表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

2/13

2.金銭感覚は保っていたい

「見ろよ、これ。『完全回復』のスキルカード、92億だって」


「世界旅行何回分だよ」


「世界どころか宇宙じゃね」


「あー良いなー。俺もハンターなってスキルカード売って遊んで暮らしてー」


「まじそれ。核シェルター並みの家建てれば、スタンピード起きても一応安心だし。やっぱハンターって儲かるんだな」


「儲かるっぽいよ。いや友達は『ミスったら人生からさよならバイバイだぞ』って笑ってたけど」


「笑えないんだわ。なに、ガチ勢?」


「本人はゆるふわっつってるけど、どう見てもガチ勢。『完全回復』オークションに出て発狂してたガチ勢。ドン引き」


「ハンターって頭オカシイんだな」


「そりゃゲームじゃなく現実でダンジョン行ってるから頭オカシイだろ。それでもスキルカード売って遊んで暮らせるなら、運って分かってても悩む」


「なー……あー、会社行きたくねー」


「ダンジョンできて経済回って給料上がったけど行きたくねー」


そこまで良いものじゃないよ。お金の使い道無いし、派手に遊んだら嗅ぎ付けられるから。


……っとは勿論口にはせず。後ろで会話するふたりの会社員に「がんばれ」と心の中でエールを送り、ハンター協会――『イグドラシル』に侵食されてからの失業者への救済措置とも言える、ダンジョン対策本部。その建物内にあるハンター専用不動産課へ向かうツバキ。偽装用の装備の準備は、バッチリ。


不動産課にはあまり人は来ないが、閑散という訳では無い。高ランク討伐の報酬でちょっといい部屋に住みたいなと思う者も来るし、逆に稼ぎが減ったから売りたいという者も来る。新築相談も、ちらほら。


なので特に目立つ事でもなく、ツバキのようにドロップで手に入れた装備を持参し支払い能力を見せる者も少なくはない。不動産課としては、そうしてくれた方が安心して契約を進められるので好ましい。


因みに。固定資産税はちゃんと国に納めなければならない。幾つかの納税制度は以前と変わらないが、ハンターは活動日数や討伐の内容により減税制度がある。これも『システム』が計算し自動的に処理してくれる。


ほぼ毎日活動していてもスライム討伐だけでは微々たる減税だが。


代わりに医療費はハンターランクによって負担分が増え、更に己の命を危険に晒しているので常識的な一般人からの反発は無い。ハンターは常に怪我をしているから、減税制度の上でも寧ろ高額納税者である。


“ハンター税”を叩き潰された政府の悪足掻き。ポーションのドロップや生産により、こちらも微々たるものとなりつつある。


つまり。現在、日本はハンター協会が政府以上の権力を有している。有能過ぎる『システム』の出現により国民は政府を見限ったと云うこと。


同様の国はいくつもあり、国同士の力関係も変わったらしい。


国民が政府を見限った最たる理由は、『システム』が外国人の生活保護受給資格を剥奪し資産を差し押さえ――その上で難民認定以外の不法滞在者を『転移』で強制送還させたこと。加えてスパイや密入国、売国奴や侵略目的の人間も強制送還したこと。更に付随し、現在でもそういった者達は自国の国境を越えた瞬間に自宅へ『送還』させられること。


極めつけに。『システム』がその対象となった人間――だけでなく犯罪者全ての実名を公表し、リアルタイムでGPS追跡出来るようになったこと。それでも正当防衛での傷害と殺人は除かれているので、物理的に力の弱い者達や社会的に弱い立場の者達も胸を撫で下ろしている。


『イグドラシル・システム』は無慈悲で心は無いが、民衆の心を掴み世論を味方につける手腕には長けているらしい。


当初はGPS追跡について「人権侵害だ!」と声を上げた者もいた。しかし『システム』がその者達を『犯罪者予備軍』として公表したので、今では消息不明となっている。自らの失踪なのか、『システム』により“処理”されたのか……深く考えてはいけないだろうなと、誰もが目を逸らしている。


ともなれば。この日本で近年問題となっていた外国人による迷惑行為や犯罪――侵略に準ずる行為に怯えていた現地の者達は、真っ先に『システム』を受け入れ積極的にその事実を発信。


これにより日本国民のほぼ全てが、どの国よりも早くこの『イグドラシル』を受け入れる事となった。


なので……所詮は見限られる程度の働きしかしていなかったのだと、政府はこの3年で大改革を進めている。既に『システム』により半分以上減給されており、資産も同様に半分以上差し押さえられている。今の政治家は“国家公務員”としての妥当な価値しかなく、続投は可能だが実質世襲制も廃止されている。


これから愛国心を持った素晴らしい政治家が誕生する事を願う。


「本日はどのようなご用件でしょう」


「この近くで戸建ての購入を。睡眠を重視しているので、適度な塀があって隣と密接していなければ理想です」


「その条件ですと……こちらの4軒となります」


「本部とダンジョンの中間辺りは?」


「2軒です。こちらは駅や商業施設に近く、こちらは高台で自然災害に強い地盤となります」


「今から高台の方を見学しても?」


「可能です。ハンター名をお願いします」


「ゆるねこです」


「ゆるねこ様ですね。……あの、ソロの『収集家』で1階層限定とのことですが」


「スライムも一攫千金ですよ。ほら」


「!――確認致します」


かちゃりっ。カウンターに置かれた短剣に目を見開いた職員はボードで連絡をし、3分もしない内に走って来た別の職員に短剣の鑑定を頼む。


鑑定結果は『金剛シリーズ』。シリーズなので勿論盾や数種類の剣、各部位の防具もある。


「こ、こちらのシリーズは……」


「フルプレートアーマーだけが出ませんでした」


「売却は是非とも本部へっ」


「狙っている物件の近くにコンビニが無いみたいで」


「ご契約と同時に手配しておきます!」


「宜しくお願いします」


こういう“融通”が通るのは、ハンター協会の影響力が強いから。我が儘とも言う。


『金剛シリーズ』は唯一ではなく、1万セット程は存在するらしい。しかし“金剛”の名に恥じない頑丈さにより世界中で人気のシリーズのひとつ。


一番人気はアダマンタイト。時点でオリハルコン。その次にミスリルと金剛。


それでも、フルプレートアーマーを除いても鑑定額は10億エンは越える。


S・Aランクのガチ勢からすると「有れば嬉しいな」程度だが、B・Cランクのガチ勢は喉から手が出る程に欲しい装備。本部に売却せずオークションに出せば更に稼げるが、この“融通”を通すのなら本部に売却した方が益になる。


因みに。フルプレートアーマーはしっかりとドロップしている。使う予定は一切無いが、今後ハンターとの交渉で何かの役に立つかもと確保しているだけ。


……っと、いうことで。


「この度はありがとうございました。既に業者に連絡し、到着後直ぐにライフラインを使えます。また不要な物があれば、是非」


「このレベルが運良く手に入ったら」


『収集家』がそうぽんぽんと高ランク装備を持ち込める筈が無い。それを分かって居る職員からの社交辞令としての言葉と、ツバキも察しているので社交辞令の返答。


以降はそこそこの装備や素材はフリマで、高ランク装備や素材はオークションで販売。今回は、恙無く戸建てを買い“融通”を通す為だけの一種のパフォーマンス。


フリマとオークション利用のIDは違うので、フリマの方に煩わしいメッセージが来る事も無い。本当によくできた『システム』である。


荷物は既にアイテムボックスの中。新居の鍵も貰った。アパートの諸々の解約や転居の処理、新居の諸々の契約すら『システム』が自動的に行う。感謝。


なので、先程見学を済ませ大変気に入った新居へそのままタクシーで向かった。


閑静という程ではなく、徒歩5分のところに緑豊かな広い公園。近所の人達はのんびり暮らしており、ペットを飼っている家庭もあるので動物の鳴き声にも寛容。地域猫もいる穏やかな住宅街。


移動はバスか車の高台。コンビニができるとなれば気分転換の買い物ができると有り難がるだろう。芸能人も多数住む高級住宅街で至る所に防犯カメラがあり、高ランクハンターも数人住んでいるので若気の至りな者達が来る事も無い。


「あらっ。さっきの。ハンターさんはお金持ちなのね」


「楽しんで稼げるので性に合ってます」


「羨ましいわ」


決して嫌味ではない。ほわほわと、純粋な感想を述べる隣の住人。笑顔が癒やされる老婦人。


そもそも本物のお金持ちが多い住宅街。金銭に関しての嫌味を言う理由が無く、皆今の生活水準に満足している。


「引っ越し祝いは何が良いかしら。若い子への贈り物は難しくて」


「お気遣いありがとうございます。おすすめの紅茶を頂けると嬉しいです」


「良いわね。楽しみにしていて」


「はい。私もご挨拶に何か贈りたいのですが、お好きなものは?」


「あらあらっいいのよ。只のお節介だから。ハンターの活動はお金も掛かるでしょうし、若い内に貯金しておきなさい」


「なら、打撲や切り傷に効くポーションを贈りますね。高いものではないので」


「何度もお断りしたら逆に失礼よね。有り難く頂くわ」


「はい。是非」


ほわほわと。やはり穏やかな笑みの老婦人へ会釈をし、門を通り家の中へ。近所付き合いは良い方が軋轢を生まないので苦ではない。


長話をしない穏やかな地域性らしいから、まあ近所付き合いしても良いかな。と云うのが本音。


家中をレイアウトしつつ、この高級住宅に相応しい家具を購入して今まで使っていた家具は破格で出品。家具の破格は一般人は勿論、駆け出しハンターにも有り難いので出品間もなくでほぼ売れた。満足。


売れていた素材も送付し、低級ポーションを10個購入。これはご近所へ渡すもので、しかし挨拶を受けたら渡す程度で構わないだろう。ポーション類の中で一番安価な低級ポーションを貰えない程度で“本物のお金持ち”が騒ぐ筈もないから。


一息つく頃には、既に夕方となっていた。夕飯はピザにしよう。引っ越しと言ったら蕎麦かピザで、蕎麦はお店で蕎麦湯まで飲むのが至福。なので、ピザ。


ボードで注文し、15分後には食べ頃の温度で届いた。便利過ぎるので人類は既に『イグドラシル』に支配されているのだろう。やはり利便性には抗えない。




“神様”の存在を知ったから抗う気は無いけど。


明日はお隣さんにポーション渡して、周辺の散策をしようかな。迷子は嫌だ。


最後に猫カフェで癒やされたい。




そう考えながら、ピザに舌鼓を打つのだった。


本日分のオークション出品を、ちょっと憂鬱に思いながら。











「ねえ、神様……まじで買うもの無いんですが」


良い家具やアンティーク品を買っても口座の桁は減らず、パソコンが無くともボードで全て完結するので高価なパソコン用品も不要。1階層限定収集家なので、オークションで高価な装備を買う必要も無い。


200億近くある資産が減らない。経済を停滞させてしまって大変後ろめたい。


投資したところでLUC値ぶっ壊れなので更に資産が増える事は目に見える。大金をぽんと出すガチ勢も政府も、めちゃくちゃ怖い。


寄付しか無いなと犬猫保護活動の団体に寄付したが、大金をぽんと寄付したら欲に溺れる団体も出てくるので小出しにしかできない。魔石製品――魔道具開発やハンター育成機関も、然り。


本当に何に使えばいいのかと思いながら、“神様”との約束であるスライム討伐で『アイテムボックス』のスキルカードをゲット。また、資産が増える。


いっそホラーである。


「オークション通さずばら撒……すみません。背筋凍らせるのやめて下さい」


やはり“視られて”いる。プライバシーの侵害だと抗議したい。しないが。


「あー、そうだ。ドライアイ完治とか、目に関係する諸々回復のポーションとかありません? 遺伝で視力悪いので、あると助かるんですけど」


返事は無い。しかしこれ迄の経験でドロップ品が“返事”だと理解しているので、特に何も考えずスライムを討伐。


出た。ドライアイ完治ポーションが。もう1匹討伐すると視力が2.0に回復するポーション。これは……




軽く1000万エンいくのではなかろうか。


ドライアイは完治しないから、重度の症状がある人は全財産出しても欲しい筈。花粉症も、然り。


待って。遺伝による視力低下を回復させたり、花粉症完治ポーションとか出たらアレルギーすら完治……っと云うか“無かった”ことになるのでは。


それはつまり“世界の理”を歪める事で……


いや既に欠損すら回復する高級ポーションやスキルカードがドロップしてるから、“理”を歪めることは今更か。寧ろ既にそれすら“理”に組み込まれてるだろうし。




「――あ。ポーションってことは、材料さえ揃えば職業『研究者』や『製薬』スキルでも作れるって事? これ幾つかオークションに出して注目を集めてから『研究者』募って研究開発して、製薬会社『ゆるねこ印』で特許取って安価で流通させても良いです?」


ぞくっとした。ダメらしい。


そこは“神の領域”に触れるのかと、断念。基準が分からない。


人間が大きく“理”を歪めるポーションを作る事は、どうやら許されないらしい。通りで高級ポーションの開発が失敗している訳だ。


もしかしたら……




“人類”が作れる副作用無しのポーションは、医療技術の少しだけ先がボーダーライン?


だとしたら……




「じゃあ視力が0.1改善したり、近視・遠視・乱視のピント調整が改善するポーションの開発は? ハンターには視力も必要ですし。視力改善は1本10万、ピント調整は20万とか。効果期間は……1ヶ月間ですかね。視力に関する手術があるんだから、その程度なら“神の領域”を侵す事にはならないですよね。特許は?」


嫌な予感も悪寒もしない。“それ”で良いらしい。


それでも、保険。


「売り出すなら依頼も来るでしょうし、それこそ諸々の完治ポーションを求められるかと。その場合は先着で順番待ちさせてドロップに頼ります。『収集家』がドロップに頼るのは当然で、最初に公言しておけば余計な詮索は少ないかと。どうです?」


嫌な予感もしない。許されたと、判断。


確認の為にスライムを討伐すると、視力改善ポーションがドロップ。1ヶ月間+0.1の。次に討伐したら、ピント調整改善ポーション。これを参考に研究開発をしろ、と云う事だろう。


続けてスライムを討伐していくと、幾つかのドライアイ完治とピント調整完治ポーションがドロップ。自分の分を使っても初期費用としては充分過ぎる量。


どうにも……「絶対に稼がせてやる」と云う強い意志を感じる。どうやら『研究者』へ月120万エンの給料+年2回のボーナスを払う予定も見透かされているらしい。


因みに。『システム』により所得税は“無駄な税金”と判断され廃止。ツバキとしては技術者へ正当な報酬を渡せると、とても上機嫌。


「あの、神様。スキルカードで困る程に稼がせてもらったので、程々で良いですよ。使い切れなくて経済停滞させるのも申し訳ないですから」


数秒……してから悪寒がしたので潔く諦めた。それでもちょっと悩ませたらしい。なんかごめん。




あ、そうだ。


このポーションで視力もピント調整も回復してドライアイも完治したし、ちょっとお高い車でも買うか。


どうせならキャンピングカーも買ってカスタムしよう。広い庭があるから自宅キャンプ楽しめて、災害時の独自避難所にもなるし。


いやまじでお金が減らないんだが。


あー……こんな時は友人と旅行やテーマパーク巡りが一番だろうけど、毒親に嗅ぎ付けられるから友人とは全員縁を切ったんだよね。実際に「両親と話し合えば分かり合えるよ!」とか宣って私の居場所をチクった脳足りんの偽善者も居たし。最後の情報ではそいつ、私の両親から寄生されてたらしいけど。ざまあ。


親友には全部話して、私の両親の毒親っぷりを知ってるから「親殺す前に全力で逃げろ」って言ってくれたから感謝してます。それから一切連絡は取ってないけど、本当に良い親友を持った。


あの子が幸せに過ごせていますように。




両親から逃げているので、親友が幸せに過ごしているかすらも確認出来ない。しかし歯痒さも無く、オークション終了の通知にボードを開く。


「ガチ勢、怖過ぎて逆に慣れて来た」


諦めの色を滲ませた呟きを溢し、様々なスキルカードを落札者へ送付。数分後に送られて来る怒涛の感謝メッセージに備えて通知をサイレントモードに切り替え、本日最後となる2匹のスライムを討伐。


「………………」


ドロップしたスキルカード2枚に茫然自失となったのも無理もない。




【完全無詠唱】

詠唱・魔法名省略で魔法の発動が可能。

MP消費1.2倍。

MP値+500。


【四大属性魔法】

火・水・土・風の四大属性魔法の発動が可能。

MP値+1000。




「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい何かでお金使いますから『大賢者』固有スキルは出さないで下さい、いやこれどうすりゃ良いのオークション出さなきゃなの出せって事ですよね分かってます出します許して」


“神の理不尽さ”を身を以て体験した彼女は、のそのそとアイテムボックスに収納して出入り口へと向かった。


早く帰って思いっきり泣きたい。











「只今速報が入りました。先程日本時間17時に『四大属性魔法』のスキルカードがオークションにて出品されました。『イグドラシル・システム』によると条件不明の進化職業『大賢者』の固有スキルであり、現在『大賢者』の職業を持つ者は確認されておりません。これにより日本政府が入札する声明文を発表し、……続けて速報です。各国政府が入札の声明文を発表しました。繰り返します――」


繰り返さないで……と顔を覆いさめざめと泣くツバキは、もうどうにでもなれ。と半ば自暴自棄でドライアイ完治ポーションをオークションに出品しようとして、……待てよ。




これ出したら製薬会社立ち上げた時に、オークションIDから『ゆるねこ印』=スキルカード大量出品だと確定されるんじゃ。


やだやだ怖い怖い絶対拉致される『自動結界』あるから大丈夫だけど、それでも平穏ライフの危機。


……代わりにオークション出品してくれて会社立ち上げて私の事情を完全秘匿してくれる協力者、探さないとか。


いやそれこそ無理ゲー過ぎんか。




漸くその事実に気付き、がくりと項垂れた。





閲覧ありがとうございます。

気に入ったら↓の☆をぽちっとする序でに、リアクションやブクマお願いしますー。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ