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5.懸念がいっぱい

やっぱり、直接目で見てのお買い物は楽しいな。


作業着として上下共同じ服5セットを着回しており、トップスはそろそろ買い替え時だろうとのショッピング。ボトムは耐久性のあるジーンズを使用しているが、ダンジョン素材で作られたボトムも確認しておいた方が良いのかなと検討中。


龍刃からも「なんでも溶かすスライムなんだから、専門にするなら溶け難い素材の服にしなよ。アダマンタイトとか」との助言を貰った。スライム討伐専門に超高級品のアダマンタイトをオススメするなんて何の冗談だと困惑されるだろうが、“なんでも溶かすスライム”なので溶け難い素材を使うべきとの指摘はご尤も。資産を減らしたいので、素直に享受した。


目のような器官が無く色を知覚しないスライム。なので、配色に悩まず好きな色を選べる事は嬉しい。同様に鼻のような器官も無く匂いも知覚しないので香水も振れる。


しかし周りのハンターに香りが移ってしまえば危険に晒すことになる。その事態を防ぐためにダンジョン入場時の香水は禁止となっており、うっかり香水を振ってしまった者やルームフレグランスの香りが染み付いている者は別室で消臭スプレーをぶっ掛けられる。ダンジョン素材で作られたものなので人体にも動植物にも悪影響は無い。


この消臭スプレーは日本人が開発したもので一般人も愛用しており、世界中でも大ヒット商品に。魔改造大好きな日本人。「クレイジージャパン!」と、開発者は賞賛を受けた。クレイジーと言われているがきちんと賞賛である。


機嫌良くハンター専門店で服を選ぶツバキは、家の近くに完成予定のコンビニも楽しみに思っている。駐車場を併設しないことで溜まり場にはならないと判断したらしく、近所の奥様方も「ちょっとした気分転換になるわね」と喜んでいた。満足。




んー……黒×ショッキングピンクか、黒×紫か。つり目だからショッキングピンクの方が合うけど、年齢に合わせるなら紫かな。


いやお洒落は自分の為だから、年齢なんて関係無く好きに着れば良いんだけどね。


っというか。きつね顔で老け難いから、年齢に合う落ち着いた服は私の感覚で違和感バリバリで着たくない。アラサー真っ只中なのに、未だにゴスパンやV系ファッション似合う顔ってこれ如何に。


あー……たぬき顔羨ましい。


よし、どっちも買おう。




唐突な結論。在庫確認に店員を呼ぼうと周りを見渡すと、ぱちり。偶然合った、目。


アジア系の顔だが、なんとなく日本人じゃないと分かる。清潔感のある男性。


女性用コーナーなのに何着か確保しているので、生粋のお洒落さんなのだと判断。ハンター時のスタイルでもファッションに気を使うとは、感心。


1M程度離れた場所で服を選ぶその男性は、周りを見渡すツバキを不思議に思ったのだろう。それと、手に持つ2種類の服についても。


「派手な色に興奮するモンスターもいるぞ」


善意からのアドバイス。どうやら初心者と思われたらしい。


「ありがとうございます。スライム討伐専門なので大丈夫ですよ」


「スライム討伐専門……良いな。俺のとこにも欲しい」


「ダンジョン旅行ですか」


「龍刃が『転移』出したから、一応。検証。出ないだろうけど」


「ガチ勢なんですね」


「俺の事、知らないのか」


「初期からゆる〜く活動しているので。必要な知識だけなんです」


「ふーん。良いんじゃね。楽しみ方は人それぞれだし、スライム討伐専門なら皆感謝してるだろうし。職業は『収集家』?」


「はい。楽しんでます」


「レアもの出たら融通してほしい」


「先約があって。その人が要らないものなら良いですよ」


「一応、今迄で出したレアものは?」


「金剛シリーズですかね」


「連絡先教えてくれ」


「ん、ふふっ。ガチ勢は本当に面白いですね」


「ガチ勢だからな」


可笑しそうに笑うツバキに、得意気に笑う男性。ガチ勢としての誇り――だろうか。


しかし鼻に掛けておらず嫌な感じが無いので、ツバキも連絡先の交換を享受。互いにボードを操作し交換完了。


なんとなく。本当になんとなく名前に見覚えがあり首を傾げていると、小声での“答え”。


「世界ランク3位」


「……なぜ、ここに」


「日本のハンター専門店、見たかったから。服、デザイン良いのに安くて羨ましい」


「……なるほど。今は、変装?」


「つーか、すっぴん。ダンジョン行く時はメイクしてんだ。マスコミ対策な。国ではあまり意味なかったけど、日本は溶け込めるから楽」


「中国ってマスコミ凄そうなイメージ」


「アメリカのパパラッチよりマシ」


「確かに。メイク、上手なんですね」


「ありがと。女性から褒めて貰えると自信持てる」


「謙遜しないところも人気な理由なんでしょうね」


「日本人が謙遜し過ぎなだけだろ」


「それはそう。――あ、すみません。店員さん。これの在庫なんですけど」


この辺で会話を切り上げた方が良さそうだと、タイミング良く通り掛かった店員を呼び在庫の確認を頼む。自然さを装ったので、ユンランも特に気にすること無く手に取った服を吟味。


こんなところを龍刃に見られたら、一体どうなることやら。




いやユンランさん、今素顔だから龍刃くんは気付かないとは思うけど。


でもユンランさんが気付く。龍刃くん、オフでも顔同じだから直ぐバレる。天然のイケメンだから気付く。そうなったら確実に凄く面倒臭いことになる。


面倒事は回避するに限る。




案の定。ユンランはもうこちらに気を向ける事もせず、自分のショッピングに再度集中し熱心に服を選んでいる。良かった良かった。


その後は漫画みたいな展開も無く、無事に購入出来た2種類5枚ずつのトップスに満足。一目惚れしたミドル丈のエンジニアブーツも2足購入。


店員から「スライム討伐専門なら、こちらも如何です? 脚の保護にもなりますよ」とオススメされたニッカポッカ風のボトム。トップスがタイトなのでバランスも良いなと思い試しに購入してみることに。ポケットも大きく、実際に数日使用して有用なら追加購入することも言葉巧みに約束させられた。しかも嫌な感情になることも無く。商魂逞しくて好感が持てる。


良いショッピングだった。


店を出る時にまたユンランと目が合ったので軽く手を振ると、口を動かしてからの小さな笑みで手を振り返してくれる。「連絡する」と言ったのだろう。律義。


無意識に抱いていた中国人への偏見と、龍刃の話で生まれていた警戒心が少し緩和された感覚。やはり実際に交流するべきだなと、改めて。


恐らく。“ユンラン”が律義な性格なだけなんだろうな、とはしっかりと理解している。


予定していた分のショッピングは終わったので、街へ。


ショッピングを口実に神様からも許可を貰い、今日のスライム討伐はお休み。のんびり散歩でもしようと気ままに足を動かした。


最終的に猫カフェに行くことは決めている。







休み……の、筈だったのだが。


「本当にすみません。今回の引率担当者が、その……急病で」


「今回だけですよ」


面倒になってのドタキャンだろうな。


そう確信するツバキは、目の前の中高生達を視界に入れる。ダンジョンの出入口を囲むように建設された、ホール。入場の手続きをしなければ死亡も確認できないので、このホールは重要。


ハンター登録は在学中は不可能。中高卒業年度の次の年度、つまり4月から可能。しかし卒業よりも先にハンターの資質を開花させる子も少なからず存在する。中学生で開花させた者は高校へ進学せずハンターになる者も、多数。


そういった未成年達の為に1階層限定で研修を行うのもギルドの仕事。通常はDランク以上が引率するのだが、どうやら他のハンター達からも尽く断られたらしい。




そりゃあ他人の子供、しかも思春期で反抗期の多感な時期真っ盛りの子守りは面倒だもんね。理解できる。


取り敢えず。先ずはこの、スライム討伐専門をバカにしたニヤニヤ顔を崩してやるか。




未成年相手に真っ先に心を折る選択をするのだから潔いのか、性格が悪いのか。


「今回の担当者が急病により代理を任せられた、1階層限定で活動してる『ゆるねこ』です。取り敢えず、両親の先月の月収が10億を越えている子だけ私をバカにしても構いませんよ」


しんっ――当然のように降りた静寂。月収10億なんて、Aランクのトップ層からSランクハンターでないと有り得ない数字。


ちらりと中高生達がギルド職員を見ると、ふふんっと得意げな顔をしたので事実なのだと察した。


いい大人がふたり揃って大人げない。しかし見事な鼻っ柱のへし折り方。


「スライム討伐専門でも一攫千金なのは事実です。とは言え、完全に運に左右されます。私は運良く『金剛シリーズ』がドロップしただけです。シリーズものは一定時間、続けてドロップする確率が高いですからね。――さて。スライムを討伐することの重要性は研修で習いましたね?」


「……ぁ、はいっ!」


「それでは正しい理解をお願いします。再度言っておきますね。私のようにスライムからはレアものもドロップするのは事実ですが、」


「――よおっ、ゆるねこ。休みっつってたのに引率か?」


のしっ。唐突に肩に回された腕と、僅かに掛かって来る体重。地味に重い。


既に聞き慣れた声。こんな事をする人物を予想しつつ見上げれば、聴覚からの情報により脳が判断した通りの人物が口角を上げていた。


「こんにちは。龍刃くん。急遽代理、です。新宿ダンジョンに行かなかったんですね」


「メル達行くっつったから。乱獲出来ねえ。アダマンタイト出したか?」


「スライムからは出難いですよ。ミスリル、200gくらいなら」


「あー……投擲ナイフに良さそうだな。300万」


「分かりました」


「ん。――送った」


「――はい、確かに。ミスリル送りました」


「どーも。スライム討伐ありがとうな。今度飯誘うわ。子守り、頑張れよ」


ひらひらと適当に手を振りさっさとダンジョンへ入って行った龍刃は、恐らく……『スライム討伐専門』の価値を軽視されたくなかったのだろう。


スライム討伐専門が居るからこそ、高ランクハンター達は面倒な持ち回りのスライム掃討をしなくて済む。そんな貴重な存在からへそを曲げられては高ランクハンター達――特にガチ勢が困る。


因みに。龍刃も最近はこのダンジョンで活動している。『スライム討伐専門』が居るから。更に言うと、“ツバキ”がいるから。


恋する男は点数稼ぎに余念がない。


「……っと、云う訳で。スライム討伐専門でも運次第ではこのように1日で300万稼げます。念を押しますが、完全に運任せなので私の真似をすることはオススメしません。何かご質問は」


「っ龍刃とお知り合いなんですか!?」


「あの人は全ての職業の特性を理解しているので。囲われていないソロの『収集家』は、貴重。それだけですよ」


「――あの。ソロの『収集家』って事は、攻撃や防御スキル無いんですよね。スライム相手でも危険なんじゃ……」


「どんな魔物も隙を突かれると危険です。私はドロップした防御系スキルカードを使ったので、自衛は出来ます」


「、スライムがスキルカードをドロップしたのですか!?」


思わず。と声を上げた、ギルド職員。スキルカードのドロップは一攫千金、億万長者確定。防御系のスキルカードなら100億出しても欲しい者は大勢居る。特に、ガチ勢が。


ソロの『収集家』なら利益よりも防御の強化を優先する事は理解出来る。出来る、が……


「上がって来た魔物からですよ。死ぬかと思いました」


「あ……なるほど。ち、因みにどのような防御スキルを……」


「秘密です。防御系スキルでも弱点はありますから」


「し、つれいしました!」


ユニークスキルの『自動結界』で“龍刃”のお墨付き。万能過ぎるので言えないというのが、真実。


弱点といえば、『このスキルを知られたら防御補強したいチームから鬱陶しい程の勧誘をされる』こと。絶対に嫌だ。ゆるゆる勢で無難に生きたい。


「それでは行きましょうか。今日は研修なので、私が指示するまでは私より前に出ないように。スライムだからと侮らず常に警戒してくださいね」


「はいっ」


揃って返事をする中高生達は、初手に鼻っ柱をへし折られた。加えて、あの“龍刃”と知り合いで目の前で300万を稼いだ。――そんな彼女を馬鹿にする気は無くなり、大人しく従うことにしたらしい。


お金と権力……他人の権力だが、やはり絶大な力だと改めて実感した。











「子守り楽しかった?」


「お願いだから、せめて玄関に転移してから呼んでくれないかな」


ソファーでまったり今日のニュースを流し見ていたツバキの、横。いきなり現れた龍刃は当然のように隣に座り、揶揄う気満々の表情。


こうやって毎回近くに現れるので、家の中でもシャツ1枚の自堕落はできなくなった。大変、遺憾。


「意外にいい子達だったよ」


「そりゃ目の前で300万稼げばね。僕、良い仕事したでしょ」


「連絡先聞かれた程度には」


「は?」


「え、なに。こわっ」


「……断った?」


「当たり前。『私に媚びても龍刃と繋がれないよ』って。子供の浅知恵は可愛いよね」


「ならいーや」


ぼふりっ。ソファーの背凭れに沈む龍刃は、流れるニュースへ視線を移す。代わり映えのないダンジョン情報。


いや、世界ランカー達が新宿ダンジョンへ潜ったので変わってはいるが。ダンジョンの脅威度自体の変更はゼロ。


のんびりとニュースを見ていた龍神は、次のトップニュースが流れた事で口を開いた。


「またやってんね、領土問題……って。これ、押し付け合ってる?」


「世界に魔物溢れるって気付いてるのかもね。守らないといけない土地を減らしたい、とか」


「あー……スキルカード大量出品で、コミュニティでも話題に出てたかも。――あ。“神様”に頼んで、領土問題出した国の国籍から入札できないってしてみれば?」


「確実に面倒な事になるし、他国の人に頼めば落札できるよね。っていうか『神ID』が日本人ってバレそう」


「確かに」


「そもそも。北の人達は何度も政府から見捨てられて政府嫌いって聞くから、嬉しくはないんじゃないかな。日本に属する事になっても」


「あー……いっそ自治国にしたがってそう」


「可能性は高いよね。だとしたら直ぐに魔物防衛失敗して滅びそうだけど」


「世知辛〜」


興味無さげな声色。実際に現地や周辺に住んでいなければ、大半の者が抱くのはその程度。対岸の火事。


――ふ、と。何かに気付いたツバキもソファーの背凭れに沈む。腰に柔らかいクッションをあてるのは腰痛予防。


「どうしたの?」


「……魔物。溢れるなら、家の敷地に結界張れるアイテム欲しいなって」


「僕も欲しい。買う。1で良い?」


「万?」


「千万」


「……泣きたい」


「安い方でしょ。近所の連中が避難所に使わせろって言いそうだから、そもそも大量に流通させるつもりなんでしょ?」


「そうだけども」


「避難所に置くとしても日本だけで……っへー、11万以上あるんだ」


「アメリカは自宅にシェルターなんだっけ」


「全員買うとしたら、結界アイテムだけで予備含めて京越えるんじゃない? ウケる」


「ウケない。そんなに大量に出さないよ。魔物が飽和したら“神様”が結界の効力消しそう」


「有り得そうで怖ぇー」


「取り敢えず皇居に送り付ける」


「……ゆるねこちゃん、“右”の人?」


「全然。世界最古の国だから、国が終わるのは勿体なくて。あと普通に日本自体が大好き」


「良かった」


「龍刃くん、“左”の人?」


「世界一の変態オタク国で在ってほしい人」


「わかる」


「オタクに“右”も“左”も、序でに宗教も無いよね。二次元さえあれば良い」


「それな。“推し”が宗教」


「禿同」


ツバキを指差し深く頷く龍刃は、ゲームだけでなく漫画もアニメも嗜んでいる。柔軟性のあるオタク。


指差し自体は不躾だが全く嫌な気はしない。ナカーマ、と心の中で呟いておいた。古き良きネラーの教えを受け継いでいる。


「明日は結界アイテム狙いかな。流通は、ある程度確保してからの方が良さそう」


「“神様”だいじょぶそ?」


「悪寒しないから大丈夫みたい」


「相変わらず仲良し」


「下僕です」


「んふふっ」


自称下僕でも、彼女に嫌々やっている様子は無い。既に諦めているのか今では受け入れている。


オークション終了の通知が入ったのでボードからオークションを開くツバキは、視界からの情報に「ひ……」とのか細い悲鳴をひとつ。


「、なに」


「……オークション、終わった」


「何出してたっけ? いくら?」


「『死霊召喚』、128億」


「あー。確か召喚数10体だっけ。只でさえネクロマンサーって強いんだから、職業問わず取得可能のスキルカードで10体なら全然安い方だよ」


「……ゲーム、しないから知らなかった」


「漫画でも最強で描かれてるじゃん」


「二次元は二次元かなって」


「世界ランク7位、ロシアのネクロマンサー。回収と補給役大勢と、それを守る後衛十数人のワンマンチーム」


「勉強します」


「したとこで売るんだし心臓に悪いだけじゃない?」


「言わないで。分かってる。心の準備したいだけ」


「あははっ、分かんないこと訊いてよ。僕の復習や整理にもなるし」


「ありがたい。ありがたい」


「“ゆるねこ”って名前あるでしょ」


可笑しそうに笑う龍刃に、あ……夏目漱石か。と察し、教養もあるんだなと純粋に感心。をしたツバキも可笑しそうに小さく笑う。


猫好きとしては中々にショックなラストだが、こうやって知識として楽しむことはできる。切り替えは大事。


ツバキが“わかっている”と、こちらも察した龍刃も似たようなことを考えて感心。話――会話のレベルが合う。めっちゃ好き。


「今日、ディナー行こうよ」


「いいよ」


唐突なのに享受してくれるところもめっちゃ好き。


「――そういえば。龍刃くんは欲しがらなかったね、『死霊召喚(これ)』」


「召喚スキル最高峰の『神霊召喚』あるもん。つーか、“死霊”って気分的に何かヤダ」


「分かっちゃうんだよなー」


ぽちぽちとボードを操作するツバキは、他のオークション終了分の商品も送付してボードを閉じる。また、数分後にはガチ勢からの長文メッセージが何通も来るのだろう。オークションメッセージの通知は切っているので、読むのはディナーの後。帰って来て、しっかりと深呼吸してから。


ガチ勢の超高温の熱意は未だに慣れない。こわい。




.

閲覧ありがとうございます。

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