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1.侵略者が国際法違反と言うのはおかしい

別作品の『ドンバスボックス』も、ぜひお読み下さい。


あと、ロシアがウクライナでやった編入という名の併合を非難して下さい。

 ここは、奇妙な空間です。


 その中で浮かぶ、巨大な銀色のエラーコイン。小さくて不自然な穴が、いくつか空いています。


 あなたはこの上にいます。


 周囲はほとんど真っ暗です。


 ほとんど、と言うのは、空中で浮かび、泳いでいるように動く『()ズのチョウチンアンコウ』と『エラの光るベラ科のサカナ』が、少しだけ明かりの役割を果たしているからです。


 この場所については、どうでもいいでしょう。これから、ウクライナと関係ないようで関係あるような話について、語りますね。


 2026年1月3日。


 アメリカが南米大陸の北部にあるベネズエラを軍事攻撃し、その国の大統領を拘束し、アメリカに移送しました。


 これらについては国際法違反であり、アメリカが非難されるべき事案です。


 問題は、国際法違反をしている侵略者ロシアとその擁護者達も、アメリカを非難していることです。


 一番非難しちゃいけない人間達が非難しているのは、おかしい。


 自らの勢力圏を守るため、集団的自衛権という理由を使って国際法違反ではないと語る侵略者ロシアとその擁護者達が、同じようなことをしているアメリカを国際法違反だと責めるのは、おかしいですよね。


 あと、あなたも分かっているでしょうが、ついでに言います。ロシア側の語る集団的自衛権に、ウクライナ南部のザポリージャ州やヘルソン州は含まれていないので、特別軍事作戦は侵略行為です。


 ロシア側としては、ロシアの侵略が侵略じゃないと言い続けるためには、アメリカが正しいと支持する必要があります。


 ロシアには理由があるんだから侵略じゃない、アメリカにも理由があるから侵略じゃない。こう主張することによって、ロシアの正当性が得られます。


 ですが、当のロシアがアメリカを支持していません。これは、ロシアのやっていることも正しくないという証明になります。


 犯罪者が別の犯罪者を責めたところで、その犯罪者の罪は消えません。犯罪者は犯罪者のままですよね。


「その通りだと言える。ロシアは犯罪国家だ」


 あなたの真上から、謎の女性の声が聞こえてきました。喋っていたのは、『エラの光るベラ科のサカナ』でした。


 これから、このエラーコインの上で、あなたにいくつか語ろうかと思います。


 どうかおつき合い下さい。

みんなで叫ぼうのお時間です。


みんなで、叫びましょう。


「侵略国家ロシアがウクライナでやった住民投票は違反で汚ねぇーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!」

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