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序文・注意事項

2024年4月ぐらいまでの数年間は、白米5キログラムで2,000円もしなかったのですが、2024年の6月から7月にかけてぐらいから急激に値上がりして2024年度産の新米が店頭に並びだす頃には3,500円ぐらいになり、2025年の年明けから再び上昇していき、2025年6月には4,300円ぐらいになっています。

この米価の高騰について「何が悪い誰が悪い云々」「こうしたら良いああしたら良い云々」と色々と述べられていますが、個人的には疑問に思う言説が大半を占めているように思えます。


筆者の個人的な感想を述べさせてもらうなら


『個人でできる事としては、食いもしない米を買うのを止めたらいいと思うよ』


『現状の消費者が米を買う価格であっても生産者も米卸売業者も暴利を貪るどころか事業継続に必要な利益が得られているのかさえ疑問だし、これまで歯を食いしばって事業継続してくれていたのだから、消費者が米を買う価格を下げるよりもこれを機に生産者や米卸売業者にちゃんと利益が回るようにした方が良いのでは?』


『消費者に米を売る価格を下げるよりも現状の米価や何ならもっと値上がりしても問題ないぐらい消費者の可処分所得を増やす政策を行う方が建設的では?』


というものです。


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本来の意味ではない使い方をしている言葉について


消費者米価

本来の意味の「消費者米価」は、食糧管理法(食管法)に基づいて政府が決定した米の小売価格のことです。


この文章においては、消費者が購入する米の価格(スーパーなどでの販売価格の平均のような感じ)の意味で使っています。


生産者米価

本来の意味の「生産者米価」は、食管法に基づいて政府が決定した生産者(米農家さんなど)から政府が買い取る米の買取価格のことです。

昭和のころには「(生産者)米価を上げろ!」という生産者の怨嗟の声を聞いたことがあります。


この文章においては、生産者がJAや米卸売業者などに販売する価格の意味で使っています。

また、米卸売業者などがJAや生産者から米を買い取る価格は相対(あいたい)取引価格というのですが、これが実質的には生産者が米を売る値段ですので、特に言及しない場合は(この文章における)生産者米価に含みます。

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注意!

筆者は米の生産や流通に関する研究者や専門家でもなければ、生産や流通の従事者でもありません。

米の流通のほんの一部に従事したことはありますが、流通の全過程に従事したわけではありません。


筆者としては蓋然性・正確性がそれなりに高いと考えている事柄をもとに述べていますが、筆者の無知無能ゆえの誤りもあると思っています。

鵜呑みにするのではなくご自身で裏付けなどをご確認いただけると筆者としては望外の喜びです。

また誤りなどがあればご遠慮なくご指摘いただけますとありがたいです。

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