非難するのはおかしくないですか? 日本はロシアと違って武力で他国の領土を奪っていませんし、アメリカのように他国の大統領を捕縛していませんので。
未だに、ロシアが特別軍事作戦を開始する前の8年間、ウクライナが一方的にドンバスで民間人を虐殺していたという嘘が、ネット上でばらまかれています。これを拡散し、ロシアは侵略していないとする少数の人間のことを、おかしい人間と言います。
詳しくは『ドンバスボックス』をお読み下さい。読まない人は、このことも理解して下さい。ウクライナ東部のドンバス地方は紛争中、ウクライナの支配地と二つの人民共和国の支配地に二分されていました。よって、単にドンバスとまとめて呼ぶのは不適切です。




