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週休二日の裁量労働制って本当ですか?  ~異世界は後輩といっしょ~  作者: 事業開発室長
いざ、ドラゴンの里へ

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14-2「人造生命体、量産?」

『人造生命体を移動砲台にされるとは・・・・・

想定外です』

こっちだって普通のゴーレムじゃないのは想定外だよ

ただ、ポンコツだったら洒落にならないけど弥生さん謹製なんだから大丈夫だよね?

『もちろん!

ドラゴンにも勝てますよ』

シャールカーニがお怒りになりそうですよ?

『一度解らせているから大丈夫です』


メイドさんが目を開ける

『はじめまして、ご主人様(マスター)

スカートをつまんで持ち上げ膝を軽く曲げて会釈をする

典型的なメイドさんのご挨拶だ


「はじめまして

君は自分がどこの誰かわかってるのかな?」

「はいっ

ご主人様(マスター)に作って頂いた人造生命体メイドでございます」

メイド、って自覚させてるのかよ

『生まれついてのメイドってなかなか見かけませんよね?』

いや、私はコスプレ以外でメイドさん自体見たことないんですけどなんで詳しいの?

『そこは秘密です』


「ところで、名前はあるのかな?」

「いいえ、ございません」

付けておいてくれると助かったんだけどね


「出来ることってなにがあるのだろう?」

顎下に人差し指を当て、少し首をかしげて考える

「畑仕事一式と家事全般でしょうか

あとは個体名弥生さんからダウンロードしたデータに基づく行動全般、ですね」

「戦闘も可能ってこと?」

「当然実戦経験は皆無ですが、ご主人様(マスター)方が経験した戦闘についてはデータ化されて分析完了したものからダウンロードして蓄積しています」

やべぇ戦闘サイボーグ作ってるじゃん


『いいえ、戦闘サイボーグではありません

人体を模していますのでほぼ人と変わりません

猪人、龍神族、闇森人との戦闘データと収集した細胞を分析して反映していますので肉体的にはドラゴン以上の強度と体力、潜在能力があります

しかし、あくまで人造生命体としているので人体との差異はあります』


嘘だろ?どこぞの研究所みたいなことしてるじゃないかよ

前に魔術で生命作れないって言ってたじゃない?

『ダイヤモンドと人造ダイヤモンドが違うものとして扱われるのと同じく、人造生命体だからセーフです』

お願いだからやりすぎて神罰が下るようなことはしないでね


想定外な出来事に、メイドさんを連れて一度みんなのところに戻ろうとして視線に気が付いた

ここは管理棟2Fの空きフロア

気が付くと歩くスロープの降り口にみんなが居た


「先輩、とうとうメイドを作るまで拗らせたんですね」

もはや後ろに仁王様が見えるくらいの気迫がひしひしと伝わってくる


説明するも、弥生さんの存在は未だ秘匿しているので言い訳に苦労する

「本当に作ったらこの姿だったんですかぁ~~~?」

ただ一人、存在を知ってるはずの阿部ちゃんが突っ込むのはおかしいのだが


女子全員でメイドさんを見て回ってる

いろいろ聞かれたりして戸惑っているが、流石生まれながらのメイドだけあって対応が一流に見える


ところで私が出来るってことは阿部ちゃんだって出来るはず、だよね?

てなことで、彼女には里に配置する遊撃部隊として30人作ってもらおう


出来るのかって?

葉月さんもほぼ同じ経験してるのだから出来ないわけがない、よね?

『そのはずです』


阿部ちゃんを呼んで依頼をする

トータル31人の戦うメイド隊

各里に2名ずつフル武装して配備

残る15名のうち3名はこの町での遊撃、1名は司令塔として町の管理棟最上階で総合指揮を執ってもらおう

11名は交代要員として休息してもらうローテーションだ


作成数もだけど、メイド=人造生命体を作ることにもびっくりしている

「基本、私が魔術で出来ることは阿部ちゃんもできるらしいよ」

「ほっほぅ、では武器なんかも作れる、ってことですね」

やる気満々じゃないか

「でも、30人って多くないですか?」

いくら人造生命体って言ったって24時間休みなく働いたら疲れてしまうだろう

「過労でダウンしたら管理責任問われますものね」

『人造生命体にそこまで配慮されるとは』

いや、あそこまで行けば人と変わらんよ


もしかして魔素吸収は食事とか言わないよ、ね?

『え?』

理解したよね、今の話

『魔素吸収の効率が最も良いのは食事ですよ、当然です』

まさかと思うけど?

『ドラゴン同様食事は全て魔素として還元され魔素貯蔵庫に蓄積・利用されます』

弥生さん、恐ろしい子

よし、交代要員11名を8名に減らして、その3名はここで調理もやってもらおうか


弥生さんから指示があった

「阿部ちゃん?

手、貸してくれる?」

「ん?どうぞ?」

軽く握る

「あらまぁ、このままどこか連れていかれるんでしょうか、私?」

おふざけされてらっしゃる


弥生さん曰く、葉月さんと直接会話を試みて人造生命体の作成データを渡したいそうだ

量産するのに先行量産品のデータを元にすれば設計も早いし、同じスペックを持たせることが出来るってわけだ

体の接触を通じて生体電気使ってデータ通信するって、よく考えるものだ


渡されたデータを解析し終わったらしい葉月さんのGOサインがでたのか、離した手を体の前にかざした阿部ちゃんが魔術を発動する


製作:(クリエイト:)人造(キュスティリッヒ)生命体(レーベンフォルム)


1名分、ちゃんと人型に出来上がっている

先程のと違うのは少し背が小さいくらいだ

こちらも完璧なメイドスタイル


「おかしいですよ先輩!

ちゃんと()()()魔法少女をイメージしたのになんでかメイド服でおっきいおしりとおっぱいの娘ができてますよ!」

葉月さんも弥生さんと同じことしたんだね、多分


ところで君、あとで説教だよ

ほぼ女子の仲間内とはいえ女の子がでかい声でおっぱいとかいうんじゃありません

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